ポート状況 - フィールド・ヘルプ
構成設定
「ポート状況」パネルで値のいずれかを編集して、「構成の更新」をクリックします。
- ステイル・タイムアウト
- 接続が除去されるまでに、その接続がアクティビティーのない状態でいられる秒数。
ポート 21 のデフォルト値は 900 で、ポート 23 のデフォルト値は 32,000,000 です。その他のポートのデフォルトはすべて 300 であり、
この値は executor およびクラスター・レベルで設定することもできます。
- 重み限界
- このポートの重み限界。
デフォルト値は 20 で、この値は executor およびクラスター・レベルで設定することもできます。
- 最大サーバー数
- このポートの最大サーバー数。
デフォルト値は 32 で、この値は executor およびクラスター・レベルで設定することもできます。
- スティッキー時間
- このポートのスティッキー時間。
スティッキー時間は、クライアントと特定サーバーとの間の類縁性関係の作成に使用されます。スティッキー時間の経過後に、クライアントは前のものとは異なるサーバーに送られる場合があります。デフォルト値は
0 で、これはポートがスティッキーでないことを意味します。
スティッキー時間は、executor およびクラスター・レベルで設定することもできます。
注: 一度、クライアントがポート・レベルで類縁性レコードをもつと、スティッキー時間内のそのクライアントからの以降のすべての要求は、ルールによって分析されません。ポート類縁性は、ルール類縁性よりも優先します。
- ポート・プロトコル
- ポート・プロトコル。 これは、クラスターごと、またはポートごとに上書きが可能です。
使用可能な値は「TCP」、「UDP」、または両方のプロトコル (「TCP/UDP」) で、executor またはクラスター・レベルで設定することもできます。 デフォルト値は「TCP/UDP」です。
- クロス・ポート類縁性
- デフォルトはポート自身のポート番号です。 クロス・ポート類縁性を使用可能にするには、
クロス・ポートの値を以下のようなポートに設定します。
- 同じクラスター・アドレスを共有するポート
- サーバーを共有するポート
- 同じ (ゼロ以外の) スティッキー時間値を有する
- 同じスティッキー・アドレス・マスク・ビット値を持つポート
クロス・ポート類縁性は、複数ポートにまたがって適用するよう拡張されたスティッキー/類縁性フィーチャーです。
最初にクライアントがポートの 1 つに接続した時に、サーバーが選択されます。 同じポートまたは共用ポート
(クロス・ポート) の同じクライアントから続いて接続が行なわれた時には、同じサーバーがアクセスされます。
- スティッキー・アドレス・マスク・ビット
- クライアント IP アドレス・マスクに定義できる高位ビット数。
値として、8、16、24、32 があります。 デフォルトは 32 ビットで、
この指定は、スティッキー/類縁性アドレス・マスク・フィーチャーを使用不可にします。
スティッキー・アドレス・マスクは、グループ・クライアントに対する類縁性拡張フィーチャーで、
サブネット・アドレス (つまり、IP アドレスの共通高位ビット) に基づいています。
スティッキー/類縁性アドレス・マスクが使用可能な場合には、
同じサブネットから入ってくるすべての後続の接続に対して同じサーバーが選択されます。
- ハーフ・オープン接続の最大数
- 考えられるサービス停止攻撃 (Denial of Service Attack) を示すためにアラート。シグナルが渡される前に、許容されるハーフ・オープン接続の数。デフォルトはゼロです。ハーフ・オープン接続の着信要求を分析するためには、この数字はゼロより大きい整数に設定する必要があります。
現行の統計
- クラスター・アドレス
- ポートが定義されているクラスターの IP アドレス。
- ポート番号
- ポートの番号。
- サーバー数
- このポートで稼働中のサーバーの数。
- サーバーの最大重み
- このポート上のサーバーの最大サーバー重み。
重みは、executor の内部カウンター、advisor からのフィードバック、およびメトリック・サーバーなどのシステム・モニター・プログラムからのフィードバックに基づいています。
- 活動中の総接続数
- このポートの現在活動状態の接続の合計数。
- 1 秒当たりの接続数
- このポートの 1 秒当たりの現行接続数。
- 毎秒当たりの転送 K バイト数
- このポートで 1 秒当たりに転送される K バイト数。
- ハーフ・オープン接続の数
- このポートのハーフ・オープン接続の数。
- 転送方式
- このポートの転送方式プロトコルを表示します。
- MAC ベースの転送 (デフォルト)
- NAT/NAPT
- Content Based Routing
リスト
- サーバーのリスト
- ドット 10 進表記のアドレス (例: 9.37.52.11) と現在活動状態のサーバーの重み (10 など)。 重みは、サーバー上のすべてのポートに適用されます。これらの相対的な重みに基づいて、要求がサーバー間に分散されます。
たとえば、1 つのサーバーが重み 10 に設定され、他のサーバーが 5 に設定された場合、
10 に設定されたサーバーは 5 に設定されたサーバーの 2 倍の要求を受け取ります。
サーバーを除去するには、リスト中のサーバーを強調表示して、「除去」をクリックしてください。
- ルールのリスト
リストを任意の時点に最新表示するには、「最新表示」をクリックします。
ルール・ベース・ロード・バランシングの詳細については、Network Dispatcher 管理ガイド を参照してください。この管理ガイドは、WebSphere Edgeserver の Web サイト・ライブラリー・ページからダウンロードするか表示してかまいません。 |