このコマンドを使用すれば、 Net Search Extender インスタンス・サービスによって管理されるフル・テキストの索引ロックをリストしたり削除することができます。 ロッキング・サービスおよび更新サービスが実行中の場合は、その状況、 およびアクティブ化されたキャッシュに関する情報を表示できます。
分散 DB2 環境では、現行パーティションにのみ影響を及ぼします。 ユーザーには、必要なパーティションに対して DB2 コマンド、 db2_all を呼び出す責任があります。
許可
このコマンドをサーバー上の DB2 インスタンス所有者として実行する必要があります。
コマンド構文
>>-CONTROL--+-CLEAR--|set-of-locks|------------------------+--->< +-LIST--|set-of-locks|-------------------------+ +-SHOW-CACHE-STATUS-FOR--|index-specification|-+ '-STATUS---------------------------------------' set-of-locks: |--ALL-LOCKS-FOR--+-|database-specification|-+------------------| '-|index-specification|----' index-specification: |--|database-specification|--INDEX------------------------------> >--+------------------+--index-name-----------------------------| '-index-schema-"."-' Database-specification: |--DATABASE--database-name--------------------------------------|
コマンド・パラメーター
更新処理中に更新された文書の数を表示するために LIST を使用することもできます。 これは、索引にロックが保持されている場合にだけあてはまることに注意してください。
レプリケーション・キャプチャー表を使用する場合、 更新操作はありません。 その代わり、挿入操作は、索引が作成されたソース表での挿入または更新操作のいずれかによるものである場合があります。
使用法
管理コマンド・エラー・メッセージがロックに関する問題の発生を示している場合、 競合するタスクが実行中でないことを確認してください。 たとえば、UPDATE コマンドの実行中に ALTER コマンドを実行しようとしていないか、などです。 そして、索引のロックをすべて解除してください。
インクリメンタル索引更新に SHOW CACHE STATUS FOR を使用して、 指定されたメモリー・サイズが、 次の更新時にも引き続き更新情報をすべて収容できるだけの大きさを持っているか、 アクティブ化が実行済みであるかどうかをチェックしてください。