Network Dispatcher 用語集
ア
- アップとしてマーク
- サーバーが新規接続を受信できるようにすること。
- 宛先アドレス
- high availability パートナー・マシンのアドレス。パートナー・マシンは heartbeat や応答を送信します。
- アドレス
- ネットワークに接続された各装置やワークステーションに割り当てられる固有なコード。標準
IP アドレスは 32 ビット・アドレス・フィールドです。
このフィールドには 2 つの部分が含まれています。最初の部分はネットワーク・アドレスで、
2 番目の部分はホスト番号です。
- アプリケーション・プログラミング・インターフェース (API)
- アプリケーション・プログラムがこれによってオペレーティング・システムおよびその他のサービスをアクセスするインターフェース
(呼び出し規則)。API は、コードの移植性を保証するために、ソース・コード・レベルで定義され、アプリケーションとカーネル
(またはその他の特権ユーティリティー) との間の抽象化のレベルを提供します。
- イーサネット
- ローカル・エリア・ネットワーク (LAN) の標準タイプ。これを使用すれば、複数の端末が事前の調整なしに任意に伝送メディアにアクセスし、キャリア・センスおよび遅延伝送の使用によって競合を避け、また、衝突検出および伝送を使用して競合を解決することができます。イーサネット・システムにより使用されるソフトウェア・プロトコルは様々ですが、TCP/IP は組み込まれています。
- インターネット
- 世界的規模の相互接続ネットワークの集合体。
インターネットの一式のプロトコルを使用し、パブリック・アクセスを許可します。
- イントラネット
- インターネット規格とアプリケーション (Web ブラウザーなど)
を企業の既存のコンピューター・ネットワーク基礎構造と統合するセキュア私設ネットワーク。
- ウィザード
- あるタスクを行なうためのガイドで、ステップバイステップで指示をするアプリケーションのダイアログ。
- エージェント
- (1) システム管理で、ある対話においてはエージェントの役割をすることになるユーザー。
- (2) オブジェクトを修正・照会する管理操作のために
(a) オブジェクトに関する通知を発行する、または、
(b) manager からの要求をハンドルすることによって
1 つ以上の管理対象のオブジェクトを示すエンティティー。
カ
- 管理対象ノード
- インターネット通信において、ネットワーク管理のエージェントを含んだワークステーション、
サーバー、ルーター。インターネット・プロトコル (IP)
においては、管理対象ノードには通常シンプル・ネットワーク管理プロトコル (SNMP) エージェントを含みます。
- キャッシュ Proxy
-
highly-efficient キャッシュ方式によってエンド・ユーザーの応答時間を早くすることのできるキャッシュ・プロキシー・サーバー。柔軟な
PICS フィルターによってネットワーク管理者は中央設置場所から
Web ベース情報へのアクセスを制御することが可能です。
- クライアント
- 他のコンピューター・システムまたはプロセスのサービスを要求するコンピューター・システムまたはプロセス。
たとえば、Lotus Domino Go Webserver から出力される HTML 文書を要求するワークステーションやパーソナル・コンピューターは、
そのサーバーのクライアントです。
- クラスター
- Dispatcher において、同じ目的で使用される TCP または UDP サーバーのグループ。
単一のホスト名によって識別されます。
- クラスター・アドレス
- Dispatcher において、クライアントが接続される先のアドレス。
- クラスター・サーバー
- Dispatcher グループが他のサーバーとリンクさせて、単一の仮想サーバーを構成するサーバー。Network
Dispatcher は、これらのクラスター・サーバーの間で TCP または UDP トラフィックのバランスを取ります。
- クロス・ポート類縁性
- 複数ポートにまたがって適用するよう拡張された類縁性 (スティッキー) フィーチャー。
- 経路
- 起点から宛先までのネットワーク・トラフィックのパス。
- ゲートウェイ
- 異なるアーキテクチャーを持つ 2 つのコンピューター・ネットワークを相互接続する機能単位。
サ
- サーバー
- ネットワークを介して共用サービスを他のコンピューターに提供するコンピューター。
たとえば、ファイル・サーバー、プリント・サーバー、メール・サーバーなど。
- サーバー・アドレス
- ネットワークを通じて他のコンピューターに共用サービスを提供する各コンピューター
(たとえばファイル・サーバー、プリント・サーバー、メール・サーバー) に割り当てられる固有なコード。標準
IP アドレスは 32 ビット・アドレス・フィールドです。
サーバー・アドレスには、ドット 10 進形式の IP アドレスまたはホスト名を指定できます。
- サーバー・マシン
- Dispatcher グループが他のサーバーとリンクさせて、単一の仮想サーバーを構成するサーバー。Dispatcher
