CICS IA V5.1.1 プラグインの新機能

CICS® IA V5.1.1 プラグインの機能拡張。

新機能 説明
コマンド・フロー・コレクターの新しいプロパティー
「IA 操作」ビューからアクセスするコマンド・フロー・コレクターの以下のプロパティーを、表示または変更できるようになりました。
  • トランザクション除外リスト: 除外するトランザクション名の接頭部のリストの名前。 このリストに含まれている接頭部で始まる名前を持つトランザクションのデータは収集されません。
  • プログラム除外リスト: 除外するプログラム名の接頭部のリストの名前。 このリストに含まれている接頭部で始まる名前を持つプログラムのデータは収集されません。
新しい「アウトライン」ビュー

リソース・エレメントのサイズを小さくして「リソースの視覚化」ビューや「リソース接続」ビューの内容全体の要約を表示する、新しい「アウトライン」ビューが提供されています。 これはリソースや接続の全体像を示し、対応するフルサイズのビュー内の随所に移動するための代替方式となります。

既存機能の強化 説明
「コマンド・フロー」ビュー

「コマンド・フロー」ビューには、ビューに表示されるリソースやコマンドを指定するためのフィルターが含まれるようになりました。

ワークベンチ・メニューの「検索/置換」を使用して、コマンド・フロー表の情報を検索できるようになりました。

コマンド・フロー表に以下の新しい列を追加することが可能です。
  • コマンドの後の TCB CPU 時間。値はミリ秒単位で、小数点以下 7 桁に切り上げられます。
  • コマンドの前の TCB CPU 時間。値はミリ秒単位で、小数点以下 7 桁に切り上げられます。
コマンド・フロー・エディター
「IA 操作」ビューからアクセスするコマンド・フロー・エディターを使用して、以下のコマンド・フロー・コレクター・オプションを表示または編集できるようになりました。
  • トランザクション除外リスト: 除外するトランザクション名の接頭部のリストの名前。 このリストに含まれている接頭部で始まる名前を持つトランザクションのデータは収集されません。
  • プログラム除外リスト: 除外するプログラム名の接頭部のリストの名前。 このリストに含まれている接頭部で始まる名前を持つプログラムのデータは収集されません。
照会エディター
照会エディター、「表示」パネル、および「フィルタリング結果」パネルでは、 コマンド・フロー照会のために以下の新しい列を使用することが可能です。
  • コマンドの後の TCB CPU 時間。値はミリ秒単位で、小数点以下 7 桁に切り上げられます。
  • コマンドの前の TCB CPU 時間。値はミリ秒単位で、小数点以下 7 桁に切り上げられます。
「リソース接続 (Resource Connections)」ビュー

「リソース接続」ビューは、CICS IA パースペクティブのエディター域に表示されるようになりました。

リソース間の接続は、現在選択されている方向に応じて、左から右、または上から下に表示されるようになりました。

「リソースの視覚化」ビュー

「リソースの視覚化」ビューは、CICS IA パースペクティブのエディター域に表示されるようになりました。

新しいツールバー・ボタンである「接続の表示」アイコン 「接続の表示」アイコン が、現在選択されているプログラムやトランザクションの「リソース接続」ビューを開くために提供されています。

「リソース接続」ビューを開くための「接続の表示」という新しいメニュー・オプションが、プログラムまたはトランザクションを右クリックしたときに表示されます。