「Web 設定」によってページをカスタマイズすることの利点は、カスタマイズの指示がコメントとして DDS ソースに組み込まれるところにあります。 「Web 設定」はソースのパーツとなるので、後で WebFacing プロジェクトを再変換しても、行った変更は失われることがありません。 しかし、生成された JSP ファイルに直接行った変更はプロジェクトを再変換すると失われます。
変換済みプロジェクトの Web 設定を追加または変更する場合、プロジェクトを再変換して、変更を WebFacing アプリケーションの一部にしてください。 また、変更した DDS メンバーだけを再変換することができます。 特定のメンバーを再変換するには、WebFacing パースペクティブを開き、「WebFacing プロジェクト」タブをクリックして DDS フォルダーを展開し、変更したメンバーを右クリックして 「変換」を選択します。「WebFacing プロジェクト」ビューが開かない場合は、 を選択してください。
単一のフィールド、レコード、またはファイルで、同じタイプの Web 設定が複数指定されている場合、動作は未定義になります。(つまり、そのように重複する Web 設定が有効になるかどうかは保証されません。)
DDS オブジェクト | アイコン | 使用可能な Web 設定 |
---|---|---|
ファイル・レベル | ||
ソース物理ファイルの表示 | ![]() |
|
レコード | ||
標準レコード | ![]() |
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サブファイル制御レコード | ![]() |
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定数 | ||
メッセージ定数 | ![]() |
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日付定数 | ![]() |
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時刻定数 | ![]() |
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ユーザー定数 | ![]() |
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システム定数 | ![]() |
|
入力可能フィールド (使用法に Both が指定されたフィールドを含む) | ||
英数字フィールド | ![]() |
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ゾーン・フィールド | ![]() |
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日付 | ![]() |
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時刻 | ![]() |
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タイム・スタンプ | ![]() |
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浮動 | ![]() |
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継続フィールド | ![]() |
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DBCS 専用 | ![]() |
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DBCS 択一 | ![]() |
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DBCS 混用 | ![]() |
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DBCS グラフィック | ![]() |
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出力専用フィールド | ||
英数字フィールド | ![]() |
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ゾーン・フィールド | ![]() |
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日付 | ![]() |
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時刻 | ![]() |
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タイム・スタンプ | ![]() |
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浮動 | ![]() |
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DBCS 専用 | ![]() |
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DBCS 択一 | ![]() |
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DBCS 混用 | ![]() |
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DBCS グラフィック | ![]() |
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テキスト定数 | ![]() |
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隠しフィールド | ||
英数字フィールド | ![]() |
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ゾーン・フィールド | ![]() |
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日付 | ![]() |
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時刻 | ![]() |
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タイム・スタンプ | ![]() |
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浮動 | ![]() |
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DBCS 専用 | ![]() |
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DBCS 択一 | ![]() |
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DBCS 混用 | ![]() |
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DBCS グラフィック | ![]() |
初めて WebFacing パースペクティブを開くと、デフォルトで「Web 設定」ビューが表示されます。このビューは、LPEX エディター、または Screen Designer で DSPF DDS ソース・メンバーを開くまで空のままとなります。DDS メンバー用の Web 設定を編集するには、次のように します。
*%%WB <number> <level><number> は Web 設定の番号で、<level> はそのレベル ({FIL|REC|FLD}) です。Web 設定は、行の最後に非ブランク文字として + を挿入し、次の行を *%%WB + で始めることによって、複数の行にわたって記述することができます。
次のセクションでは、Web 設定をファイル、レコード、およびフィールド・レベル別に説明します。また、それぞれの設定に対して DDS ソースに 追加されるコメントの構文も示しています。一部の Web 設定では、WebSphere® Development Studio Client for iSeries® V6.0 より前の別の構文が使用されます。一部の Web 設定の構文は廃止されていますが、それらは WebFacing の変換中に更新済みの構文に変換され ます。 それぞれの Web 設定に該当する使用すべきではない構文がある場合は、それらも示されています。
唯一のファイル・レベルの Web 設定はキー・ラベルです。
DDS ソース内の機能またはコマンド・キーについては、Web ページでキーを表すために使用するテキスト・ラベルを指定することができます。ラベルを変更するには、「キー・ラベル」リストからファンクション・キーまたはコマンド・キーを選択し、 「新規ラベル」フィールドをダブルクリックして、そのキーの新規テキストを入力します。 定義したラベルを除去するには、「新規ラベル」フィールドをダブルクリックして、そのテキストを削除します。
該当する行を 選択して、「ラベルの編集」を使用するか、または「削除」キーを使用してそれらの機能を実行することもできます。構文:
A*%%WB 9 FIL <key_label>["|"<key_label2>["|"<key_label3>[...]]]
