「領域」ビュー

「領域」ビューには、CICS® IA Collector が検出した、 現在のコレクター ID に対するすべての CICS 領域が表示されます。 情報の表示内容を調整するために、このデータをフィルターに掛けることができます。

選択した領域についての情報は、「プロパティー」ビューに表示されます (「プロパティー」ビューを開くには、「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「プロパティー」をクリックします)。

ツールバー

ツールバーのテキスト・フィールドを使用して、リスト内の領域をフィルターに掛けることができます。 ワイルドカードとして、アスタリスク (*) を使用できます。テキスト・フィールドに設定したフィルターを適用するには、Enter キーを押します。 画面取りの例ではフィルター IYDZ* が使用されており、 IYDZ で始まる名前のすべての領域が表示されています。

フィルターに掛けられた領域のリストが含まれている「領域」ビューの画面取り。

ツールバーにある以下のアイコンを使用できます。
  • 「前の検索」アイコン 「前の検索」アイコン。 前のフィルター値を表示したり選択したりします。
  • 「コレクター状況の最新表示」アイコン 「コレクター状況の最新表示」アイコン。 領域の状況を更新します。 このボタンをクリックすると、要求が現在アクティブなコレクター接続に送信され、対応するコレクター接続で定義されている領域のインディケーターが更新されます。

メニュー

「領域」ビューのポップアップ・メニューを使用して、選択した領域に関する追加の情報を表示します。 詳しく調べる領域を右クリックして、メニューからオプションを選択します。

「領域」ビューのポップアップ・メニューの画面取り。
以下のメニュー・オプションが選択可能です。
  • 「リソースの表示」。 選択した領域のためのリソースを「リソースの表示」ビューに表示します。
  • 「マップの表示」。選択した領域のための MAP リソース・タイプを「リソースの表示」ビューに表示します。
  • 「ファイルの表示」。選択した領域のための FILE リソース・タイプを「リソースの表示」ビューに表示します。
  • 「一時ストレージの表示」。選択した領域のための TSQUEUE リソース・タイプを「リソースの表示」ビューに表示します。
  • 「一時データの表示」。選択した領域のための TDQUEUE リソース・タイプを「リソースの表示」ビューに表示します。
  • 「レポート」 > 「アフィニティー・レポート」。 必要な領域のアフィニティー・レポートを作成して、そのレポートを「レポート・エクスプローラー」ビューに表示します。
  • 「レポート」 > 「スレッド・セーフ・レポート」。 選択した領域内のプログラムのスレッド・セーフ実行に関するレポートを作成して、 それらを「レポート」ビューに表示します。
  • 「視覚化」。選択した領域内のプログラムとトランザクションをグループとして「リソースの視覚化」ビューに表示します。
  • 「タイプ別のアフィニティーの表示」。サブメニューからアフィニティー・グループ・タイプを選択して、 選択した領域内にある、潜在的なアフィニティーを持つリソースを「アフィニティー」ビューに表示します。
  • 「使用されるトランザクション」。選択した領域で使用されるトランザクションを「トランザクション」ビューに表示します。
  • 「使用されるプログラム」。選択した領域で使用されるプログラムを「プログラム」ビューに表示します。
  • 「使用される Web サービス」。選択した領域で使用される Web サービスを「Web サービス」ビューに表示します。
  • 「コレクター」。選択した領域で CICS IA コレクター・サービスが使用可能な場合、 サブメニューのオプションを使用して、コレクター・サービスを開始、停止、一時停止、または継続します。 領域アイコンは、現在の状態を示すように更新されます。 例えば、「開始」を選択した場合、領域アイコンの円が緑色に変更されます。

コレクターの状態

「領域」ビューは、 どの領域で CICS IA コレクター・サービスが使用可能であるかを示します。 現在適用可能な IA コレクター接続がある場合、各領域アイコンの色付きの円は、 そのコレクターでの領域の状態を次のように示します。
  • 緑色: 領域のコレクターの状態は RUNNING です。
  • 黄色: 領域のコレクターの状態は PAUSED です。
  • 赤色: 領域のコレクターの状態は STOPPED です。
  • 灰色: 領域のコレクターの状態を判別できません。 例えば、コレクター接続が使用不可である場合、あるいはコレクター接続がアクティブであるものの、そのように定義された領域がない場合などです。