IMS 印刷

IMS データベース内の全セグメントのデータ、または指定したビューで選択されているセグメントのデータのみを印刷するには、「IMS 印刷」ユーティリティー機能を使用します。

セグメントを印刷する形式として「文字」または「16 進」を選択できます。 ビューを指定した場合は、「文字」、「16 進」、「単一」、または「表」を選択できます。

印刷が正常に完了すると、Eclipse エディターに出力が表示されます。

このページでは、フィールドからバッチ・パラメーターへのマッピングと、その他の注意事項について説明します。 詳しくは、「IBM File Manager® Users Guide and Reference for IMS Data」を参照してください。

基本設定

サブシステム - 右側にある検索ボタンを使用して IMS サブシステムを指定できます。 ここで、フィールドの右側にある編集ボタンをクリックして、サブシステムの構成を編集することもできます。

領域タイプ - 機能を実行する領域のタイプを指定します。 BMP を使用するには、データベースがオンラインでなければなりません。 データベースがオフラインである場合、またはデータ共有サポートがある場合は、DLI を使用できます。 どちらのオプションも、システム管理者が File Manager のインストール・オプションで無効にできます。 バッチ・パラメーター: REGNTYPE

モード - PSB 内の既存 PCB を使用して印刷するセグメントを指定する (静的) か、入力されたデータベースの PCB を File Manager for z/OS が動的に作成する (動的) かを指定します。 どちらのオプションも、システム管理者が File Manager のインストール・オプションで無効にできます。 バッチ・パラメーター: PSBTYPE

ビューを使用 - ビューを使用したい場合は、印刷で使用するビューを含むデータ・セットの名前を指定します。 PDS またはライブラリー・データ・セットの場合は、メンバーも指定する必要があります。 バッチ・パラメーター名: VIEW、VIEWDSN

印刷フォーマット - 印刷に使用する印刷フォーマットを指定します。 「文字」 は、行当りに 1 セットのセグメントを印刷します。 「16 進」 は、1 セットのセグメントを 3 行にわたって印刷し、最終 2 行は 16 進表記になります。 「単一」 は、指定されたビューを使用して、セグメントの各セットを、フィールドごとに改行されるようにフォーマット設定します。 「表」 は、セグメントの各セットを個別の行に印刷しますが、ビューで指定されたフィールドは表形式の列として使用されます。 バッチ・パラメーター: PRTFORM

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処理オプション

キー範囲 - 印刷を特定範囲のキー値を持つセグメントに限定したい場合は、ここにキー値の範囲を指定します。 開始キーと終了キーをコンマで区切って指定する必要があります。 各キーには個別に 16 進エスケープ (例えば X'4040') または大/小文字のエスケープ (例えば C'Aa') を使用でき、コンマを含むキー値にはこれらのいずれかを使用する必要があります。 バッチ・パラメーター: KEYRANGE

キー・リスト - 印刷を特定のキー値セットを持つセグメントに限定したい場合は、ここにキーのセットを指定します。 複数のキー値を指定する場合は、コンマを使用して各キー値を区切ります。 各キーには個別に 16 進エスケープ (例えば X'4040') または大/小文字のエスケープ (例えば C'Aa') を使用でき、コンマを含むキー値にはこれらのいずれかを使用する必要があります。 バッチ・パラメーター: KEYLIST

キー・ファイル - 印刷を特定のキー値セットを持つセグメントに限定したい場合で、かつ印刷したいレコードのルート・セグメントの値を含むデータ・セットまたはメンバーを持っている場合は、ここにそのデータ・セット (およびオプションでメンバー) の名前を指定します。 バッチ・パラメーター: KEYEXT、バッチ DD: KEYSFILE

最大ルート・セグメント数: - 抽出するセグメントの最大数を特定の値に制限したい場合は、ここに最大数を入力します。 バッチ・パラメーター: MAXROOTS

データベース・データ・セットの編集 - 「モード」「動的」 に設定されている場合に、このボックスにチェック・マークを付けると、印刷を実行する前に、入力されたデータベース名のデータベース・データ・セットを編集できます。 チェック・マークを付けると、これらのデータ・セットを編集できる別個のダイアログが表示されます。 データベースおよびサブシステムに対して行った変更は、それらのデータベースおよびサブシステムで維持されます。 このオプションは、システム管理者が、データ・セットの動的割り振りを使用するように、選択された IMS サブシステムのインストール・オプションを構成した場合、または入力されたデータベースが HALDB である場合は、効力がありません。 バッチ・パラメーター: DBDDSN1、DBDDSN2、...DBDDSN6

処理オプション間の相互作用: - 印刷するセグメントの最終セットは、キー範囲、キー・リスト、およびキー・ファイルがカバーする全セグメントのセット (重複が削除された結合体) になります。

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