例:
A*%%WB 9 FIL 12=Cancel|03=Exit
画面サイズ設定は、ディスプレイ・ファイル用に 2 次画面サイズが選択されている場合に使用可能になります。2 次画面サイズは、 ファイル・レベルの DSPSIZ キーワードを使用して指定することができます。「画面サイズ Web 設定」は、アプリケーションをブラウザーで表示するために使用される HTML テーブルのサイズを変更するために使用します。 この Web 設定は、条件付けられた DSPMOD キーワードが指定されているレコードにのみ適用されます。それらのレコードは、実行時の条件によって 1 次画面サイズか 2 次画面サイズのいずれかで表示されますが、WebFacing 変換では 1 つの画面サイズ のみが対象になります。アプリケーションに、デフォルトの 1 次画面サイズでなく、2 次画面サイズでこのレコードを表示させたい場合には、 この Web 設定を指定する必要があります。
構文:
A*%%WB 10 REC
例:
A*%%WB 10 REC
if(&{CID.INITIALVALUE} == "") { &{CID.REF}.value = "0001"; }この例では、コード &{CID.INITIALVALUE} は、「フィールド属性の挿入」ボタンを使用して 選択したフィールド CID を参照します。 フィールド置換変数の使用法の詳細については、フィールド置換変数の指定 を参照してください。 その他の例は、WebFacing ユーザーの IP アドレスを判別する JSP コード、またはユーザーのシステムの時刻を表示する JavaScript です。 「スクリプトの挿入」は、「ブラウザーに送信」設定と一緒に使用できます。 例えば、スクリプトで決定された値を使用して、「ブラウザーに送信」設定で設定した隠しフィールドを取り込むことが できます。DDS 中にスクリプトの一部として使用したい既存のフィールドがある場合には、「フィールド属性の挿入」ボタンを 使用してそのフィールドをスクリプトに追加してください。例えば、H または隠しフィールドを選択し、値をそのフィールドに割り当てられるようにそのフィールドをスクリプトで使用できます。
構文:
A*%%WB 18 REC 1 <script>
使用すべきではない:
A*%%WB 18 REC <script>
「スクリプトの挿入」では、置換変数の使用すべきではない 2 つの形式があります。
&SFLREC{FIELD} (これは &{SFLREC.FIELD.REF} になる)
と
&{FIELD} (これは &{FIELD.REF} になる) です。
例えば、古い「スクリプトの挿入」 (REC):
A*%%WB 18 REC &{FIELD1}.value=1;&RECORD3{FIELD1}.value=4
は、新しい 「スクリプトの挿入」 (REC 1):
A*%%WB 18 REC 1 &{FIELD1.REF}.value=1;&{RECORD3.FIELD1.REF}.value=4
になります。例:
A*%%WB 18 REC 1 &{CUSTCTL.field1.CURRENTVALUE}
DDS ソース内の機能またはコマンド・キーについては、Web ページでキーを表すために使用するテキスト・ラベルを指定することができます。ラベルを変更するには、「キー・ラベルおよびキー順序」リストからキーを選択し、 「新規ラベル」フィールドをダブルクリックして、そのキーに使用したいテキストを入力します。 「新規ラベル」値は、ファイル・レベルのキー・ラベルの Web 設定が定義されている場合には、それがデフォルト設定となります。定義したラベルを除去するには、「新規ラベル」フィールドをダブルクリックして、そのテキストを削除します。該当する行を 選択して、「ラベルの編集」を使用するか、または「削除」キーを使用してそれらの機能を実行することもできます。 「デフォルト」ボタンによって、関連したすべての Web 設定 (キー・ラベル、キー順序、および使用不可にされたキーなど) が除去されます。
構文:
A*%%WB 9 REC <key_label>["|"<key_label2>["|"<key_label3>[...]]]
