同じ IPIC 接続を経由するタスクの表示

トランザクション・トラッキングを使用して、同じ IPIC 接続を経由するすべてのアクティブ・タスクを識別することができます。 これは、以前のタスクが迅速に完了されていないため、特定の IPIC 接続でキューに入れられるトランザクションが多数存在するという問題が発生する場合に役立ちます。 この検索を使用して、アクティブ・タスクのリストを取得し、応答を停止したタスクを識別することができます。

このタスクについて

この手順では、同じ IPIC 接続を経由するすべてのタスクを識別する方法について説明します。 検索では、この IPCONN が適用されるホスト (またはクライアント) の解決済み IPv4 あるいは IPv6 アドレスを使用します。

手順

「IPIC 接続」ビューを開き、IPIC 接続を見つけます。 IPIC 接続を右クリックして、「検索」>「IPresolved からのタスク (Tasks from IPresolved)」をクリックします。

タスクの結果

「検索」ビューに結果が表示されます。 ビューには、クライアント IP アドレス (この場合は、タスクを開始した IPCONN クライアント) から発生した現在アクティブなすべてのタスクが表示されます。 IP アドレスは、ビュー・タブの下のビュー状況フィールドに示されています。

注: 複数の CICS 領域で同じ IP アドレスを共有することができます。 そのため、ターゲットの IPIC 接続を経由してきたのではなく、同じ IP アドレスを持つ別の CICS 領域から IPIC 接続を経由してきたタスクを、検索結果によって識別できる可能性もあります。

「検索」ビューの画面取り。
選択したクライアント IP アドレスからのタスクが表示されています。
IP アドレスは、ビュー・タブの下のビュー状況フィールドに示されています。

「再検索 (Search again)」アイコン「再検索 (Search again)」アイコンをクリックするか、あるいは「F5」をクリックすることによって、検索を実行できます。

トランザクション・トラッキングについて詳しくは、CICS TS 4.2 インフォメーション・センターにある Transaction tracking のトピックを参照してください。