NuOffice for Windows NT V1.2 フィックス・パック5 (V1.2e)の提供 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~        (フィックス: V1.2e) 1999年 10月8日 このファイルには 『NuOffice for Windows NT V1.2』(プログラム番号:00K0573) に対する修正 モジュールであるフィックス・パック5(V1.2e)に関する以下の説明が記述さ れています。このフィックス・パックを適用するお客様は必ずこのファイル をお読みになってから導入作業をはじめて下さい。 1.フィックス・パック5の主な修正項目 2.前提条件 3.適用方法 4.DB移行ツールによるNotesDBの入れ替え作業 5.手動によるNotesDBの入れ替え作業 6.サンプルエージェントの導入 7.注意事項 8.修正履歴 1.フィックス・パック5の主な修正項目: 1.1 ファックス・マネージャーのリッチテキスト送信 ノーツ文書をファックス送信する場合、テキストとイメージのみがサポート 対象となっていました。しかし、この機能追加により、表、文字の属性 (サイズ、下線、斜体等)、文書のレイアウト等を、元のノーツ文書により 近い形式で送信することが可能となりました。 ただし、この機能は、本フィックス・パックとは別に、「NuOffice V1.2 用 リッチテキスト送信プログラム」が必要になります。「リッチテキスト送信 プログラム」は、NuOfficeのホームページからダウンロードすることが出来 ます。 http://www.ibm.co.jp/pspjinfo/salutation/nuoffice.html また、「リッチテキスト送信プログラム」が、特定のアプリケーションを 必要とすることがありますので、動作条件をご確認下さい。詳しくは、 「リッチテキスト送信プログラム」に添付のドキュメントを参照して下さい。 1.2 新しいデータフォーマットへの対応 サリュテーション・アーキテクチャーへ新しく追加された、JFIF、PDF、 DocuWorks文書をドキュメント・マネージャーで正しく認識できるように なりました。添付ファイルの拡張子は、JPG、PDF、XDW になります。 ただし、イメージの貼り付け、サムネールの作成等はサポートされません。 その他の修正項目に関しては、「8.修正履歴」を参照して下さい。 2.前提条件: このフィックス・パックは、NuOffice Version 1.2を対象とするもので Fix Pack 1(V1.2a) から Fix Pack 4+(V1.2d+)までの修正全てを含んでいます。 従って前提となるNuOfficeの修正モジュールはありません。 3.適用方法: 以下のフィックス・パックはNuOffice Version 1.2の導入直後または導入 稼動後に以下の手順に従って適用してください。 また、このフィックス・パックの適用は、NuOfficeのコンポーネントの追加 の際にも必要になります。例えば、ファックス・マネージャーのみを導入し、 このフィックス・パックを適用した後に、プリント・マネージャーを追加導 入する際、もう一度フィックス・パックを適用し、該当するコンポーネント について作業する必要があります。 3.0 NuOffice Version 1.2の導入と同時にフィックス・パックの導入を行う場合 NuOffice Version 1.2の導入と当フィックス・パックの適用を同時に行う場合 には、導入直後に起動されるセットアップ・ナビゲーターの起動は一旦中断し フィックス・パックの修正ファイルを実行してから再度セットアップ・ナビ ゲーターを起動してください。 この場合、4または5章のDB置換作業は必要ありません。 3.1 適用前に ... NuOfficeの各コンポーネントが稼働中であれば、それらを停止し、終了させて ください。 このフィックス・パックを適用する前に次のことを調べておいてください。 - NuOfficeが導入されているハードディスクのドライブとディレクトリー の名前 - ノーツのデータベース ファイル (.NSFファイルおよび.NTFファイル) が置かれているドライブとディレクトリー名 (多くの場合、NOTES\DATAにノーツのデータベース ファイルがあります が、ノーツの導入時に変更されている場合もあります。) 3.2 修正ファイルのダウンロード 次のファイルをダウンロードしてください。 NU12JA05.EXE 3.3 修正ファイルの実行 修正ファイルを実行してください。修正モジュールの解凍が行われ、 当フィックス・パックのセットアップが始まります。 (例) 「コマンド・プロンプト ウインドウで」 D:\FIXPACK\NU12JA05.EXE 4.DB移行ツールによるNotesDBの入れ替え作業: 修正ファイル実行後、各コンポーネントで使用するNotesDBの入れ替え作業を行う必 要があります。「FixPack DB移行ツール」を使用すると、NotesDBの入れ替作業が簡 単に行うことができます。但し、「FixPack DB移行ツール」で移行できるのは、Fix 前のNotesDBをセットアップ・ナビゲーターで導入した場合に限ります。Fix前のNotesDB をセットアップ・ナビゲーターを使用せずに導入された場合は、「5.手動によるNotesDB の入れ替え作業」へ進んでください。また、置き換えにあたって、以下の制限があります。 - 「FixPack DB移行ツール」は置換対象DBのバックアップを作成しますが、このバッ クアップには他ユーザーの作成した個人設計要素(個人ビューや個人フォルダ) は含みません。 - 「FixPack DB移行ツール」は、「更新時に再設計/設計の置換を許可しない」オ プションが有効な設計要素に関しても強制的に削除・置換を実行します。 - 「FixPack DB移行ツール」を処理しているユーザーは、置換対象のDBに対して”設計者” (文書削除権限あり)以上の権限がなくてはなりません。 - 置換対象のDBがサーバー上に存在し、そのDB内に他ユーザーの作成した個人ビュー /フォルダが存在する場合、設計置換/文書更新を実行することができません。 - ドキュメント・マネージャーに付属の「サンプル・データベース」(ISMWSAMP.NSF) は、各お客様が設計をカスタマイズされている可能性があるために置き換え対象 外です。「サンプル・データベース」の設計を置き換える場合は、5章のD-3を参 照して、手動で行ってください。 「3.3 修正ファイルの実行」後、「DB移行ツール 初期設定プログラム」が自動的に 起動します。起動しない場合は、スタートメニューからNuOfficeのプログラムグルー プにある「DB 移行ツール 初期設定プログラム」を選択してください。「DB移行ツー ル初期設定プログラム」起動後、画面に指示にしたがって移行処理を進めてください。 ここでDBの入れ替え作業を行った場合、5章の作業は必要ありません。 5.手動によるNotesDBの入れ替え作業: 修正ファイル実行後、各コンポーネントで使用するNotesDBの入れ替え作業計の置換 を行う必要があります。 コンポーネント共通 C-1. セットアップ・ナビゲーター データベースの設計の置換 NuOfficeが導入されているディレクトリーの下にISMWSETP.NTFというファイ ルがあります。これをノーツのデータベースが置かれているディレクトリー にコピーしてください。 (例) COPY D:\NUOFFICE\ISMWSETP.NTF D:\NOTES\DATA\*.* このあと、以下の手順によってセットアップ・ナビゲーターのデータ ベース の設計を置換してください。 C-1-1.ノーツ(クライアント)を起動します。 C-1-2.ノーツ ワークスペース上にあるセットアップ・ナビゲーターのアイコン を選択(1回クリック)します。(他のデータベースが選択されていないよ うに注意します。) 「ファイル(F)」->「データベース(D)」->「設計の置換(R)」を選択し、 「データベース設計の置換」ウインドウを開きます。 このウインドウで、先ほどコピーしたデータベース・テンプレート テンプレートサーバー(S) : ローカル データベース名 : NuOffice Setup Navi. Template テンプレートについて(A) : ISMWSETP.NTF を選択し、「置換(R)」ボタンを押します。 これで、セットアップ・ナビゲーター データベースの設計の置換がで きました。 コンポーネント: ドキュメント・マネージャー D-1. 使用の手引きの更新 NuOfficeが導入されているディレクトリーの下のDOCMGRサブ・ディレクトリー にある ISMWDOC.NSF を、ノーツのデータベースが置かれているディレクトリー にコピーしてください。 (例) COPY D:\NUOFFICE\DOCMGR\ISMWDOC.NSF D:\NOTES\DATA\*.* D-2. フォルダーIDテーブルの設計の置き換え フォルダーIDテーブル(ISMWFLD.NSF)の設計が新しくなっています。次の手順 でフォルダーIDテーブルの設計を置き換えてください。 D-2-1.ノーツ(クライアント)を起動します。 