例:
A*%%WB 9 REC 2=enter|1=print
DDS ソースのファンクション・キーまたはコマンド・キーについては、Web ページでキー・ラベルを非表示とするかどうか、およびキーが表示される順序を指定することができます。
キーを非表示にするには、「キー・ラベルおよびキー順序」リストからキーを選択し、「状態」欄のドロップダウン・リストから「非表示」を選択します。これにより、Web ページのボタンのリストからそのキーが除去されますが、キーボードの対応するキーは使用不可にはなりません。
キーを使用不可にするには、「キー・ラベルおよびキー順序」リストからキーを選択して、「状態」欄のドロップダウン・リストから「使用不可」を選択します。これにより、Web ページのボタンのリストからそのキーが除去されて、 キーボードの対応するキーが使用できなくなります。
「キー・ラベルおよびキー順序」リストで複数のキーが使用可能になって いる場合、キーが表示される順序は、そのキーを選択し「上に移動」または「下に移動」ボタンをクリックして 変更することができます。「デフォルト」ボタンは、キーを元の順序に復元します。
構文:
A*%%WB 11 REC <aid_key> [<aid_key2> [<aid_key3> [...]]]
<aid_key> は CAnn | CFnn | SFLFOLD[(CAnn|CFnn)] | SFLDROP[(CAnn|CFnn)] です。
例:
A*%%WB 11 REC CA02 CF14 SFLFOLD(CF10) SFLDROP(CA09)
SFLFOLD または SFLDROP が aid キーなしで指定されている場合 (例えば、
A*%%WB 11 REC CA02 CF14 SFLFOLD SFLDROP(CA09)
) には、Web 設定は次のように更新 されます。
A*%%WB 11 REC CA02 CF14 SFLFOLD(CF10) SFLDROP(CA09)
で、SFLFOLD キーワードがコマンド機能キー 10 を使用して指定されている。
この Web 設定は、キー・ラベルおよびキー順序と連動して作用します。これによって、そのラベルを Web ユーザー・インターフェースから非表示にするのとは対照的に、キーボード上のアクティブなエイド・キー (コマンドまたはファンクション・キー) を使用不可にすることができます。
キーは「キー順序」Web 設定に従って順序付けられます。 「キー順序」Web 設定が指定されない場合には、この順序はコマンド・キーの数字順、およびファンクション・キーの英字順に従って (コマンド・キーは常にファンクション・キーの前となります) 決定されます。キーが表示される「キー順序」Web 設定 (A*%%WB 11) と「キーの使用不可」Web 設定 (A*%%WB 41) の両方で定義されている場合には、表示される順序が優先されます。
構文
A*%%WB 41 REC <aid_key> [<aid_key2> [<aid_key3> [...]]]
