このコマンドを実行することによって、データベースはテキスト列上にフル・テキスト索引を作成して活用できるようになります。
許可
データベース管理者として、 データベースを使用可能にするためにこのコマンドを実行する必要があります。 このためには、DBADM を DB2 インスタンス所有者に付与できる SYSADM 権限が必要です。
コマンド構文
>>-ENABLE-DATABASE-FOR-TEXT--+----------------------+---------->< '-|connection-options|-' connection-options: |--+--------------------------------------------------------------+--| '-CONNECT-TO--database-name--+-------------------------------+-' '-USER--userid--USING--password-'
コマンド・パラメーター
使用法
このコマンドは、接続されたデータベースを DB2 Net Search Extender で使用するために準備します。 これは必須のステップであり、 このステップを実行しないと、データベース内の表/列に DB2 Net Search Extender 索引を作成できるようになりません。
コマンド実行後に確立されるデータベース・デフォルトは、 DB2EXT.DBDEFAULTS カタログ・ビューを使用して表示できます。
ENABLE DATABASE コマンドは、DB2 Net Search Extender カタログ、 UDF およびストアード・プロシージャーなどの各種のデータベース・オブジェクトをスキーマ DB2EXT に作成します。 コマンド実行後に、次のカタログ・ビューが使用できます。
db2ext.dbdefaults db2ext.textindexes db2ext.textindexformats db2ext.indexconfiguration db2ext.proxyinformation
DB2 テキスト情報エクステンダー・ビューも、逆方向互換性の理由により、 使用できることに注意してください。 詳しくは、付録 C, Net Search Extender インフォメーション・カタログを参照してください。
さらに、前記の表は、 データベースのデフォルトの表スペース (IBMDEFAULTGROUP) に配置されることに注意してください。 これは、db2nodes.cfg で定義されたノード全域に配布されます。