サーバー状況 - フィールド・ヘルプ
構成設定
「サーバー状況」パネルで、「構成の更新」をクリックして、値のいずれかを編集します。
- 連結済み
- このサーバーがディスパッチャー・マシンと同一のマシン上にあるかどうか指定します。連結フィールドは Windows プラットフォームには適用されません。 可能な値は次のとおりです。
注: Windows プラットフォームでは、ポートが NAT または CBR 転送方式で構成されている場合(MAC 転送方式でなく)、ディスパッチャーは(このフィールドを使わずに)連結することができます。-
- 現在の状況
- サーバーの現在の状況。可能な値は次のとおりです。
- サーバーの重み
- 同じポート上のサーバー間でロード・バランシングに使用される、このサーバーの重み。
デフォルト値は 10 です。
注: manager が稼働中で、サーバーの「固定の重み」値が「いいえ」(デフォルト) の場合には、サーバーの重みを更新することはできません。
サーバーの重みを設定する必要があって、設定したサーバーの重みを manager に更新させたくない場合には、「固定の重み」値を「はい」に設定してください。
- 固定の重み
- manager の実行時に、サーバーの重みを固定のままにするかどうかを指示します。デフォルトは「いいえ」です。固定重みを「いいえ」として指定すると、manager はこのサーバーの重みを最適パフォーマンスに調整します。 固定重みを「はい」として指定すると、サーバーの重みは '固定' され、manager によって更新されません。
- ルールのスティッキー
- デフォルトは「はい」で、これは、ポートがスティッキーとして指定された時にサーバーがスティッキーのままになることを指定します。 この任意指定を「いいえ」(非スティッキー) として設定すると、オーバーフロー状態のサーバーに要求がルーティングされた時に、ポートのスティッキー類縁性が上書きされます。
- ネットワーク・ルーター・アドレス
- このサーバーが広域ネットワークの一部として使用される場合に、リモート・サーバーのアドレスを解決するために使用されるルーターの IP アドレス。 ルーター・アドレスが定義されている場合、Dispatcher はパケットを転送する前にカプセル化します。 このフィールドは、サーバーがローカル (Dispatcher マシンと同じサブネット上にある) の場合は適用されません。
- HTTP advisor 要求
- このフィールドには、HTTP advisor がサーバーの状態を照会するために使用するストリングが入っています。この値のデフォルトは "Head/HTTP/1.0" です。これはすべてのサーバーに提供されますが、HTTP advisor によってアドバイスされたサーバーのみに有効です。
注: このフィールドは HTTP advisor が開始されるまでは使用不可です。
- HTTP advisor 応答
- このフィールドには、HTTP advisor がサーバーから受け取った実施の応答と比較するために使用するストリングが入っています。このストリング値のデフォルトは "null" です。
注: このフィールドは、HTTP advisor を開始した後でなければ使用できません。
- Cookie 値 (コンテンツ・ベースのルーティング転送方式プロトコルにのみ適用できます)
- cookie 名/ cookie 値のペアのサーバー側を表す、管理者が設定した任意の値。cookie 名と cookie 値は、Network Dispatcher が同じサーバー・マシンに Web サイトの以後の要求を送信できるように Network Dispatcher に対するID としての働きをします。
現行の統計
- サーバー
- サーバーは、記号名またはドット 10 進形式のいずれかの、TCP サーバー・マシンの固有の IP アドレスです。また、IP アドレスに解決できない固有名を使用する場合には、サーバー・アドレスを提供する必要があります。
- サーバー・アドレス
- ホスト名またはドット 10 進形式のどちらかの TCP サーバー・マシンの固有の IP アドレス。サーバーが解決不能の場合は、物理サーバー・マシンのアドレスを指定しなければなりません。
- ポート番号
- このサーバーが定義されているポートの番号。
- クラスター・アドレス
- このサーバーに関連付けられたクラスターの IP アドレス。
- 静止状況
- このサーバーが静止されているかどうかを指定します。サーバーが静止している場合には、別のクライアントから新規接続を送信することはできません。
- マップ・ポート
- ロード・バランシングの対象に使用しているポート。
サーバー・マシン上の 1 つのポートでクライアントの要求を受信し、別のポートでその要求を送信することができます。クライアント要求は、同じ物理マシンで稼働中の複数のサーバー・デーモンにロード・バランシングさせることができます。これが適用できるのは、NAT/NAPT またはコンテンツ・ベースのルーティング転送方式を使用している場合だけです。
- リターン・アドレス
- サーバーの転送方式が NAT/NAPT または Content Based Routing である場合だけ使用される固有の IP アドレスまたは hostname。これは、クラスター・アドレス、サーバー・アドレス、および NFA とは異なるものでなければなりません。サーバーが追加された場合には、リターン・アドレス値を指定する必要があり、サーバーが存在してしまった後にはそれを変更することはできません。
リターン・アドレスは、パケットをクライアントに直接送信するのではなく、要求のコンテンツを処理するために、Dispatcher マシンにより使用されます。
注: リターン・アドレスが適用されるのは、NAT/NAPT または Content Based Routing 転送方式プロトコルが指定された Dispatcher に対してだけです。
- 毎秒当たりの転送 K バイト数
- 1 秒間隔で転送される K バイト数
- 総接続数
- このサーバーの合計接続数。
- 活動中の接続数
- 活動状態にある接続の数。
- FIN 接続数
- FIN 状態にある接続の数。トランザクションが終了したことをサーバーに知らせるために、クライアントは FIN パケットを送信します。
- 完了済み接続数
- 完了した接続の数。接続は、FIN パケットを受信して、この接続情報を入れるために使用されるメ
モリーを解放するためにごみ集めが実行された後で、完了状態となります。
リスト
- サーバー・メトリックのリスト
- サーバーに追加されたシステム・メトリックおよびサーバー上でのそれらのメトリックの実行結果のリスト。
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