例
表示キー順序: CA01 HELP
使用不可: CA01 CF03
結果: (順序付けられた表示キー: CA01 HELP; 非表示だが使用可能なキー: PRINT; 使用不可キー: CF03)
表示キー順序: なし
使用不可: CA01 CF03
結果: (順序付けられた表示キー: HELP PRINT; 非表示だが使用可能なキー: なし; 使用不可キー: CA01 CF03)
表示キー順序: CA01 HELP
使用不可: なし
結果: (順序付けられた表示キー: CA01 HELP; 非表示だが使用可能なキー: CF03 PRINT; 使用不可キー: なし)
表示キー順序: なし
使用不可: なし
結果: (順序付けられた表示キー: CA01 CF03 HELP PRINT; 非表示だが使用可能なキー: なし; 使用不可キー: なし)
他の Web アプリケーションと相互運用するには、「アプリケーション・ブリッジ」設定を選択して、「このレコードをアプリケーション・ブリッジ・パラメーターに使用」を選択します。 この設定は、隠しフィールド (使用法 H) のみを含むか、フィールドがないレコードのみで使用可能です。
入力フィールドにターゲット・アプリケーションの URL を入力してください。この URL は、次の形式に従います。/appContextRoot/appEntryPoint (ここで、appContextRoot は、相互運用したい Web アプリケーションのコンテキスト・ルートで、appEntryPoint は、その Web アプリケーションのエントリー・ポイントです)。他の Web アプリケーションと相互運用する方法について詳しくは、WebFacing アプリケーション・ブリッジを使用した、他の Web アプリケーションとの相互運用を参照してください。
注
構文
A*%%WB 42 REC /appContextRoot/appEntryPoint
例
コンテキスト・ルートが webApp で、エントリー・ポイントが ProcessOrder の Web アプリケーションと相互運用する場合は次のようになります。
A*%%WB 42 REC /webApp/ProcessOrder
外観およびテキスト・カテゴリーに使用可能なオプションは、「可視性」、「スタイル・クラスのオーバーライド」、および「フィールド値のオーバーライド」です。
構文 (非表示):
A*%%WB 4 FLD
構文 (文字の非表示):
A*%%WB 5 FLD <from> <to>
構文 (スタイル・クラスのオーバーライド):
A*%%WB 1 FLD <style> <field>
構文 (フィールド値のオーバーライド):
A*%%WB 3 FLD <length>"|"<text>
例 (非表示):
A*%%WB 4 FLD
例 (文字の非表示):
A*%%WB 5 FLD 1 12
例 (スタイル・クラスのオーバーライド):
A*%%WB 1 FLD wf_default wf_field
例 (フィールド値のオーバーライド):
A*%%WB 3 FLD 10|OOOOOOOOOO
「ダイナミック・キー・ラベル」設定は、実行時にコマンド・キーのテキスト・ラベルを決定するために 使用できます。この設定は、出力フィールドにのみ使用できます。 この設定では、コマンド・キーが出力フィールドと関連付けられ、コマンド・キーのテキストがフィールドの実行時値によって決定されます。 使用例として、アプリケーションが複数の言語をサポートしていて、コマンド・キー・テキストをユーザーのネイティブ言語で 表示したい場合があげられます。 これを行う方法の 1 つに、アプリケーションが使用するテキスト・ストリングを含む言語ごとに 1 つの MSGF を用意して、 各 MSGF を言語特定ライブラリーに書き込む方法があります。 出力フィールドの値が MSGF から読み取られる場合、フィールドに表示されるテキストの言語は、ユーザーの言語用 MSGF を含む ライブラリーをユーザー・プロファイルのライブラリー・リストの上位に入れることによって変更できます。 これで、コマンド・キー・ラベルはその言語で表示されます。
接頭部 | 区切り記号 |
---|---|
F | = |
FP | = |
CF | = |
CA | = |
PF | = |
構文:
A*%%WB 20 FLD (<key_number> | *AUTO)
例:
A*%%WB 20 FLD F12
「HTML オーバーライド」によって、HTML をユーザー定義 HTML と置き換えるか、生成済みの HTML と一緒に HTML を挿入することによって、生成済みの HTML をオーバーライドすることができます。
「プログラム定義」ラジオ・ボタンを クリックして、フィールドの値自体を生成済みの HTML として使用することを指定します。WebFacing 変換で生成されたものを使用するのではなく、アプリケーション・プログラムにこのフィールドの HTML を処理させたい場合にこの設定を使用してください。