はサーバー・マシン間のトラフィックのバランスをとります。クラスター・サーバー (clustered server) と同義です。
- サービス
- 1 つ以上のノードによって提供される機能。たとえば、HTTP、FTP、Telnet。
- サービス品質 (QoS)
- スループット、伝送遅延、および優先度を含む、ネットワーク・サービスのパフォーマンス特性。
一部のプロトコルでは、パケットまたはストリームに QoS 要件を組み込むことができます。
- サイト名 (aka ホスト名)
- サイト名は、解決可能ではない、クライアントによって要求されるホスト名の 1 つ。
- サブネット・マスク
- インターネット・サブネットワークの場合、IP
アドレスのホスト部分のサブネットワーク・アドレス・ビットを識別するために使用される 32 ビットのマスク。
- シェル
- ユーザーのワークステーションから入力されたコマンド行を受け入れて処理するソフトウェア。
Korn シェルは、使用可能ないくつかの UNIX シェルのうちの 1 つです。
- 私設ネットワーク
- Dispatcher が、パフォーマンス上の理由からクラスター・サーバーと通信するための別個のネットワーク。
- スケーラブル
- システムが、使用、ボリューム、または需要の程度の多少を問わず、それに容易に適応できる能力をいう用語。
たとえば、スケーラブル・システムは、
複雑性の異なるいくつかのタスクを実行する大きなネットワークの処理にも、
小さなネットワークの処理にも効率的に適応することができます。
- スティッキー時間
- ある接続がクローズしてから新しい接続がオープンするまでの時間間隔。
この間に、クライアントは、最初の接続で使用したサーバーと同じサーバーに送られます。スティッキー時間の後、クライアントは最初のものとは異なるサーバーに送られる場合があります。
- ストラテジー
- Dispatcher の high availability において、活動中のマシンが失敗したあとのリカバリー方法を指定するためのキーワード。
- 静止
- 操作を正常に完了できるようにして、プロセスを終了すること。
- 送信元アドレス
- Dispatcher の high availability において送信元アドレスは、heartbeat
を送信する high availabilityパートナー・マシンのアドレスです。
- 存続時間 (TTL)
- このパケットが廃棄されるか戻される前に許可されるホップ数を示すインターネット・プロトコル (IP) ヘッダー中のリターンの 1 つ。
タ
- 帯域幅
- 伝送チャネルの最高周波数と最低周波数の間の差。一定の通信回線を通じて 1 秒当たりに送信できるデータの量。
- タイムアウト
- ある種のイベントが起こらなかった場合に、エラーが提示されるまでの時間的な期間。共通した例としてメッセージの送信があります。受信側がある事前設定タイムアウト期間にメッセージを確認しなかった場合には、伝送エラーが起こったと見なされます。
- ダウンとしてマーク
- あるサーバーとのすべての活動中の接続を切断し、
そのサーバーとのすべての新規接続またはそのサーバーへ送信されるすべてのパケットを停止すること。
- デーモン (Disk And Execution MONitor)
- 明示的に組み込まれることはないが、1 つまたは複数のある種の条件が起こるのを待機して休止状態にあるプログラム。このアイデアは、条件の提示者がデーモンが待機中であることに注意する必要のない点にあります (ただし、プログラムでは、それがデーモンを暗黙的に呼び出すことが分かっているという理由だけでアクションをコミットすることがよくあります)。
- デフォルト
- 明示的に指定されない場合に用いられる値、属性、オプション値。
- ドット 10 進表記
- 32 ビット整数の構文表示。4 個の 8 ビット数字からなり、基数 10 で書かれ、ピリオド (ドット)
で区切られます。IP アドレスを表すために使用されます。
ナ
- ネットマスク
- インターネット・サブネットワークの場合、IP
アドレスのホスト部分のサブネットワーク・アドレス・ビットを識別するために使用される 32 ビットのマスク。
- ネットワーク
- ハードウェアおよびソフトウェア・データ通信システム。ネットワークは、その地理的な広がりに従ってローカル・エリア・ネットワーク (LAN)、大都市圏ネットワーク (MAN)、広域ネットワーク (WAN) に分類されたり、また、使用されるプロトコルに従って分類されることがよくあります。
- ネットワーク・アドレス・ポート変換 (NAPT)
- ポート・マッピングとしても知られています。これを使用すれば、1 つの物理サーバー内に複数のサーバー・デーモンを構成して、種々のポート番号で listen することができます。
- ネットワーク・アドレス変換 (NAT、すなわちネットワーク・アドレス変換プログラム、仮想 LAN)
- 1 つの物理サーバー内に複数のサーバー・デーモンを構成して、種々の IP アドレスに対する要求に応答することができます。
- ネットワーク管理端末
