データ選択の絞り込み

さまざまなフィルターを適用することにより、返されるレコードの数を制限できます。

このタスクについて

さまざまなフィルターや他のツールを適用することにより、「Records」ビューのデータ量を減らすことができます。
  • 前日、前週、前月、前四半期、または前年のレコードだけを選択する。
  • 指定する日時に基づいてレコードを選択する。
  • アプリケーション ID でフィルタリングする。ワイルドカードを使用できます。
  • トランザクション ID でフィルタリングする。ワイルドカードを使用できます。
  • フリー・フォーム・フィルターを書き込む。
  • 単一または複数のトランザクション ID を選択する。
  • 単一のパフォーマンス要約レポートを選択する。
  • いずれかのデータ列を基準にしてリストをソートする。
  • ソート後に表示されるレコードの数を制限する。

「Applid」または「Transaction ID」のフィルター・フィールドを使用して、レコードの数を特定のアプリケーション ID またはトランザクション ID に制限できます。 「Transactions」ビューで 1 つ以上のトランザクション ID を選択することにより (Ctrl キーを押しながら選択)、データをさらに絞り込むことができます。

フィルターが適用された「Records」ビュー

手順

以下のステップはすべてオプションです。 必要なデータ・サブセットが得られるステップのみ選択してください。

  1. 対象とする日付または時刻の期間を設定します。
    1. 日、週、月、四半期、または年のレコードのみリストするには、「Date selection tool」
      日付選択メニュー
      の右にある矢印をクリックします。 必要な期間を選択し、「OK」をクリックします。 その時間枠と一致するレコードが「Sheet」ビューに表示されます。
    2. より厳密な期間を選択するには、「Date selection tool」日時選択ツール をクリックします。 日付選択ダイアログが開きます。
      日時選択ダイアログ
      日時の値を選択し、「OK」をクリックします。
      「Sheet」ビューが更新されます。
  2. アプリケーション名のサブセットのみにデータを制限するには、「Applid」フィルター・フィールドにアプリケーション名のすべてまたは一部を入力し、「Apply filter」Apply filter をクリックします。 名前にワイルドカードを使用できます。 アプリケーション ID のリストが更新されます。
  3. トランザクション名のサブセットのみにデータを制限するには、「Transaction ID」フィルター・フィールドにトランザクション名のすべてまたは一部を入力し、「Apply filter」Apply filter をクリックします。 名前にワイルドカードを使用できます。 トランザクション ID のリストが更新されます。
  4. フリー・フォーム・フィルターを書くことができます。
    1. 「Sheet」ビューの右上隅に、「Data filters」ツールがあります。 このフィールドをクリックすると、カーソルがそこに移動します。 この状態になると、そのフィールドにフリー・フォーム・フィルターを直接書き込むことができます。 例えば、transaction ID != C* と入力すると、CICS® 以外のトランザクションだけが表示されます。 Ctrl+スペースを押すことで、フィルターで使用できるすべてのフィールドのリストを表示できます。
      フリー・フォーム・フィルター・ツール
    2. 必要なフィールドをダブルクリックします。 もう一度 Ctrl+スペースを押し、リストから演算子を選択します。 適切な値を入力して、「Apply filter」Apply filter をクリックします。
    3. 直接入力するか、Ctrl+スペースを押してメニューから選択することにより、他のフィールドと値をフィルターに追加します。
    4. フィルターをレイアウトと共に保存できます。 フィルター・ツールの右にある下矢印をクリックして「View」メニューを開きます。 「Save Layout As...」を選択します。 「Save layout」ダイアログで、「Include current filter」にチェック・マークを付けます。
  5. 列ヘッダーをクリックすると、その列のデータが昇順にソートされます。 列ヘッダーをもう一度クリックすると、降順にソートされます。 もう一度クリックすると、ソートが解除されて発生順のリストに戻ります。 返されるレコードの数をパラメーター・ダイアログで設定できます。 「Windows」 > 「Preferences」 > 「CICS Performance Analyzer」 > 「Database Retrieval Parameters」をクリックし、25 から 10,000 までの範囲の値を選択して、「OK」をクリックします。 例えば、20 を選択した場合は、その後で列ヘッダーの QR TCB dispatch count average を 2 回クリックすると、QR TCB ディスパッチ数の多い上位 20 レコードが「Sheet」ビューに表示されます。 別の列でソートすると、照会が再び実行されて、新しいデータ・サブセットの上位 20 レコードが表示されます。 「Sheet」ビューの右上にある「Clear sort」ツール 「Clear sort」ツール をクリックすることにより、ソートをクリアできます。 列のカスタマイズ、列幅の等化、およびレイアウトの保存と適用については、「Sheet」ビューを参照してください。
  6. 単一のパフォーマンス要約レポートからデータを調べるには、そのレポートを「Performance Summary」ツリーから選択します。 「Sheet」ビューのレコードのリストが更新されます。
    注: 表示の対象としてパフォーマンス要約レポートを選択すると、「ApplID」および「Transaction ID」で指定した値は無視されますが、その場合でも「Sheet」ビューでフィルターを使用できます。