「ユーザー定義」 ラジオ・ボタンをクリックして、フィールドの値の代わりか、その値と一緒に表示できる HTML テキストまたはタグを指定します。使用したい HTML タグを入力エリアに入力してください。 この Web 設定のデフォルト値は、フィールドの値または定数のテキスト値を表すスクリプトです。フィールドの値を HTML の一部として使用したい場合は、「フィールド属性の挿入」ボタンをクリックします。フィールド置換変数の使用法の詳細については、フィールド置換変数の指定 を参照してください。 このオプションは、例えば、フィールドの値を太字フォントで表示したい場合に使用します。この場合は、<B> タグを &{FIELD.INITIALVALUE} テキストに使用してください。この例では、<B>&{FIELD.INITIALVALUE}</B> と表示されるように 入力域を編集します。&{FIELD.INITIALVALUE} のコードがデフォルトでそこにない場合には、「フィールド属性の挿入」 ボタンをクリックして追加することができます。また、ユーザー定義 HTML にシステム日付や時刻などの特殊値を追加することもでき ます。HTML での特殊値の使用法の詳細については、特殊値の使用 を参照してください。
「挿入」ラジオ・ボタンをクリックし、追加 HTML を組み込んで、フィールドをカスタマイズすることができます。HTML は、フィールド用に自動的に生成される HTML タグの前、中、および後にオプションで追加する ことができます。 例として、社員番号の入力フィールドがあり、会社のすべての社員番号には 64- の接頭部が付けられるものとします。このフィールドは、以下のようなある種の HTML を追加することによって、より簡単に作成することができます。
<strong>64- prefix mandatory</strong>
value="64-"
<a href="help.htm">このフィールドの詳細については、ここをクリックしてください。</a>
この例では、フィールドの前の HTML は、そのフィールドに関する 情報を提供するもので、情報が太字フォントで強調されるように <strong> タグが使用されています。 変換によって生成された HTML では、入力フィールドに <input> タグが使用されるので、<input> タグの中に HTML 属性 value="64-" を追加できます。これにより、社員番号の接頭部が事前に取り込まれ、ユーザーはそれを入力する必要がなくなります。フィールドの後は、ユーザーがフィールドの詳細 を表示するためにクリックすることができるリンクに関する HTML です。
「HTML の挿入」設定で変更しているページをすべてテストしてください。行った変更が、WebFacing 変換によって生成された HTML と矛盾する可能性があります。これを解決する 1 つの方法は、「Web 設定」を使用しないでプログラムを変換し、生成された .html または .jsp ソースを調べて「Web 設定」によって無難に行える変更は何かを理解して、「Web 設定」を適用し、その後で再変換する方法です。
構文 (プログラム定義):
A*%%WB 16 FLD
構文 (ユーザー定義):
A*%%WB 17 FLD 1 <html>
A*%%WB 17 FLD 1 &{FIELD.INITIALVALUE}
使用すべきではない %FieldValue は、見つかれば、より新しい形式の& {FIELD.INITIALVALUE} にマップされます。
A*%%WB 17 FLD <html>
A*%%WB 17 FLD &FieldValue
構文 (前に挿入):
A*%%WB 6 FLD <html>
構文 (中に挿入):
A*%%WB 7 FLD <html>
構文 (後に挿入):
A*%%WB 8 FLD <html>
例 (プログラム定義):
A*%%WB 16 FLD
例 (ユーザー定義):
A*%%WB 17 FLD 1 <BOLD>&{PARTSFL.STQTY.CURRENTVALUE}</BOLD>
例 (前に挿入):
A*%%WB 6 FLD <strong>64- prefix mandatory</strong>
例 (中に挿入):
A*%%WB 7 FLD value="64-"
例 (後に挿入):
A*%%WB 8 FLD <a href="help.htm">このフィールドの詳細については、 ここをクリックしてください。</a>
「ハイパーリンク」設定は、フィールドをハイパーリンクとして表示するために使用します。 ハイパーリンクは、DDS の設定またはブラウザーの設定および静的ページまたは実行アクションへのリンクに従ってフォーマットすることができます。ハイパーリンクの外観に関するブラウザーの設定をオーバーライドしたい場合は、「DDS 設定の使用」チェック・ ボックスを選択してください。「ハイパーリンク」の設定を「イメージ」の設定と一緒に使用すると、フィールドを ハイパーリンクとしても機能するグラフィックとして表示することができます。これらの設定の一部は、フィールド値を入力として受け入れます。フィールド置換変数の使用法の詳細については、フィールド置換変数の指定 を参照してください。