- シンプル・ネットワーク管理プロトコル (SNMP) において、ネットワーク・エレメントをモニターおよび制御する管理アプリケーション・プログラムを実行する端末。
ハ
- 範囲の開始値
- ルール・ベースのロード・バランシングにおいて、ルールで指定される下限値。
この値はデフォルトではルール・タイプに依存しています。
- 範囲の終了値
- ルール・ベースのロード・バランシングにおいて、ルールで指定される上限値。
この値はデフォルトではルール・タイプに依存しています。
- バイナリー・ロギング
- サーバー情報をバイナリー・ファイルに保管してから処理し、過去に収集されたサーバー情報を分析することができます。
- バックアップ
- Dispatcher の high availability において、プライマリー・マシンのパートナー。バックアップは、プライマリー・マシンの状況をモニターし、必要な場合はそれを引き継ぎます。high availability および primary (プライマリー) も参照してください。
- パケット
- インターネットやその他のパケット交換ネットワークにおいて、転送元と転送先との間で転送されるデータの単位。
- ファイアウォール
- 商用などの私設ネットワークとインターネットなどの公衆ネットワークを接続するコンピューター。2
つのネットワーク間のアクセスを制限するプログラムを含んでいます。proxy gateway (プロキシー・ゲートウェイ)
も参照してください。
- プライマリー
- Dispatcher の high availability において、パケット経路指定を活動的に行なうマシンとして開始されるマシン。
そのパートナーであるバックアップ・マシンは、プライマリー・マシンの状況をモニターし、
必要な場合は、それを引き継ぎます。
backup (バックアップ) および high availability も参照してください。
- プロトコル
- 通信が発生した場合に通信システムの機能単位のオペレーションの基準となるルールの集合。プロトコルはマシン-マシン間の低レベルの詳細なインターフェースを決定します。
たとえば、送信する 1 バイトのなかのビットの送信の順序。
プロトコルはまた、アプリケーション・プログラムの高レベルのデータ交換も決定します。たとえば、ファイルの転送。
- 別名
- サーバーに割り当てられた追加の名前。別名は、サーバーをホスト・マシンの名前から独立させます。別名は、ドメイン・ネーム・サーバーで定義しなければなりません。
- ホスト
- ネットワークに接続され、そのネットワークへのアクセス・ポイントを提供するコンピューター。
ホストには、クライアントまたはサーバーのいずれか、あるいはその両方に同時になることができます。
- ホスト名
- ホストに割り当てられた記号名。ホスト名は、ドメイン・ネーム・サーバーを介して IP アドレスに解決されます。
- ポート
- 要約通信装置を識別する番号。Web サーバーは、デフォルトでポート 80 を使用します。
マ
- マルチアドレス連結
- マルチアドレス連結によって、カスタマーは構成内の nonforwarding アドレス (NFA) とは異なるように、連結されたサーバーのアドレスを指定することができます。
- メトリック
- ネットワークのロード・バランシングに使用できる数値 (たとえば、現在ログオンしているユーザーの数) を戻すプロセスまたはコマンド。
- メトリック・アドレス
- メトリック・サーバーが接続されるアドレス。
- メトリック・サーバー
- 従来はサーバー・モニター・エージェント (SMA) として知られていたもの。メトリック・サーバーは、システムに特有のメトリックを Network Dispatcher コンポーネントの 1 つまたは複数の manager に提供します。
ヤ
- 優先度
- ルール・ベースのロード・バランシングでは、すべての与えられたルールに重要度のレベルが定められます。
Dispatcher
は最優先のレベルから最終優先のレベルまでルールを評価します。
ラ
- リーチ
- Dispatcher において、
あるターゲットに ping を出し、そのターゲットが応答するかどうかを報告する advisor。
- リーチ・アドレス
- Dispatcher の high availability において、ターゲットが応答するかどうか確認のために
advisor が ping を発行する宛先のアドレス。
- リターン・アドレス
- 固有の IP アドレスまたは hostname。これは、Dispatcher マシン上に構成され、クライアントの要求をサーバーにロード・バランシングさせるときに、Dispatcher により送信元アドレスとして使用されます。
- ルーター
- パケットをネットワーク間で転送する装置。転送の決定は、ネットワーク層情報、および経路指定製品によって構成されることが多い経路指定テーブルに基づいて行われます。
- ルート・ユーザー
- AIX、Red Hat Linux、SUSE Linux、または Solaris オペレーティング・システムの任意のパーツにアクセスして変更するための無制限の権限で、通常は、システムを管理するユーザーと関連付けられます。
- ループバック・インターフェース
