PUTOVR

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画面ビルド
追加情報
PUTOVR は、OVRATR または OVRDTA と併せて使用するレコード・レベルのキーワードで、 特定のフィールドの表示属性またはデータ内容 (あるいは両方) のオーバーライドを許可するものです。 PUTOVR を使用することによって、5250 表示装置に送信されるデータ量を削減できます。 WebFacing では、ページを表示するときに常にすべてのフィールドが Web ブラウザーに送信され、 Web ページの部分更新がサポートされていません。 その結果、WebFacing で PUTOVR を使用してもパフォーマンスは向上しません。 このキーワードは WebFacing ではサポートされず無視されるため、 ユーザーのアプリケーションが 5250 と同じ動作にならない場合があります。例えば、 5250 では、PUTOVR によるレコードの出力操作で実際に更新されるのは PUTOVR レコードのみです (すなわち、実際には OVRATR または OVRDTA によってフィールドが更新されます)。 画面上の既存のレコードはそのままです。 しかし、同じ出力操作を WebFacing で実行した場合、 PUTOVR レコードに OVERLAY が指定されていなければ、画面上の既存のレコードは除去されます。 既存のレコードを画面から除去しないようにするために、PUTOVR が指定されているレコードに OVERLAY キーワードを追加できます。