ほとんどのブラウザーには、Web ページ上のハイパーリンクのカラーと外観の規則に従うか、あるいはユーザーが変更できる ハイパーリンクの外観に対する設定があります。 例えば、未訪問リンクは青のテキストで表示でき、訪問済みリンクは紫のテキストで表示できます。ハイパーリンクが、 DDS のフィールドに使用されるのと同じ外観でブラウザーに表示されるようにしたい場合は、「DDS 設定の使用」ラジオ・ボタンを選択してください。
構文 (DDS 設定の使用):
A*%%WB 12 FLD 3 <hyperlink_type> <hyperlink_details> 1
構文 (ブラウザー設定の使用):
A*%%WB 12 FLD 3 <hyperlink_type> <hyperlink_details>
例:
A*%%WB 12 FLD 3 http://www.ibm.com| 1
フィールドに表示したい特定の URL がある場合には、「URL に進む」を選択してください。フィールドの出力値が、ハイパーリンクとして表示されるテキストになります。 ユーザーがリンクをクリックするとブラウザーがロードする位置は、URL フィールドに入力される値です。 リンクをクリックすると別のブラウザー・ウィンドウが起動するようにしたい場合は、そのウィンドウの名前を「ターゲット」 フィールドに入力してください。「ターゲット」フィールドをブランクのままにするか、あるいは *SAME を入力した場合は、現行のブラウザー・ウィンドウでリンクが開きます。
WebFacing ポートレット・ プロジェクトを処理する場合には、「ターゲット」フィールドに *PORTLET を指定してポートレット内でリンクを開くことができます。
構文:
A*%%WB 12 FLD 3 <url>"|"<target>
使用すべきではない:
A*%%WB 12 FLD 1 <url>"|"<target>
例:
A*%%WB 12 FLD 3 http://server/somepath?p2=&{FIELD2.INITIALVALUE} &p1=&{FIELD1.INITIALVALUE+ A*%%WB +}&p3=&{FIELD1.INITIALVALUE}
使用すべきではない:
A*%%WB 12 FLD 1 http://server/somepath?p2=&{FIELD2}&p1=&{FIELD1} &p3=&{FIELD1}
構文:
A*%%WB 12 FLD 5 fld=<field>"|"value=<value>
「追加のアクション」チェック・ボックスを選択すると、ファンクション・キーを選択、またはハイパーリンクに対する JavaScript 関数呼び出し実行アクションを選択することができます。 例えば、「ファンクション・キーの実行」ドロップダウン・リストから ENTER、LOGOFF、 または DDS で定義したファンクション・キーを選択することができます。使用したいファンクション・キーが別の DDS レコードにある場合は、そのファンクション・キーの値を手動で入力してください。 ユーザーがそのファンクション・キー用に作成済みのリンクをクリックすると、プログラムはその関数を実行することになります。 「JavaScript 関数呼び出し」フィールドには、リンクをクリックすると呼び出されるようにしたい JavaScript 関数の名前を入力してください。 この関数は、「JavaScript の呼び出し」 Web 設定を使用して入力した関数、外部 JavaScript ファイルで定義した関数、 あるいは WebFacing で webface.js ファイルに組み込んだ関数のいずれかとすることができます。ユーザー独自の外部 JavaScript ファイルを作成する場合は、それらを WebFacing プロジェクトの usr ディレクトリーに入れてください。 このディレクトリーは、 パス <project name>¥WebContent¥ClientScript¥usr にあります。 このディレクトリーに入れられるスクリプトはどれも、実行時に WebFacing アプリケーションに対して使用可能です。
「カーソルをフィールドに配置」オプションは「ファンクション・キーの実行」オプションと組み合わせることができます。特定のフィールドの値を設定して、その値をプログラムに戻すように実行依頼したい場合に行います。これを実行するには、 「カーソルをフィールドに配置」チェック・ボックスを選択し、ドロップダウン・リストからフィールドを選択 (またはフィールドを入力) して、「追加のアクション」チェック・ボックスを選択し、「ファンクション・キーの実行」ラジオ・ボタンを選択してドロップダウン・リストから ENTER を選択します。「カーソルをフィールドに配置」および 「ファンクション・キーの実行」フィールドに使用する入力フォーマットについては、本書の「カーソルをフィールドに配置」の項を参照してください。
