文書が見つからない、など索引付け中に問題が発生した場合、このビューを使用すれば、索引付けの状況およびエラー・イベントに関する情報を入手できます。 これらの索引更新イベントは、その後、索引のイベント表に書き込まれます。
スキーマおよび名前は、db2ext.textindexes ビューに保管されます。 イベント・ビューの名前を取得するには、次の例を使用します。
db2 "select EVENTVIEWSCHEMA, EVENTVIEWNAME from db2ext.textindexes where INDSCHEMA = 'myschema' and INDNAME = 'myindex'
索引のイベント・ビューは、次の列から構成されています。
属性 | タイプ | 備考 |
---|---|---|
OPERATION | INTEGER | フル・テキスト索引に反映されるユーザー表上の操作 (挿入 = 0/更新 = 1/削除 =2)。
レプリケーション・キャプチャー表を 使用している場合は、更新操作が削除操作と挿入操作に分けられます。 このとき、イベント表への挿入操作は、索引が作成されたソース表での挿入または更新操作のいずれかによるものである場合があります。 |
TIME | TIMESTAMP | イベント項目作成のタイム・スタンプ。 |
REASON | INTEGER | 理由コード。理由コードのリストについては、 付録 I, テキスト検索エンジン理由コードを参照してください。 |
SEVERITY | INTEGER | 表の項目の重大度。 たとえば、1 は通知用、4 は警告、8 は表の項目のエラーを示す。 |
MESSAGE | VARCHAR(1024) | 追加のテキスト情報。 |
KEY1, ... KEY14 | ユーザー表に応じて異なる | ユーザー表の最初の主キー列から最後の主キー列 (最大 14)。 |
PARTITION | INTEGER | このエラーが発生したデータベース・パーティション番号。 分散環境でない場合は 0。 |
イベントは、DB2TEXT CLEAR EVENTS コマンドを使用してクリアできます。詳細については CLEAR EVENTSを参照してください。
注 |
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更新処理の開始、コミット、および終了などの情報イベントは、このビューでも選択可能です。 この場合、Key1、... Key14 および OPERATION は、すべて NULL 値が指定されています。 |
ビュー上の索引の場合、PK01、...、PK14 列は、CREATE INDEX コマンドの KEY COLUMNS 文節で指定された列に関係しています。