IBM NuOffice Ver 3.1 Fixpack1 (Ver 3.1a)の提供 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~        2006年 7月24日 このファイルには『IBM NuOffice Ver 3.0』(プログラム番号:5639-C88) に対する修正 モジュールであるFixpack1 に関する以下の説明が記述されています。このFixpackを 適用するお客様は必ずこのファイルをお読みになってから導入作業をはじめて下さい。 1.Fixpack1の主な修正項目 2.前提条件 3.適用方法 4.DB移行ツールによるNotesDBの入れ替え作業 5.手動によるNotesDBの入れ替え作業 6.サンプルエージェントの導入 7.注意事項 8.修正履歴 9.商標 1.Fixpack1 の主な機能追加、修正項目: 1.1 Notes R7がサポートされました。 NuOffice V3.1+Fixpack1を適用することにより、Notes R7で使用することが 可能となります。 その他の修正項目に関しては、「8.修正履歴」を参照して下さい。 2.前提条件: このFixpack は、NuOffice Ver3.1を対象とするものであり、前提となるNuOfficeの 修正モジュールはありません。 3.適用方法: このフィックス・パックはNuOffice Version 3.1の導入直後または導入稼動後に以下 の手順に従って適用してください。 また、このフィックス・パックの適用は、NuOfficeのコンポーネントの追加の際にも 必要になります。例えば、ファックス・マネージャーのみを導入し、このフィックス ・パックを適用した後に、プリント・マネージャーを追加導入する際、もう一度フィ ックス・パックを適用し、該当するコンポーネントについて作業する必要があります。 3.1 NuOffice Version 3.1の導入と同時にフィックス・パックの導入を行う場合 NuOffice Version 3.1の導入と当フィックス・パックの適用を同時に行う場合 には、導入直後に起動されるセットアップ・ナビゲーターの起動は一旦中断し フィックス・パックの修正ファイルを実行してから再度セットアップ・ナビ ゲーターを起動してください。 この場合、4または5章のDB置換作業は必要ありません。 3.2 適用前に ... NuOfficeの各コンポーネントが稼働中であれば、それらを停止し、終了させて ください。 このフィックス・パックを適用する前に次のことを調べておいてください。 - NuOfficeが導入されているハードディスクのドライブとディレクトリー の名前 - ノーツのデータベース ファイル (.NSFファイルおよび.NTFファイル) が置かれているドライブとディレクトリー名 (多くの場合、NOTES\DATAにノーツのデータベース ファイルがあります が、ノーツの導入時に変更されている場合もあります。) 3.3 修正ファイルのダウンロード 次のファイルをダウンロードしてください。 NU31JA01.EXE 3.4 修正ファイルの実行 修正ファイルを実行してください。修正モジュールの解凍が行われ、 当フィックス・パックのセットアップが始まります。 (例) 「コマンド・プロンプト ウインドウで」 D:\FIXPACK\NU31JA01.EXE 4.DB移行ツールによるNotesDBの入れ替え作業: 修正ファイル実行後、各コンポーネントで使用するNotesDBの入れ替え作業を行う必 要があります。「FixPack DB移行ツール」を使用すると、NotesDBの入れ替作業が簡 単に行うことができます。但し、「FixPack DB移行ツール」で移行できるのは、 Fixpack適用前のNotesDBをセットアップ・ナビゲーターで導入した場合に限ります。 Fixpack適用前のNotesDBをセットアップ・ナビゲーターを使用せずに導入された場合 は、「5.手動によるNotesDBの入れ替え作業」へ進んでください。また、置き換えに あたって、以下の制限があります。 - 「FixPack DB移行ツール」は置換対象DBのバックアップを作成しますが、このバッ クアップには他ユーザーの作成した個人設計要素(個人ビューや個人フォルダ) は含みません。 - 「FixPack DB移行ツール」は、「更新時に再設計/設計の置換を許可しない」オ プションが有効な設計要素に関しても強制的に削除・置換を実行します。 - 「FixPack DB移行ツール」を処理しているユーザーは、置換対象のDBに対して”設 計者”(文書削除権限あり)以上の権限がなくてはなりません。 - 置換対象のDBがサーバー上に存在し、そのDB内に他ユーザーの作成した個人ビュー /フォルダが存在する場合、設計置換/文書更新を実行することができません。 「3.4 修正ファイルの実行」後、スタートメニューからNuOfficeのプログラムグルー プにある「DB 移行ツール 初期設定プログラム」を選択してください。「DB移行ツー ル初期設定プログラム」起動後、画面に指示にしたがって移行処理を進めてください。 ここでDBの入れ替え作業を行った場合、5章の作業は必要ありません。 5.手動によるNotesDBの入れ替え作業: 修正ファイル実行後、各コンポーネントで使用するNotesDBの設計の置換を行う必要が あります。 コンポーネント: ドキュメント・マネージャー D-1. ヘルプの更新 NuOfficeが導入されているディレクトリーの下のDOCMGRサブ・ディレクトリー にある ISMWDOC.NSF を、ノーツのデータベースが置かれているディレクトリー にコピーしてください。 (例) COPY D:\NUOFFICE\DOCMGR\ISMWDOC.NSF D:\NOTES\DATA\*.