構文:
A*%%WB 12 FLD 4 fld=<field>"|"value=<value>"|" func=<function_key>
使用すべきではない:
A*%%WB 12 FLD 2 fld=<field>"|"value=<value>
例:
A*%%WB 12 FLD 4 fld=&{FIELD3.REF}|value=1|func=ENTER
使用すべきではない:
A*%%WB 12 FLD 2 fld=FIELD3|value=1
リンクをクリックすると呼び出されるようにしたい JavaScript 関数の名前を入力してください。 例えば、myFunction() と入力してください。 この関数は、「スクリプトの挿入」 Web 設定を使用して入力した関数、外部 JavaScript ファイルで定義した関数、あるいは WebFacing で webface.js ファイルに組み込んだ関数のいずれかとすることができます。ユーザー独自の外部 JavaScript ファイルを作成する場合は、それらを WebFacing プロジェクトの usr ディレクトリーに入れてください。 このディレクトリーは、パス <project name>¥WebContent¥ClientScript¥usr にあります。 このディレクトリーに入れられるスクリプトはどれも、実行時に WebFacing アプリケーションに対して使用可能です。 短形式のインライン JavaScript 関数がある場合には、その関数全体を「JavaScript の呼び出し」フィールドに入力することもできます。
A*%%WB 12 FLD 6 <function_key>構文 (JavaScript の呼び出し):
A*%%WB 12 FLD 7 <javascript>構文 (カーソルをデータのある特定のフィールドに配置して JavaScript を実行):
A*%%WB 12 FLD 8 fld=<field>"|"value=<value>"|"func=<javascript>構文 (JavaScript ハイパーリンク):
A*%%WB 12 FLD 9 <javascript>
フィールドの代わりにイメージを表示する場合は、「イメージ」設定を使用してください。この設定の使用例として、在庫品目のイメージを含む製品データベースがあります。
「ファイル名」フィールドにワークステーション上のイメージ・ファイルへの完全パスまたはイメージ・ファイルへの完全 URL (例えば、 http://www.ibm.com/image.gif) を取り込んでください。「ファイル名」フィールドには、値を直接入力するか、あるいは「ブラウズ」ボタンを使用してローカル・ファイルを探して取り込むことができます。指定したローカル・イメージが、WebFacing の変換中に WebFacing プロジェクトの ..¥WebContent¥images¥generated¥ ディレクトリーにコピーされます。このディレクトリー中のイメージは、「エクスポート」ウィザードを使用してプロジェクトを 配置した時に、後からサーバーに公開されます。
イメージの大きさが分かっていれば、「幅」と「高さ」を使用することができます。 幅および高さ情報を追加しておくことで、イメージを含む Web ページを表現するために必要な時間を短縮できる場合があります。
「代替テキスト」フィールドでは、イメージの代替テキストを指定することができます。
構文:
A*%%WB 13 FLD 1 <width>"|"<height>"|"<graphic>"|"<alternative text>
使用すべきではない:
A*%%WB 13 FLD <width>"|"<height>"|"<graphic>
例:
A*%%WB 13 FLD 1 15|34|graphic.gif A*%%WB 13 FLD 1 15|34|graphic.gif|IBM logo
A*%%WB 13 FLD 1 3|2|&{FIELD1.INITIALVALUE}.gif
使用すべきではない:
A*%%WB 13 FLD 15|34|graphic.gif
A*%%WB 13 FLD 3|2|&{FIELD1}.gif
位置設定に使用できるオプションは、「スパンの変更」および「位置の変更」です。DDS ソースが WebFacing Tool によって変換された後に、アプリケーションは、HTML テーブルを使用して Web ページ上で位置決めされます。 HTML テーブルには、DDS 画面と同じ数 (24 x 80 または 27 x 132) の行と桁があります。 位置設定を使用すれば、ソースの変換後の HTML テーブルでのフィールドの位置決め方法を変更することができます。
エディター・ウィンドウには、DDS ソースの行と桁のレイアウトが表示されます。 「位置の変更」および「スパンの変更」によって変更を行う場合は、このビューを使用して、フィールドの相互の相対位置がどのようになるかを確認してください。
