IBM Rational Host Access Transformation Services バージョン 7.5.1

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Host Access Transformation Services (HATS) をご利用いただき、ありがとうございます。 最新の情報については、Host Access Transformation Services インフォメーション・センター を参照してください。 HATS HotSpot には、リソース・ライブラリー、ディスカッション・フォーラム、ブログなどがあります。

HATS サポートについては、HATS 製品サポート Web ページを参照してください。

リリース・ノート

説明

IBM(R) Rational(R) Host Access Transformation Services (HATS) バージョン 7.5.1 を使用すると、IBM System z(R) プラットフォームで実行される 3270 ホスト・アプリケーションおよび IBM i プラットフォームで実行される 5250 ホスト・アプリケーションに使いやすいグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) を提供する、Web アプリケーション (ポートレットを含む) およびリッチ・クライアント・アプリケーションを作成できます。 HATS アプリケーションは、Online Transaction Processing (OLTP) の能力を必要とすることなく、5250 アプリケーションにアクセスすることができます。また、ホスト・アプリケーション内に含まれるビジネス・ロジックおよびトランザクションに標準プログラミング・インターフェースを提供する Web サービスを使用して、サービス指向アーキテクチャー (SOA) アセットを作成することもできます。 仮想端末 (VT) エミュレーション画面のデータにもアクセスできます。

HATS アプリケーションの外観を最新のものにすることができます。ポートレットを含む HATS Web アプリケーションは、会社の Web ページやポータル・ページに適したインターフェースを使用して開発でき、ユーザーは Web ブラウザーを使用してそれらのアプリケーションにアクセスできます。 また、携帯電話、データ収集端末、および携帯情報端末 (PDA) などのモバイル装置からご使用のホスト・アプリケーションへのアクセスを提供する HATS Web アプリケーションを開発することもできます。

HATS リッチ・クライアント・アプリケーションは、Eclipse リッチ・クライアント・プラットフォーム (RCP) 実装環境、Lotus Notes(R)、または Lotus(R) Expeditor Client で稼働するよう開発でき、ユーザーのデスクトップをターゲットにしたネイティブ・クライアント・アプリケーションを提供します。

HATS のインストール可能フィーチャーである WebFacing ツールを使用することにより、開発時にデータ記述仕様 (DDS) ディスプレイ・ファイルのソース・メンバーを Web ベースのユーザー・インターフェースに変換して、5250 アプリケーション用の Web アプリケーションおよびポートレット・アプリケーションを作成することもできます。 このツールに用意された使いやすいウィザードにより、ユーザーは簡単に、オリジナル・アプリケーションのソース・メンバーを選択して、ソースを変換し、Web アプリケーションとしてプログラムに新しい Web ブラウザー・ベースのインターフェースをデプロイできます。 両方のタイプの変換を使用することにより、HATS アプリケーションと WebFacing アプリケーションを単一の Web アプリケーションに結合できます。

この文書には、資料またはヘルプへの記載が間に合わなかった情報が記載されています。この文書には、重要なサポート情報も記載されています。

サポートされるハードウェアおよびソフトウェア

HATS のサポートされるハードウェアおよびソフトウェアの要件については、資料「Rational Host Access Transformation Services V7.5 - Supported Platform Summary」を参照してください。

更新、制限、および既知の問題

HATS の更新、制限、および既知の問題は、技術情報の形式で IBM ソフトウェア・サポート Web サイト (http://www.ibm.com/software/awdtools/hats/support/index.html) に文書化されています。 WebFacing の技術情報については、IBM ソフトウェア・サポート Web サイト を参照してください。

IBM ソフトウェア・サポート・チームは、制限や問題が発見または解決されるごとに知識ベースを更新します。知識ベースを検索することにより、発生した問題に対する解決方法を素早く探し出すことができます。 以下のリンクをクリックすると、ライブ・サポート知識ベースのカスタマイズされた照会が起動されます。独自の照会を作成するには、IBM ソフトウェア・サポート Web サイト上の「アドバンス検索」ページにアクセスします。

Host Access Transformation Services のすべての技術情報を表示するには、ここをクリックしてください

以下の問題が、HATS V7.5.1 にあります。

ウィジェットが Page Designer に正しく表示されない。

この問題は、HATS V7.5.1 および Rational Application Developer V7.5.5 で発生します。 HATS 変換に特定のウィジェットを追加した場合、Page Designer's Design および分割表示でウィジェットは正しく表示されません。そのウィジェットは プレビュー・タブおよびランタイム中に正しく表示されます。

IBM ソフトウェア・サポートへの連絡

IBM ソフトウェア・サポートに問題を送信する前に、貴社が有効な IBM ソフトウェア保守契約を保持していて、ユーザーに IBM に問題を送信する権限があることを確認してください。必要なソフトウェア保守契約の種類は、使用する製品の種類によって異なります。

必要なソフトウェア保守契約の種類が不明な場合、米国内のお客様は 1-800-IBMSERV (1-800-426-7378) に電話してください。米国外のお客様は、「IBM Software Support Handbook」の「Contacts」ページ (http://www14.software.ibm.com/webapp/set2/sas/f/handbook/contacts.html) にアクセスし、該当する地域の名前をクリックして、お客様の地域のサポート担当者の電話番号を確認してください。

IBM ソフトウェア・サポートに連絡するには、以下の手順を行います。

  1. 問題が及ぼすビジネス上の影響を判別します。
  2. 問題を記述し、背景情報を収集します。
  3. 問題を IBM ソフトウェア・サポートに送信します。

問題が及ぼすビジネス上の影響を判別する

IBM に問題を報告するときには、重大度レベルを提示するように求められます。 したがって、報告する問題が業務に及ぼす影響を理解し、評価する必要があります。以下の基準を使用します。

重大度 1 この問題は、業務に重大な 影響を及ぼします。プログラムを使用できないため、運用上の重大な影響が発生します。この状態は即時に解決する必要があります。
重大度 2 この問題は、業務に大きな 影響を及ぼします。プログラムは使用可能ですが、その機能は極度に限定されます。
重大度 3 この問題は、業務に多少 の影響を及ぼします。プログラムは使用可能ですが、あまり重要でない機能 (運用上の重大な影響が発生しない) が使用できません。
重大度 4 この問題は、業務に最小限 の影響を及ぼします。問題が運用に及ぼす影響は小さいか、または問題に対する適切な回避策が既に実施されています。

問題を記述し、背景情報を収集する

IBM に対して問題を説明するときには、できる限り具体的な情報を提供してください。IBM ソフトウェア・サポート・スペシャリストの支援によりお客様が問題を効率的に解決できるように、関連する背景情報をすべて提出してください。時間を節約するために、以下の質問に対する回答を準備してください。

問題を送信する

以下の 2 つの方法のどちらかを使用して、IBM ソフトウェア・サポートに問題を送信できます。

ソフトウェアの問題点あるいは資料の情報の欠落または不正確さによる問題が提出された場合、IBM ソフトウェア・サポートは、プログラム診断依頼書 (APAR) を作成します。APAR には、問題が詳細に記述されます。IBM ソフトウェア・サポートは、APAR が解決され、修正が配布されるまでに実施できる予備手段がある場合には、その予備手段を提供します。IBM は、解決済みの APAR をソフトウェア・サポート Web サイトで毎日公開するため、他のユーザーに同じ問題が発生した場合に同じ解決方法を利用することができます。

商標

IBM、IBM ロゴおよび ibm.com は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corp. の商標です。 他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlの「Copyright and trademark information」をご覧ください。

Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。

Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。

UNIX は The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。

他の製品名およびサービス名は、IBM または各社の商標です。