- 情報が同一システム内のエンティティーにアドレッシングされたときに、不必要な通信機能をバイパスするインターフェース。
- ループバック別名
- ループバック・インターフェースと対応する代替 IP アドレス。この代替アドレスには、実インターフェース上で公示しないという有用な副次効果があります。
- ルール
- ルール・ベースのロード・バランシングにおける、宛先アドレスやポート以外の情報ベースでサーバーが選択できるようなグループ化サーバーのメカニズム。
- ルール・タイプ
- ルール・ベースのロード・バランシングで、ルールが正しいかどうか決定するために評価されるべき情報の指標。
- 連結
- 専用マシンがない時には、Network Dispatcher
は、ロード・バランシングするのと同じマシン上にインストールされます。連結が適用されるのは、AIX、RedHat Linux、SuSE Linux、および Solaris オペレーティング・システムだけです。
A
- ACK
- シーケンス・スペースを占めない制御ビット
(acknowledge、肯定応答文字)。以前のシーケンス番号がすべて受信されているので、このセグメントの肯定応答文字フィールドはこのセグメントの送信側が受信すべき次のシーケンス番号を示しています。
- advisor
- advisor は Network Dispatcher コンポーネントの 1 つの機能です。advisor は個々のサーバーからフィードバックを収集し、
それを分析して、manager コンポーネントに通知します。
C
- CBR (Content Based Routing)
- Network Dispatcher のコンポーネントの 1 つ。CBR は、キャッシュ Proxy を処理し、HTTP または HTTPS サーバーへの着信クライアント要求を、指定のルール・タイプを使用する Web ページのコンテンツに基づいてロード・バランシングさせます。
- cbrcontrol
- Network Dispatcher の Content Based Routing コンポーネントへのインターフェースを提供します。
- cbrserver
- Content Based Routing において、executor、manager、および advisor からの要求を処理します。
- CGI (Common Gateway Interface)
- Web サーバーと外部プログラムの間で情報を交換するための規格。外部プログラムは、オペレーティング・システムによってサポートされる任意の言語で作成することができ、書式処理など、サーバーが通常行なわないタスクを実行します。
- CGI スクリプト
- スクリプト記述言語 (Perl や REXX など) で作成された CGI プログラム。
コモン・ゲートウェイ・インターフェース (CGI) を使用して、
書式処理など、サーバーが通常行なわないタスクを実行します。
- Cisco Consultant
- Network Dispatcher のコンポーネントの 1 つ。Cisco Consultant は、Network Dispatcher テクノロジーを使用して、リアルタイム・ロード・バランシング情報を Cisco コンテンツ・サービス・スイッチに提供します。
- Cisco CSS スイッチ
- Cisco の CSS 11000 シリーズの任意のスイッチで、パケットの転送およびコンテンツのルーティングに使用されます。
D
- Dispatcher
- Network Dispatcher の 1 コンポーネント。個々のリンク・サーバーのグループの間で効率的に
TCP または UDP トラフィックのバランスを取ります。Dispatcher マシンは コードを実行するサーバーです。Dispatcher、CBR、Mailbox Locator、Site Selector、および Cisco Consultant は、すべて Network Dispatcher のコンポーネントと呼ばれます。このコンポーネントはそれぞれ機能を持ちます。
- DNS (ドメイン・ネーム・サーバー)
- インターネット上で、hostname の IP アドレスへの変換に主として使用される汎用分散型の複製データ照会サービス。また、インターネット上で使用される hostname のスタイルですが、このような名前は正確には完全修飾ドメイン名と呼ばれます。DNS は、一致が見つかるまで、一連のネーム・サーバーを検索中の名前の中のドメインに基づいて使用するように構成することができます。
E
- executor
- Dispatcher のコンポーネントの 1 つ。executor は、要求を TCP または UDP サーバーへルーティングし、
また、新規接続、活動中の接続、および終了接続の数をモニターし、
完了した接続またはリセットされた接続の不要情報収集も行ないます。executor
はこの新規接続と活動中の接続の情報を manager コンポーネントに提供します。
Cisco Consultant の場合には、executor に構成情報が保留され、Cisco CSS スイッチへの接続に必要な情報が含まれます。
F
- FIN
