CICS® Performance Analyzer for z/OS® によって生成され、DB2® データベースに保管されたパフォーマンス・データを分析できます。
データを分析するには、その前に、データベースに接続するための情報を入力し、
その接続を認証する資格情報に、その接続を関連付けてください。
始める前に
CICS PA のデータが保管されるデータベースへの接続に関する詳細情報を用意し、適切なレベルの権限を持ち、会社のネットワークに接続している必要があります。
適切な資格情報、つまり CICS PA のデータが保管されるデータベースへの接続の認証に使用する情報のセットが必要となります。
資格情報の作成方法について詳しくは、
「CICS Explorer® ユーザー・ガイド」の接続資格情報の定義を参照してください。
このタスクについて
以下の手順では、新しい CICS PA データベース接続を構成する方法について説明します。
あるいは、中央の場所から共用接続定義を、または別のユーザーから接続定義をロードもしくはインポートすることもできます。
詳しくは、「CICS Explorer ユーザー・ガイド」の共用接続定義の使用を参照してください。
手順
- ワークベンチ・メニューでをクリックします。 「ホスト接続」ビューが表示されます。
- 接続タイプのリストで、「Performance Analyzer」を選択して、「追加」をクリックします。
- 「Performance Analyzer 接続の追加 (Add Performance Analyzer Connection)」ウィンドウで、
システム管理者またはデータベース管理者が指定した詳細をフィールドに入力します。
オプション |
説明 |
Name |
このデータベース接続に指定するローカル名。
他のデータベース接続と区別するためにこの名前を使用します。 |
Host name |
データベース・サーバーの TCP/IP ホスト名 |
Port Number |
サーバーへのアクセスに使用されるポート。デフォルトでは、z/OS 上の DB2 はポート 448 で接続を listen します。 |
Secure connection (TLS/SSL) |
接続で SSL セキュリティーを使用するには、このチェック・ボックスを選択します。 |
DB2 Location |
サーバー上の DB2 の場所の名前。 |
DB2 Schema (Qualifier) |
データベースに使用されるスキーマ名の修飾子。この名前は、CICS PA がインストールされるときに指定されます (例えば、CICSPA52)。 |
- 以下のいずれかを実行します。
- 構成を保管してすぐに接続するには、「保存して接続する」をクリックします。
「サインオン」ウィンドウで、接続に関連付けるユーザー資格情報を選択して、「OK」をクリックします。
新しい接続が「ホスト接続」ビューに示されます。
接続に関連付けられた資格情報は、接続名の後ろに大括弧で示されています。
- 接続しないで構成を保管するには、「保存して閉じる」をクリックします。
オプションで、資格情報を接続に関連付けます。
接続名を右クリックしてから、「資格情報の設定」をクリックして使用可能な資格情報を表示し、
必要な資格情報をクリックします。
この時点で資格情報を接続に関連付けない場合、接続を開始するときに、資格情報を尋ねるプロンプトが出されます。
後で接続を開始するには、「ホスト接続」ビューのリストから接続を選択してから、「接続」をクリックします。
タスクの結果
接続を開始し、接続に成功すると、CICS Explorer ステータス・バーにメッセージが表示され、接続アイコンが緑色になります。
これで、分析のためにデータを選択できるようになりました。
接続に失敗すると、CICS Explorer ステータス・バーにエラー・メッセージが表示されます。
メッセージの情報を使用して、フィールドの値を確認し、エラーがあれば訂正し、接続を再試行してください。
次のタスク
接続をエクスポートして、バックアップを作成したり、それらを他のユーザーと共用したりすることができます。
「ホスト接続」ビューのツールバーで、
「接続をファイルにエクスポート」アイコン
をクリックし、必要なパス名とファイル名を入力します。
デフォルトのファイル・タイプは pref です。