EP アダプター仕様を収容する EP アダプター・ファイルを CICS® バンドル・プロジェクトに作成します。
EP アダプターが独自のリソースとしてインストールされると、別の EP アダプター構成や、全く別の EP アダプターを使用するようにイベントを簡単に切り替えたり、同じイベントを複数の宛先に送信したりすることもできます。
このタスクについて
EP アダプター仕様は、1 つの EP アダプターを CICS に定義する XML 定義です。
EP アダプターは、アダプターおよびディスパッチャー情報で構成されています。
EP アダプターを使用して、イベント出力を構成します。
EP アダプターを独自のリソースとしてインストールしたい場合があります。
以下に例を示します。
- テスト環境でいくつかのイベントが作成され、WebSphere® MQ キューを使用して WebSphere ビジネス・イベントに送信された場合。
ここで、これらのイベントを実動にデプロイしたいと思いますが、実稼働環境では、別の WebSphere MQ キューを使用してこれらのイベントを出力する必要があります。
分離 EP アダプター構成を使用すると、イベント仕様や関連するキャプチャー仕様を変更せずにキュー名を変更することができます。
- いくつかのイベントが HTTP EP アダプターを使用して出力されたものの、イベントのボリュームと頑強性に対する要件によると、WebSphere MQ を使用するほうが良いと考えられる場合。
分離 EP アダプター構成を使用すると、イベント仕様を変更せずに EP アダプターを変更することができます。
注: 分離 EP アダプター構成を使用すると、イベント・バインディング間で簡単にその構成を共有でき、管理するリソースは 1 つだけになります。イベント・バインディングに組み込まれた EP アダプター構成を指定すると、CICS によってイベント・バインディングと同じ名前で EPADAPTER リソースが作成されます。
この EP アダプターは、「EP アダプター」パネルの「アダプター」タブで構成します。
システム・プログラマーとして、出力するイベント・データの構成値を設定してください。
イベント処理時に必要なデータの各項目について、このステップを繰り返します。