(C) IBM Corp. 2000
Net Search Extender 管理およびユーザーズ・ガイド
フェデレーテッド・データベース内のニックネームにもテキスト索引を作成することができます。
これは、リモート・データベース内の表を指し示すものとなります。
この場合、ログ表が担う役割 (インクリメンタル索引更新の場合) は、
通常の表の索引の場合と異なります。
通常の表とは異なり、DB2 トリガーをニックネームに対して作成することはできません。
したがって、トリガーを使用して文書の変更情報をログ表に挿入することはできません。
そのため、インクリメンタル更新でニックネームの索引を作成するには、
以下に挙げる 2 つの異なる方法があります。
- ログ表をフェデレーテッド・データベース内でローカルに作成し、
ログ表にニックネームに関する正しい変更情報を記録する責任をアプリケーションに負わせる方法。
DB2 ビューの場合、これはインクリメンタル索引更新と似ています。
このオプションはデフォルト・オプションです。
- ニックネームによって参照される表に加えられた変更を、
いわゆる「変更データ表」(CD 表: DB2 リモート・データベースの場合)、
または「整合変更データ表」(CCD 表: DB2 以外のリレーショナル・データベースの場合) にキャプチャーするよう、
DB2 レプリケーションをセットアップしておく方法。
そうすれば、DB2 Net Search Extender は、
ニックネームの索引用にログ表を作成する代わりに、CD または CCD 表を使用できます。
この場合、DB2TEXT CREATE INDEX コマンドにキャプチャー表の特性を指定する必要があります。
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