- 制御ビット (finis) で、シーケンス番号を 1 つ占めます。
送信側がさらに送るデータがない、または続くスペースの割り当てを制御する場合を示します。
- FIN 状態
- 終了したトランザクションの状況。トランザクションが FIN 状態になると、Network Dispatcher
のガーベッジ・コレクション・プログラムは接続用に予約されているメモリーをクリアすることができます。
- FQDN (完全修飾ドメイン名)
- システムのフルネームで、最上位ドメイン (tld) を含めて、そのローカル hostname とドメイン名から構成されます。たとえば、「venera」が hostname であると、「venera.isi.edu」が FQDN です。FQDN は、インターネット上のどのホストの固有の IP アドレスも十分に判別できるものでなければなりません。「ネーム・レゾリューション」と呼ばれるこのプロセスでは、DNS (Domain Name System) が使用されます。
- FTP (File Transfer Protocol)
- ネットワーク・コンピューター間のファイル転送を行なうためのアプリケーション・プロトコル。
FTP では、リモート・ホスト・システムのファイルをアクセスするためのユーザー ID と、
場合によってはパスワードが必要になります。
G
- GRE (総称経路指定カプセル化)
- A のパケットを GRE パケット内でカプセル化し、次に、それを B のパケットの中に入れることによって、任意のネットワーク・プロトコル A が他の任意のプロトコル B を通じて伝送できるようにするプロトコル。
H
- heartbeat
- 2 つの Dispatcher マシン間で high availability モード時に行なう簡易なパケット送信。
待機 Dispatcher を用いて、アクティブな Dispatcher をモニターするために使用されます。
- high availability
- Dispatcher に何らかの理由でシステム障害が発生した場合、
他の Dispatcher にサービスを引き継がせるようにする Dispatcher の機能。
- HTML (Hypertext Markup Language)
-
ハイパーテキスト文書を作成するために使用する言語。ハイパーテキスト文書には、
強調表示される用語や主題に関する追加情報を記述した他の文書へのリンクが含まれています。
HTML は、テキストの形式およびフォーム入力域の位置を制御するほか、
たとえば、ナビゲート可能リンクなども制御します。
- HTTP (Hypertext Transfer Protocol)
- ハイパーテキスト文書の転送および表示に使用されるプロトコル。
I
- ICMP (Internet Control Message Protocol)
- ホスト・サーバーとインターネットへのゲートウェイ間でのメッセージ制御とエラー報告のプロトコル。
- IMAP (Internet Message Access Protocol)
- このプロトコルによって、クライアントはサーバー上の電子メール・メッセージをアクセスし処理できます。これにより、リモート・メッセージ・フォルダー
(メール・ボックス) の操作が、機能的にローカル・メール・ボックスと同じように実行できます。
- IP (インターネット・プロトコル)
- 1 つのネットワークまたは複数の相互接続ネットワークでデータをルーティングするコネクションレス・プロトコル。
IP は、高位プロトコル層と物理層の間の媒介として働きます。
- IP アドレス
- インターネット・プロトコル・アドレス (Internet Protocol address)。
ネットワーク上の各装置またはワークステーションの実際の位置を指定する固有な 32 ビット・アドレス。IP アドレスとも呼ばれます。
- IPSEC (インターネット・プロトコル・セキュリティー)
- ネットワークやネットワーク通信のパケット処理層におけるセキュリティーの開発標準。
L
- LAN (ローカル・エリア・ネットワーク)
- 限定された地域内で通信用に接続された装置のコンピューター・ネットワークで、より大きいネットワークに接続することができます。
- LBC (ロード・バランシング・コンサルタント)
- (Cisco Consultant) Network Dispatcher のコンポーネントの 1 つ。ロード・バランシング・コンサルタントは、 Network Dispatcher テクノロジーを使用して、リアルタイム・ロード・バランシング情報を Cisco コンテンツ・サービス・スイッチに提供します。
- lbccontrol
- Cisco CSS スイッチへのインターフェースを提供します。
- lbcserver
- Cisco Consultant において、コマンド行から executor、manager、および advisors への要求を処理します。
M
- MAC アドレス (メディア・アクセス制御アドレス)
- 共用ネットワーク・メディアに接続された装置のハードウェア・アドレス。
- Mailbox Locator
