CICS® PA は、CICS® Transaction Server (CICS TS) のパフォーマンスに関するさまざまなレポートと抽出データを生成します。
これらは、パフォーマンスを調整して管理することに加え、将来の利用に備えたキャパシティーを計画するのに役立ちます。
「Reports」ビューでは、フィルター操作によってどのタイプのレポートを表示するかを選択できます。
レポートの表示では以下のフィルターを使用できます。
- Report category
- Statistics input column
- Report type
- レポートをフィルタリングするには、「Reports」タブの「View」メニューをクリックします。

Report category filter
「Report category filter」を使用して、表示するレポートのカテゴリーを定義できます。Report category filter は「Table selection」ダイアログで選択した項目を相互に関連付けます。例えば、パフォーマンス要約表のみを使用する場合、「Transaction performance」見出しを選択します。Transactions と Programs に関連した統計など、特定のカテゴリーの統計表を抽出する場合は、それら 2 つのカテゴリーを選択します。

Statistics input column filter
「Statistics input column filter」を使用して、表の中のどの列を表示するかを定義できます。
各レポートはいくつかの特定の入力フィールドを使用して実行されます。これらのフィールドは表内の個々のデータ列に関連しており、表から表に値をリンクします。
例えば、プログラム名が入った表は、同じくプログラム名に関する情報が入った別の表へリンクすることができます。それらのプログラムが同じ場合、リンクが設定されます。記述される一部の列 Resources は、特定のインストール済み環境では必要ない場合があるため、一部の列はレポート・パラメーターから除外できます。その結果、除外されたパラメーターに基づくレポートは、「Reports」ビューには表示されません。

Report type filter
「Report type filter」を使用して、表示するレポートのタイプを定義できます。以下に示す 4 つのレポート・タイプがあります。
- 「Ranging」レポートでは、データが棒グラフで表示されます。
- 「Stat table link」レポートでは、ある表のデータを別の表にリンクします。
- 「Timeline」レポートでは、時間の経過に応じたレコードの変化が表示されます。
- 「Detail」レポートでは、データが円グラフで表示されます。