D-2-2.DOCMGRサブ・ディレクトリーにあるISMWFLD.NSFファイルをノーツのワー クスペースに登録します。 ノーツで、「ファイル(F)」->「データベース(D)」->「開く(O)」を選択 します。 「データベースを開く」のウインドウで、「サーバー」がローカルとなっ ているのを確認し、「参照」ボタンを押すと、「ノーツデータベースま たはテンプレートの選択」ウインドウが開きます。 このウインドウでDOCMGRサブ・ディレクトリーにあるISMWFLD.NSFファイ ルを探し、選択します。 「選択(S)」のボタンを押したところで、「データベースを開く」のウィ ンドウに戻りますので、ここでファイル名(F)のところが、先ほど選択し たISMWFLD.NSFファイルの場所をフルパスで指定されていることを確認し ます。 (例えば、 D:\NUOFFICE\DOCMGR\ISMWFLD.NSF となっています。) そして、「アイコン追加」ボタンを押します。これで、ワークスペース にアイコンが登録されます。 D-2-3.追加したアイコンを使ってデータベース(設計のみ)のコピーをします。 先ほど(D-2-2で)追加したアイコンを選択(1回クリック)し、「ファイル(F)」 ->「データベース(D)」->「コピー(W)」を選択して「データベースのコピー」 のウインドウを開きます。 「データベースのコピー」のウインドウでは以下の指定をします。 サーバー(S) : ローカル データベース名(T): Doc Manager Folders' ID template ファイル名(F) : ISMWFLD.NTF (NSFではありませんので、ご注意ください。) コピーのボックスの中は、「設計のみ」にチェックします。 「OK」ボタンを押すとノーツのワークスペースに今コピーしたISMWFLD.NTF に対応するアイコンができあがります。 D-2-4.使用しているフォルダーIDテーブルの設計の置換 現在NuOfficeで使用しているフォルダーIDテーブルを選択(1回クリック) します。(他のデータベースが選択されていないように注意します。) 「ファイル(F)」->「データベース(D)」->「設計の置換(R)」を選択し、 「データベース設計の置換」ウインドウを開きます。 このウインドウで、先ほどコピーしたデータベース・テンプレート テンプレートサーバー(S) : ローカル データベース名 : Doc Manager Folders' ID template テンプレートについて(A) : ISMWFLD.NTF を選択し「置換(R)」ボタンを押します。 これで、現在uOfficeで使用しているフォルダーIDテーブルの設計の置換 ができました。 D-3. サンプル・データベース(ISMWSAMP.NSF)の設計の置換 サンプル・データベースの設計が新しくなっています。「D-2.フォルダーID テーブルの設計の置き換え」と同様の手続きで、現在ご使用になっているサ ンプル・データベースの設計を更新してください。新しいサンプル・データ ベースはDOCMGRサブ・ディレクトリーにあります。 D-4.スキャン予約データベースの更新 スキャン予約データベースの内容が更新されていますので、スキャン予約デー タベースの設計の更新と、ヘルプデータベースの更新をします。NuOffice導入 時にこれらのデータベースをノーツサーバーに置いた場合は、(NuOfficeがノー ツサーバーと同じPCにある場合を除いて)これらのデータベースのACLが「設計 者」となっているユーザーIDで以下の操作を行ってください。 以下の操作をやる前に、既に導入されているスキャン予約データベースのある ノーツ サーバー名、ディレクトリー名を確認してください。以下の操作では、 次のファイルを扱います。 - ISMWSCND.NSF - ISMWSCHP.NSF D-4-1.新しいヘルプデータベースの選択 ノーツで、「ファイル(F)」->「データベース(D)」->「開く(O)」を選択 します。 「データベースを開く」のウインドウで、「サーバー」がローカルとなっ ているのを確認し、「参照」ボタンを押すと、「ノーツデータベースま たはテンプレートの選択」ウインドウが開きます。 このウインドウでDOCMGRサブ・ディレクトリーにあるISMWSCHP.NSFファ イルを探し、選択します。 「選択(S)」のボタンを押したところで、「データベースを開く」のウィ ンドウに戻りますので、ここでファイル名(F)のところが、先ほど選択し たISMWSCHP.NSFファイルの場所をフルパスで指定されていることを確認します。 (例えば、 D:\NUOFFICE\DOCMGR\ISMWSCHP.NSF となっています。) そして、「アイコン追加」ボタンを押します。