古いプロジェクトのマイグレーションを完了しなければ、WebFacing アプリケーションの開発を続行できません。例えば、DDS ソースの変換またはプロジェクトのプロパティーの変更はできません。ただし、マイグレーションされていないプロジェクトを現行のままで実行することは可能です。マイグレーションされていないプロジェクトと最新のプロジェクトを見分けるために、マイグレーションされていないプロジェクトは「WebFacing プロジェクト」ビューにおいて、固有のアイコンで識別されています。
WebFacing プロジェクトは、「WebFacing マイグレーション」ウィザードでマイグレーションする前に、現行ワークスペースにロードする必要があります。マイグレーションは元に戻せないため、ワークスペースまたはプロジェクトをバックアップすることをお勧めします。
以前の WebFacing プロジェクトは、古いワークスペースを開くか古いプロジェクトをインポートすることによって、現行レベルのワークスペースに導入することができます。既存プロジェクトはフォルダーまたはアーカイブ・ファイルから直接 (
)、またはプロジェクト交換ファイルを使用して ( ) インポートできます。V7.5 でプロジェクトを開いた後、「Rational デスクトップ・マイグレーション」ウィザードが開始します。 ウィザードにより、更新するプロジェクトの選択が可能になり、変更するファイルが表示されます。ウィザードを順に進んで必要な変更を加え、「完了」をクリックして、プロジェクトのマイグレーションを開始します。ワークスペースのマイグレーションが完了すると、結果が「マイグレーション結果 (Migration Results)」ビューに表示されます。 詳しくは、『Migrating workspaces and projects from version 6.0.x or version 7.0.x』を参照してください。
エラーがレポートされた場合、またはマイグレーションされたプロジェクトにエラーのフラグが立っている場合は、マイグレーションのトラブルシューティングのヘルプに関するセクションを参照してください。ワークスペースのマイグレーションを完了した後、「ウィンドウ」 > 「パースペクティブのリセット」をクリックすることにより、パースペクティブを手動でリセットできます。
これで、プロジェクトを新しいワークスペースで使用できるようになります。ただし、さらに「WebFacing マイグレーション」ウィザードを使用してマイグレーションする必要があります。
WebFacing マイグレーション用のプロジェクトの作成
「WebFacing マイグレーション」ウィザードを実行する前に、次の準備タスクを行う必要があります。
「WebFacing マイグレーション」ウィザードの実行
「WebFacing マイグレーション」ウィザードを使用して、プロジェクトを V7.5 に更新します。DDS ファイルの再変換によるプロジェクトのマイグレーションは、現在はできません。以下のステップに従ってプロジェクトを V7.5 にマイグレーションしてください。
カスタマイズされるプロジェクトは、手操作による介入が必要な場合があります。詳しくは、カスタマイズ済みのファイルがあるプロジェクトのマイグレーションの手動ステップおよびWebFacing の複数ブラウザー・サポートを参照してください。
マイグレーションした WebFacing プロジェクトをデプロイするには、 新規の WebFacing プロジェクトの場合と同様に HATS ライセンスが必要です。既に HATS ライセンスを適用してあれば、 マイグレーションしたプロジェクトにもこのライセンス設定が含まれます。 詳細については、ライセンスの使用可能化を参照してください。