以下のステップに従って、WebSphere® Application Server のセキュリティーを構成してください。WebSphere Application Server V6.1 より前のバージョンでは、以下のタスクに続くセクションを参照してください。WebSphere Application
Server インスタンスをまだ作成していない場合は、これらのタスクを実行する前に作成する必要があります。
- サーバーの管理コンソールを開きます。
- 「セキュリティー」を展開して「管理、アプリケーション、およびインフラストラクチャーを保護 (Secure
administration, applications and infrastructure)」をクリックします。
- 「セキュリティー構成ウィザード (Security Configuration Wizard)」ボタンをクリックします。 「セキュリティー構成ウィザード (Security Configuration Wizard)」が開きます。
- 「アプリケーションのセキュリティーを使用可能化 (Enable application security)」 チェック・ボックスを選択し、「ローカル・リソースへのアプリケーションのアクセス制限に Java 2 セキュリティーを使用 (Use Java 2 security to restrict application access to local resources)」が選択されていないことを確認してください。「次へ」をクリックします。
- 「ユーザー・リポジトリーの選択 (Select user repository)」ページが開きます。「スタンドアロン LDAP レジストリー (Standalone LDAP registry)」ラジオ・ボタンを選択し、「次へ」をクリックします。
- 「ユーザー・リポジトリーの構成 (Configure user repository)」ページが開きます。
- 「プライマリー管理ユーザー名 (Primary administrative user name)」フィールドに、LDAP 構成を管理するユーザー ID を入力します。
- 「LDAP サーバーのタイプ (Type of LDAP server)」フィールドで IBM® SecureWay® Directory Server を選択します。
- 「ホスト」フィールドに IBM i のホスト名または IP アドレスを入力します。
- 「ポート」フィールドはデフォルト設定の 389 のままにしておきます。
- 「ベース識別名 (DN)」フィールドに、システムのドメイン名を、値のペアで区切られた形式で入力します。例えば、IBM i のドメイン名が「torasbcc.torolab.ibm.com」の場合は、「ベース識別名 (DN)」フィールドにこのテキストを入力します。
dc=torasbcc,dc=torolab,dc=ibm,dc=com
- 「識別名のバインド (DN) (Bind distinguished name (DN))」および「パスワードのバインド (Bind
password)」フィールドはブランクのままにして、「次へ」をクリックします。
- 「要約」ページが開きます。「終了」をクリックします。
- 変更を保存して、WAS 管理コンソールを閉じます。
- サーバーを再始動します。