Network Dispatcher High AvailabilityAvailability (可用性) は、インターネット・トラフィックを扱うために重要です。 応答が遅かったり、接続数が少なかったりすると、ユーザーの不満が募ります。 Network Dispatcher は、優れたロード・バランシング、 スケーラビリティー、および high availability を提供します。 Network Dispatcher は、プライマリー Dispatcher マシンに障害が起きた場合にいつでもロード・バランシングを引き継ぐ準備ができている、同じサブネット上の待機マシンを使用するように構成することができます。high availability フィーチャーは、障害を検出するために 2 つの Dispatcher 間で "heartbeat" メカニズムを使用します。 2 つの Dispatcher は Dispatcher 間の接続に加えて、同じクライアント、サーバーの同じクラスターへの接続を持っています。 Dispatcher は情報を同期化し、指定のサーバーのクラスターを預かっている活動中の Dispatcher を選択するために組み込まれたロジックを持っています。 待機 Dispatcher はサーバーのそのクラスターに対して連続して同期化されます。 ユーザー定義の到達可能性 (reachability) 基準により、 Dispatcher から到達できるものとできないもの (たとえば重複アダプターおよびネットワーク経由でのゲートウェイ・ルーターへのアクセスなど) とを識別します。 heartbeat が失敗したか、定義された到達可能基準に一致しなかった場合には、プライマリー Dispatcher がダウンしているものと見なされて、待機 Dispatcher がパケットの転送を引き継ぎます。(一般にフェールオーバー・プロセスにかかる時間は 5 秒以内で、考えられる接続障害を最小化します。) Network Dispatcher は、ロジックまたはオペレーターが活動中 Dispatcher と待機 Dispatcher とを切り換えるときに、高速の IP 引き継ぎを実行するメカニズムを持っています。
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