WebFacing のマイグレーションに関する考慮事項

このトピックでは、プロジェクトの V.6.0 から V7.5 へのマイグレーションに関係する、追加のマイグレーション問題について記述します。

WebFacing プロジェクトをマイグレーションする前に

このセクションでは、「WebFacing マイグレーション」ウィザードを使用する前に実行する必要のある処理について説明します。
  1. プロジェクトのバックアップを作成します。WebFacing のマイグレーションは元に戻すことはできません。
  2. プロジェクトのクラスパス・エラーをすべて解決します。「Java のビルド・パス」プロパティー・ページ内の .../WEB-INF/lib/* エントリーをすべて除去します。「ナビゲーター」ビューから、プロジェクトを選択し、右クリックして、「プロパティー」を選択します。
  3. オリジナル・プロジェクトにターゲット・ランタイムがない場合、またはターゲット・サーバーがサポートされなくなっている場合は、「ターゲット・ランタイム」ページで有効なサーバーを選択します。
  4. プロジェクトが J2EE レベル 1.2 または 1.3 である場合は、J2EE マイグレーション・ウィザードを使用して J2EE 1.4 にマイグレーションします。

バージョン 6.x でのターゲット・サーバーのリセット

プロジェクトを V6.x から V7.5 にマイグレーションする前に、ターゲット・サーバーを設定する必要があります。設定しないと、プロジェクトのコンパイルが行われず、エラーが表示されます。(例:「クラスパスのアンバインド」エラー)。

V6.x で J2EE プロジェクトのターゲット・サーバーを再設定するには、以下のようにします。
  1. プロジェクトをクリックし、「プロパティー」を選択します。
  2. プロパティーのリストで「サーバー」をクリックします。
  3. ターゲット・ランタイム」で、プロジェクトに適したターゲット・ランタイムを選択します (例えば、WebSphere® Application Server V7.0)。
  4. 適用」をクリックしてから、「OK」をクリックします。