レポートのフィルタリング

「レポート」ビューでは、レポート・カテゴリー、レポート・タイプ、または入力データの列を基準にしたフィルター操作によって、表示されるレポートのタイプを制限することができます。

このタスクについて

CICS® PA は、CICS Transaction Server のパフォーマンスに関するさまざまなレポートと抽出データを生成します。 これらは、パフォーマンスを調整して管理することに加え、将来の利用に備えてキャパシティーを計画するのに役立ちます。 デフォルトでは、すべてのレポート・タイプが「レポート」ビューに表示されます。

必要なレポートのみが表示されるように、レポート・タイプのフィルター操作を行うことができます。

手順

  1. 「レポート」ビューのツールバーにある「メニューの表示 (View Menu)」アイコン 「メニューの表示 (View Menu)」アイコン をクリックします。
  2. レポート・カテゴリーを基準にフィルター操作を行うには、「レポート・カテゴリー・フィルター」をクリックします。ダイアログを使用して必要なカテゴリーを選択し、「OK」をクリックします。 カテゴリーは、「CICS SMF レコード (CICS SMF Records)」ビューの「CICS SMF テーブル (CICS SMF Tables)」タブにリストされたカテゴリーに対応しています。カテゴリーについて詳しくは、CICS Performance Analyzer 製品情報で、CICS PA によって使用される SMF データに関する情報を参照してください。
    「データ・カテゴリー・フィルター」ウィンドウ
  3. レポート・タイプを基準にフィルター操作を行うには、「レポート・タイプ・フィルター」をクリックします。ダイアログを使用して必要なレポート・タイプを選択し、「OK」をクリックします。 以下のレポート・タイプを選択することができます。
    • 「Ranging」レポートでは、データが棒グラフで表示されます。
    • 「Stat table link」レポートでは、ある表のデータを別の表にリンクします。
    • 「Timeline」レポートでは、時間の経過に応じたレコードの変化が表示されます。
    • 「Detail」レポートでは、データが円グラフで表示されます。
    「レポート・タイプ・フィルター」ウィンドウ
  4. 入力データの列を基準にフィルター操作を行うには、「統計入力列フィルター」をクリックします。ダイアログを使用して必要なリソースを選択し、「OK」をクリックします。 各レポートはいくつかの特定の入力フィールドを使用して実行されます。これらのフィールドは表の個々のデータ列に関連しており、表から表に値をリンクします。 例えば、プログラム名が入った表は、同じくプログラム名に関する情報が入った別の表へリンクすることができます。それらのプログラムが同じ場合、リンクが設定されます。一部のデータ列は、特定のインストール済み環境では関係ない可能性があるため、リソース・パラメーターとして個々の列を除外することができます。その結果、これらの列に基づくレポートは、フィルター操作によって「レポート」ビューから除外されます。
    「統計入力列フィルター」ウィンドウ