PUTOVR
- カテゴリー
- 画面ビルド
- 追加情報
- PUTOVR は、OVRATR または OVRDTA と併せて使用するレコード・レベルのキーワードで、
特定のフィールドの表示属性またはデータ内容 (あるいは両方) のオーバーライドを許可するものです。
PUTOVR を使用することによって、5250 表示装置に送信されるデータ量を削減できます。
WebFacing では、ページを表示するときに常にすべてのフィールドが Web ブラウザーに送信され、
Web ページの部分更新がサポートされていません。
その結果、WebFacing で PUTOVR を使用してもパフォーマンスは向上しません。
このキーワードは WebFacing ではサポートされず無視されるため、
ユーザーのアプリケーションが 5250 と同じ動作にならない場合があります。例えば、
5250 では、PUTOVR によるレコードの出力操作で実際に更新されるのは PUTOVR レコードのみです
(すなわち、実際には OVRATR または OVRDTA によってフィールドが更新されます)。
画面上の既存のレコードはそのままです。
しかし、同じ出力操作を WebFacing で実行した場合、
PUTOVR レコードに OVERLAY が指定されていなければ、画面上の既存のレコードは除去されます。
既存のレコードを画面から除去しないようにするために、PUTOVR が指定されているレコードに
OVERLAY キーワードを追加できます。