CICS Explorer との統合

CICS® IA プラグインが CICS Explorer® にインストールされている場合に CICS IA によってサポートされている操作可能なリソースや定義を右クリックすると、「依存関係」メニュー・オプションが選択可能になります。 このメニューを使用して、CICS Explorer ビューから CICS IA プラグインのプロパティーにアクセスすることができます。

CICS Explorer フレームワークに 1 つ以上のプラグインがインストールされた場合は、それらのプラグインに関連付けられているメニュー・オプションを、CICS Explorer ビューから使用できます。 プラグインのプロパティーを使用するために、プラグイン・パースペクティブに変更する必要はありません。

例えば、次の CICS Explorer パースペクティブの例では、「CICSPlex® Explorer」ビューに CICSPlex 内のすべての CICS 領域がリストされており、その CICSplex 内の 6 個の CICS 領域のうちの 3 つがアクティブであることを示しています。 アクティブな CICS 領域のうちの 3 つに「CICS IA」アイコン CICS IA 領域アイコン のフラグが設定されていますが、これは CICS IA によってサポートされている CICS 領域であることを示しています。 CICS Explorer の「領域」ビューには、選択された CSYSPLX01 内のアクティブな CICS 領域が表示されています。CICS IA の「領域」ビュー (CICS IA 領域アイコン アイコンで識別できる) には、CICS IA によって収集された CICS 領域情報が表示されます。 CICS IA ビューの CICS 領域 ID は、CICSplex Explorer ビューの括弧内の CICS 領域名と一致します。

CICS Explorer パースペクティブの画面取り

CICS IA プラグインが DB2® データベースに接続されていると、リソースのタイプに関連したオプションが「依存関係」メニューに表示されます。 CICS IA プラグインが接続されていない場合、「接続なし」オプションが選択不可の状態で「依存関係」メニューに表示されます。 接続について詳しくは、CICS IA システム接続の構成を参照してください。

以下の例は、選択可能なさまざまな CICS IA の「依存関係」メニュー・オプションを示しています。

「領域」ビューの「依存関係」メニュー

「領域で使用」、「アプリケーションで使用」、「プログラムで使用」、および「トランザクションで使用」メニュー・オプションの画面取り。

「タスク」ビューの「依存関係」メニュー

「使用リソース」、「領域で使用」、「アプリケーションで使用」、「プログラムで使用」、「トランザクションで使用」、および「実行の表示」メニュー・オプションの画面取り。

「トランザクション」ビューの「依存関係」メニュー

「使用リソース」、「領域で使用」、「アプリケーションで使用」、「プログラムで使用」、「トランザクションで使用」、および「コマンド・フローの実行の表示」メニュー・オプションの画面取り。

「ファイル」ビューの「依存関係」メニュー

「領域で使用」、「アプリケーションで使用」、「プログラムで使用」、および「トランザクションで使用」メニュー・オプションの画面取り。

操作可能リソースを操作しているときに CICS IA データを要求すると、CICS IA によって、その操作可能リソースが存在する CICS 領域の APPLID が使用されます。 ただし、定義を操作しているときには、CICS IA で使用できる APPLID がないため、すべての CICS 領域で全検索が実行されます。 検索の結果が表示されるビューのツールバーには、検索が特定の CICS 領域で実行されたか、またはすべての CICS 領域で実行されたかが示されます。