(C) IBM Corp. 2000
Net Search Extender 管理およびユーザーズ・ガイド
このコマンドは、DB2 Net Search Extender がデータベースに加えた変更を元に戻します。
許可
データベース管理者として、
データベースを使用不可にするためにこのコマンドを実行する必要があります。
これは、DBADM 権限を必要とします。
コマンド構文
>>-DISABLE-DATABASE-FOR-TEXT--+-------+------------------------->
'-FORCE-'
>--+----------------------+------------------------------------><
'-|connection-options|-'
connection-options:
|--+--------------------------------------------------------------+--|
'-CONNECT-TO--database-name--+-------------------------------+-'
'-USER--userid--USING--password-'
コマンド・パラメーター
- CONNECT TO database-name
- このコマンドのターゲットであるデータベースの名前。
DB2DBDFT が設定され、
必要な DB2 権限を持つユーザー ID の下でユーザーがコマンドを実行している場合は、
このパラメーターを省略できます。
- USER userid USING password
- password および userid を使用してデータベースに接続します。
- FORCE
- データベース内のすべての DB2 Net Search Extender 索引を強制的にドロップさせます。
詳細については、DROP INDEXを参照してください。
使用法
このコマンドは、接続されたデータベースをリセットするため、
他の DB2 Net Search Extender コマンドからそのデータベースを使用することはできなくなります。
データベース内にフル・テキスト索引がある場合は、FORCE オプションを使用しない限り、
このコマンドは失敗します。
このコマンドは、DB2 インスタンス所有者から DBADM 権限を除去しません。
注 |
---|
データベースにテキスト索引が定義されている場合に、
そのデータベースを使用不可にしようとすると、失敗します。
これらの索引を 1 つ 1 つ除去した上で、
何か問題が生じるかどうかを検査するようお勧めします。
disable database for text force コマンドを使用した場合に保証されるのは、
データベース内の Net Search Extender カタログ表が削除されるということに過ぎません。
しかし、完全にドロップできない索引があった場合は、
手作業でクリーンアップしなければならないリソースがまだあるかもしれません。
以下のものが含まれます。
- 索引ディレクトリー、作業ディレクトリー、
およびキャッシュ・ディレクトリー内のファイル
- ctedem.dat 内のスケジューラー項目
- レプリケーション・キャプチャー・オプションを使用して索引を作成した場合には、
リモート・データベースの表にある、IBMSNAP_SIGNAL、
IBMSNAP_PRUNE_SET、および IBMSNAP_PRUNCNTL の各項目を手作業で削除しなければなりません。
これらの項目は、APPLY_QUAL="NSE"||<instance name> and TARGET_SERVER= <database name> コマンドで簡単に識別できます。
次の例では、インスタンスは DB2、
データベースは SAMPLE です。
DELETE FROM <ccSchema>.IBMSNAP_SIGNAL
WHERE SIGNAL_INPUT_IN IN
(SELECT MAP_ID FROM <ccSchema>.IBMSNAP_PRUNCNTL
WHERE APPLY_QUAL= 'NSEDB2' AND TARGET_SERVER= 'SAMPLE');
DELETE FROM <ccSchema>.IBMSNAP_PRUNCNTL
WHERE APPLY_QUAL= 'NSEDB2' AND TARGET_SERVER= 'SAMPLE';
DELETE FROM <ccschema>.IBMSNAP_PRUNE_SET
WHERE APPLY_QUAL= 'NSEDB2' AND TARGET_SERVER= 'SAMPLE';
|
- データベースへの変更
- DB2 Net Search Extender を使用可能にする際にデータベースに対して行われる以下の変更は削除されます。
- データベース内での DB2 Net Search Extender カタログ・ビュー。
- DB2 Net Search Extender によって作成されるすべてのデータベース・オブジェクト。
- ファイル・システムおよび共有メモリーへの変更
- FORCE オプションを使用する場合、
索引ファイルは削除されます。
FORCE オプションを使用する場合、
索引のアクティブ化されたキャッシュに関するキャッシュが削除されます。
詳しくは、DROP INDEXを参照してください。
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