- Network Dispatcher のコンポーネントの 1 つ。IMAP および POP3 プロトコルの場合に、Mailbox Locator はユーザー ID とパスワードに基づいて該当するサーバーを選択するプロキシーです。
- manager
- Network Dispatcher のいくつかある機能のうちの 1 つで、すべてのコンポーネントに存在します。manager は、executor の内部カウンターと advisor
からのフィードバックに基づいて重み (weight) を設定します。executor は重みを用いてロード・バランシングを実行します。
- MIB
- (1) 管理情報ベース (Management Information
Base)。ネットワーク管理プロトコルでアクセス可能なオブジェクトのコレクション。
- (2) 管理情報の定義。管理情報はホストまたはゲートウェイと許可されたオペレーションで入手できる情報を指定します。
- mlcontrol
- Network Dispatcher の Mailbox Locator コンポーネントへのインターフェースを提供します。
- mlserver
- Mailbox Locator において、構成情報を含み、コマンドを実行します。
- mutual high availability
- mutual high availability によって、2 台の Dispatcher
マシンが、互いにプライマリーとバックアップの両方となることができます。
N
- ndcontrol
- Network Dispatcher の Dispatcher コンポーネントへのインターフェースを提供します。
- ndserver
- Dispatcher において、コマンド行から executor、manager、および advisor への要求を処理します。
- NIC (ネットワーク・インターフェース・カード)
- コンピューターにインストールされ、ネットワークへの物理接続を行うアダプター回路ボード。
- NNTP (Network News Transfer Protocol)
- ニュース項目を転送するための TCP/IP プロトコル。
- nonforwarding アドレス (nfa)
- Network Dispatcher マシンのプライマリー IP アドレスで、管理と構成に使用されます。
P
- PICS (Platform for Internet Content Selection)
- PICS
が利用できるクライアントでは使用するレーティング・サービス、レーティング・サービスごとのレーティングの許容範囲などを決定できます。
- ping
- 応答が戻ってくるのを予想して、インターネット制御メッセージ・プロトコル
(ICMP) のエコー要求パケットをホスト、ゲートウェイ、またはルーターへ送信するコマンド。
- POP3 (Post Office Protocol 3)
- ネットワーク・メールの交換やメールボックスのアクセスに使用されるプロトコル。
R
- RMI (リモート・メソッド呼び出し)
- プログラマーにより使用されるメソッドで、Java プログラム言語と開発環境を使用して、異なるコンピューター上のオブジェクトが分散ネットワーク内で対話できるオブジェクト指向プログラムを作成します。
- RPM
- Red Hat Package Manager。
S
- Site Selector
- Network Dispatcher のコンポーネントの 1 つ。Site Selector はネーム・サーバーとの組み合わせで作動して、それらのサーバーで実行中のメトリック・サーバー・コンポーネントから収集された測定値および重みを使用してサーバーのグループ間でロード・バランシングを行います。
- SMTP (Simple Mail Transfer Protocol)
-
インターネットの一式のプロトコルにおいて、インターネット環境のユーザー間でメールを転送するためのアプリケーション・プロトコル。
SMTP は、メール交換順序とメッセージ形式を指定します。これは、伝送制御プロトコル (TCP)
が基本プロトコルであることが前提になっています。
- SNMP (Simple Network Management Protocol)
- IP ネットワーク上のノードを管理するために開発され、STD 15, RFC 1157 に定義されているインターネット標準プロトコル。
SNMP は TCP/IP に限定されるものではありません。これは、コンピューター、ルーター、配線ハブ、トースター、およびジュークボックスも含めたすべての種類の装置の管理およびモニターに使用されます。
- SPARC
- スケーラブル・プロセッサー・アーキテクチャー (Scalable processor architecture)。
- sscontrol
- Network Dispatcher の Site Selector コンポーネントへのインターフェースを提供します。
- SSL (Secure Sockets Layer)
- Netscape Communications Corp. が RSA Data Security Inc.