構文 (位置の変更):
A*%%WB 2 FLD <row_number> <column_number>
構文 (スパンの変更):
A*%%WB 15 FLD <row_number> <column_number>
構文 (CSS 位置):
A*%%WB 21 FLD <row_number> +/-<pixel_offset> | <column_number> +/-<pixel_offset> | <disable_tabbing>
例 (位置の変更):
A*%%WB 2 FLD 14 3
例 (スパンの変更):
A*%%WB 15 FLD 1 1
例 (CSS 位置)
入力フィールドを行 30、桁 20 に (いずれもオフセットなしで) 移動して、タブを可能にする場合:
A*%%WB 21 FLD 30 +0 | 20 +0 | false
タブを使用不可にして、入力フィールドを行 40、桁 10 に、それぞれ下へ 20 ピクセル、左へ 5 ピクセルのオフセットで移動する場合:
A*%%WB 21 FLD 40 +20 | 10 -5 | true
「オプション・ラベル」の設定は、VALUES キーワードで指定された入力フィールドに使用可能です。VALUES キーワードで指定されたフィールドは、一連のラジオ・ボタンとして Web ページに表示されます。この選択ボックスに表示されるオプションは、DDS ソース内で VALUES キーワードに対するパラメーターとして指定された値です。
この Web 設定で、ユーザーに対して表示されるラベルまたはテキストを変更することができます。例えば、プログラムで予期されている VALUES パラメーターの 1 つが "item8" である場合に、ブラウザーに表示されるテキストを "8 gauge wire" のようにより説明用のものに変更できます。ユーザーに対して表示されるテキストは "8 gauge wire"であっても、プログラムに戻される値は、そのプログラムが予想しているものと同じ "item8" になります。
この Web 設定を使用するには、「オプション・ラベル」フィールドをダブルクリックして、必要なテキストを入力します。
構文:
A*%%WB 14 FLD <value>=<label>["|"<value2>=<label2>["|" <value3>=<label3>[...]]]
例:
数値を使用:
A*%%WB 14 FLD 0=value 0|1=value 1
テキスト値を使用:
A*%%WB 14 FLD 'value0'=value 0|'value1'=value 1
「ブラウザーに送信」設定は、H または非表示 DDS フィールドに使用することができます。この設定は、生成された JSP ファイルをレコード用に変更します。例えば、LISTCTL と呼ばれるレコードに H フィールドがある場合にこの設定が使用されると、HTML 隠し入力フォーム・エレメントが JSP ファイル LISTCTL.jsp に生成されます。隠し入力フォーム・エレメントは HTML コード <INPUT TYPE="hidden" で始まります。「ブラウザーに送信」を使用 すると、H フィールドがブラウザー環境の一部となり、値がその環境に基づいてそのフィールドに割り当てられるようにできます。例えば、 「スクリプトに挿入」設定を使用して追加したスクリプトによって判別されるユーザーの IP アドレスは、隠しフィールドの取り込みに使用することができます。
構文:
A*%%WB 19 FLD
例:
A*%%WB 19 FLD
フィールド置換変数は、 「HTML の挿入」、「ユーザー定義 HTML」、「イメージ」、「スクリプトの挿入」、「URL に進む」、「カーソルをフィールドに配置」、および「JavaScript の呼び出し」 Web 設定で使用できます。以下に、 それぞれについて使用すべきではない (がサポートされている) 変数を含む、使用可能な置換変数を示します。
使用すべきではない変数は &{FIELD.value} です。
使用すべきではない変数は &{FIELD.value} です。
使用すべきではない変数は &{RECORD.FIELD.value} です。
使用すべきではない変数は &{RECORD.FIELD.value} です。
使用すべきではない変数は &{FIELD} です。
使用すべきではない変数は &{FIELD} です。
使用すべきではない変数は &{RECORD.FIELD} です。
使用すべきではない変数は &{RECORD.FIELD} です。
特殊値は、 「HTML オーバーライド」でユーザー定義 Web 設定を使用してユーザー定義 HTML を挿入するときに使用できます。次の値は、DDS 内の対応するフィールドのユーザー定義 Web 設定の コンテキストで使用することができます。
使用すべきではない値は &SystemName です。
使用すべきではない値は &UserID です。
使用すべきではない値は &Date です。
使用すべきではない値は &Time です。