* コンポーネント: プリント・マネージャー P-1. データベース・テンプレートの更新 NuOfficeが導入されているディレクトリーの下のPRTMGRサブ・ディレクトリー のNSF\ISMHPMDB.NTF を、ノーツのデータベースが置かれているディレクトリー にコピーしてください。 (例) COPY D:\NUOFFICE\PRTMGR\NSF\ISMHPMDB.NTF D:\NOTES\DATA\*.* 以下の P-3、P-4の作業は、以前にプリント・マネージャー データベースの 作成をしていないのであれば必要ありません。 P-2. 現在使用しているプリント・マネージャー データベースの設計更新 現在使用しているプリント・マネージャー データベースを選択(1回クリック) します。(他のデータベースが選択されていないように注意します。) 「ファイル(F)」->「データベース(D)」->「設計の置換(R)」を選択し、「デ ータベース設計の置換」ウインドウを開きます。 このウインドウで、以下の項目を指定してください。 テンプレートサーバー(S) : ローカル データベース名 : Print Manager Template テンプレートについて(A) : ISMHPMDB.NTF テンプレートを引き継いで設計チェックボックス : オン そして「置換(R)」ボタンを押します。 これで、プリント・マネージャー データベースの設計が更新されました。 注意: データベース作成時に「テンプレートを引き継いで設計」のチェックボッ クスが選択できない場合があります。この場合は、以下のような処置をし てください。 テンプレートファイルの設計情報から、テンプレート名が消えてしまって いると、データベースの新規作成時および設計の置換時に「テンプレート を引き継いで設計」フィールドがグレーで表示されて選択できなくなります。 その場合は以下の処理を行ってテンプレートにテンプレート名を再設定しま す。   1.テンプレートファイル(ISMHPMDB.NTF)をワークスペースに登録した 後、プロパティの設計情報をひらきます。 2.「テンプレートのデータベース」の項目(チェックボックス)をチェ ックします。 3.「テンプレート名」フィールドに、 NuOffice Print Manager Template と入力します。 4.ダイアログを閉じます。 7.注意事項: このフィックス・パックを適用した後、NuOfficeをシステムから削除してもいく つかのファイルが削除されずに残ります。その場合は手動にて削除してください。 本FixPack適用後は、稼動条件内のロータスノーツのリリースが変更されます。 稼動条件は以下のようになります。 R6.0.5 あるいはそれ以上の R6.0.x R6.5.4 あるいはそれ以上の R6.5.x R7.0.0 あるいはそれ以上の R7.0.x カラーデータを使用する場合には、特にメモリ、ディスクの空き容量に注意して ください。 ドキュメント・マネージャーで保存したJPEG圧縮のTIFFは、Windows添付の Imagingで表示することができます。その他の画像表示アプリケーションでの表示 は保証されません。 ネットワーク環境(ハブ、ネットワークカードの種類、速度、その他設定)によ っては、NuOfficeが複合機と接続できなくなることがあります。その場合には、 「読み込み元の最大セッション数を超えました」、「読み込み元に接続できません でした」等のメッセージが表示されますので、複合機の電源を一度切り、入れ直 してください。 8.修正履歴: このフィックス・パックには、以下の不具合の修正および機能拡張が含まれています。 (NuOffice全体、ドキュメント・マネージャー、プリント・マネージャー、およびファ ックス・マネージャーのコンポーネント別に書かれています。) ========================================= ===== Fix Pack 1(V3.1a)での追加内容 ===== ========================================= [Fixpack1での修正内容] コンポーネント: ドキュメント・マネージャー 8.1 エラーが発生すると、ドキュメント・マネージャーの画面に「メッセージシー ケンスが不正です」と表示される問題を修正しました。 8.2 フォルダー連携でファイルの格納でエラーが発生した場合、読み込み対象で あったファイルが残ってしまう問題を修正しました。 8.3 キャビネットプログラムの登録でロータスノーツ・キャビネットを選択した ときに、設定ボタンが押せない問題を修正しました。 8.4 フォルダー連携でイメージ変換されなかったファイルは、拡張子が"DAT"で格 納先フォルダーに保存されていました。この場合には、元のファイルの拡張 子で保存するように修正しました。 8.5 CM・キャビネットへデータを保存する際に、CMのサーバーにそのファイ ルのファイルタイプと拡張子が登録されていない場合にはエラーとなるよう に修正しました。 コンポーネント: プリント・マネージャー 8.6 プリンタードライバー登録時に、ドライバーのセットアップ情報に同じ名前 のプリンターが複数あると登録できない問題を修正しました。 9. 商標 本文中で使用されている以下の用語は、米国 IBM 社の商標・登録商標です。 IBM NuOffice Lotus Notes また以下の用語は他社の商標・登録商標です。 Windows Microsoft Corporation WindowsNT Microsoft Corporation その他、記載の会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。 以上です