と共同で開発したポピュラーなセキュリティー方式。SSL
により、クライアントはサーバーを認証し、すべてのデータと要求を暗号化することができます。
SSL によって保護されるセキュア・サーバーの URL は (http ではなく) https で始まります 。
- ssserver
- Site Selector では、コマンド行から nameserver、manager、および advisor への要求を処理します。
- SYN
- 着信セグメントの制御ビット。シーケンス番号の 1 つを占めます。
接続の開始に使用され、シーケンス番号付けの開始の場所を示します。
T
- TCP (伝送制御プロトコル)
- インターネットで使用される通信プロトコル。
TCP は、信頼性の高いホスト間情報交換を行ないます。これは、IP を基本プロトコルとして使用します。
- TCP サーバー・マシン
- Network Dispatcher が他のサーバーとリンクさせて、単一の仮想サーバーを構成するサーバー。Network Dispatcher
は、TCP サーバー・マシン間の TCP トラフィックのバランスを取ります。クラスター・サーバー (clustered server) と同義です。
- TCP/IP (伝送制御プロトコル / インターネット・プロトコル)
-
各ネットワークで使用されている通信技術とは無関係に、ネットワーク間の通信を行なえるように設計された一式のプロトコル。
- Telnet
- 端末エミュレーション・プロトコル。リモート接続サービスのための TCP/IP アプリケーション・プロトコル。Telnet を使用すると、あるサイトのユーザーは、ワークステーションがリモート・ホストに直接接続されている場合と同様に、
リモート・ホストにアクセスすることができます。
- TOS (Type of Service)
- SYN パケットの IP ヘッダー中の 1 バイト・フィールド。
U
- UDP (ユーザー・データグラム・プロトコル)
- インターネットの一式のプロトコルにおいて、信頼性のないコネクションレス・データグラム・サービスを提供するプロトコル。
これによって、あるマシンまたはプロセスのアプリケーション・プログラムは、
別のマシンまたはプロセスのアプリケーション・プログラムにデータグラムを送信することができます。
UDP は、インターネット・プロトコル (IP) を使用してデータグラムを送達します。
- URI (Universal Resource Identifier)
- Web 上のリソースのエンコード・アドレス。たとえば、HTML ドキュメント、イメージ、ビデオ・クリップ、プログラムなどです。
- URL (Uniform Resourse Locator)
- インターネット上でオブジェクトの位置 (代表的なものとしては Web ページ) を指定する標準的な方法。URL は、Web 上で使用されるアドレスの形式をとります。これらは、別の HTML 文書である (おそらくは別のコンピューターで保管される) ことがよくあるハイパーリンクのターゲットを指定するために、HTML 文書の中で使用されます。
V
- VPN (仮想プライベート・ネットワーク)
- 2 つまたははそれ以上のネットワークを接続する 1 つまたはそれ以上のセキュア IP トンネルから構成されるネットワーク。
W
- WAN (広域ネットワーク)
- LAN によって提供されるより広い地理的領域に通信サービスを提供するか、1 つの大都市がネットワークであり、公共通信機能を使用するか提供するネットワークの 1 つ。
- WAP (Wireless Application Protocol)
- 携帯電話からインターネットへのアクセスなど、無線通信を使用するアプリケーションのためのオープン国際標準。
- WAS
- WebSphere アプリケーション・サーバー。
- Web
- プログラムとファイルを含んでいる HTTP サーバーのネットワーク。
これらのプログラムとファイルの多くは、HTTP
サーバーの他の文書へのリンクを含んでいるハイパーテキスト文書です。World Wide Web (WWW) ともいいます。
- WLM (Workload Manager) (ワークロード manager)
- Dispatcher で提供される advisor の一つ。MVS
ワークロード manager (WLM) コンポーネントを実行中の
OS/390 メインフレーム上のサーバーと結合する場合にのみ動作するように設計されています。
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