これで、ワークスペース にアイコンが登録されます。 D-4-2.ヘルプデータベースの更新 次は、このアイコンを選択した状態にしておいて、「ファイル(F)」-> 「データベース(D)」->「コピー(W)」を選択し、「データベースのコピー」 のウインドウを開きます。ここで、以前にヘルプデータベースを置いた サーバー名を選択し、ファイル名入力エリアの脇のフォルダーアイコン をクリックします。 「フォルダーの選択」のウインドウでヘルプデータベースのあるディレ クトリーを選択し「OK」を押します。 再び「データベースのコピー」のウインドウで、コピー :「設計と文書」 にチェックしてあるのを確認して「OK」を押します。 古いヘルプデータベースがある場合は、置き換えるかどうかのウインド ウが表示表示されるので、「OK」を押すとコピーされます。 D-4-3.スキャン予約データベース テンプレートのコピー NuOfficeが導入されているディレクトリーの下のDOCMGRサブ・ディレク トリーにある ISMWSCAN.NTF を、ノーツのデータベースが置かれている ディレクトリーにコピーしてください。 (例) COPY D:\NUOFFICE\DOCMGR\ISMWSCAN.NTF D:\NOTES\DATA\*.* D-4-4.現在使用しているスキャン予約データベースの選択 ノーツで、「ファイル(F)」->「データベース(D)」->「開く(O)」を選択 し、「データベースを開く」のウインドウを開きます。そこで、現在使 用しているスキャン予約データベース(ISMWSCND.NSF)を選択し「アイコ ン追加」のボタンを選択します。ノーツのワークスペースに現在使用し ているスキャン予約データベースのアイコンが追加されます。 D-4-5.スキャン予約データベースの設計の置換 上でアイコン追加したデータベースを選択(アイコンを1回クリック)した 状態にして、「ファイル(F)」->「データベース(D)」->「設計の置換(R)」 を選択します。「データベース設計の置換」ウインドウが開きます。 このウインドウで、D-3-3でコピーしたデータベース・テンプレート テンプレートサーバー(S) : ローカル データベース名 : スキャン予約 Template テンプレートについて(A) : ISMWSCAN.NTF を選択し「置換(R)」ボタンを押します。これでスキャン予約データベー スの設計の置換ができます。 コンポーネント: プリント・マネージャー P-1. 使用の手引きの更新 NuOfficeが導入されているディレクトリーの下のPRTMGRサブ・ディレクトリー のNSF\ISMHALUG.NSF を、ノーツのデータベースが置かれているディレクトリー にコピーしてください。 (例) COPY D:\NUOFFICE\PRTMGR\NSF\ISMHALUG.NSF D:\NOTES\DATA\*.* P-2. データベース・テンプレートの更新 NuOfficeが導入されているディレクトリーの下のPRTMGRサブ・ディレクトリー のNSF\ISMHPMDB.NTF を、ノーツのデータベースが置かれているディレクトリー にコピーしてください。 (例) COPY D:\NUOFFICE\PRTMGR\NSF\ISMHPMDB.NTF D:\NOTES\DATA\*.* 以下の P-3、P-4の作業は、以前にプリント・マネージャー データベースの 作成をしていないのであれば必要ありません。 P-3. 現在使用しているプリント・マネージャー データベースの設計更新 現在使用しているプリント・マネージャー データベースを選択(1回クリック) します。(他のデータベースが選択されていないように注意します。) 「ファイル(F)」->「データベース(D)」->「設計の置換(R)」を選択し、「デー タベース設計の置換」ウインドウを開きます。 このウインドウで、以下の項目を指定してください。 テンプレートサーバー(S) : ローカル データベース名 : NuOffice Print Manager Template テンプレートについて(A) : ISMHPMDB.NTF テンプレートを引き継いで設計チェックボックス : オン そして「置換(R)」ボタンを押します。 これで、プリント・マネージャー データベースの設計が更新されました。 注意: データベース作成時に「テンプレートを引き継いで設計」のチェックボッ クスが選択できない場合があります。この場合は、以下のような処置をし てください。 テンプレートファイルの設計情報から、テンプレート名が消えてしまって いると、データベースの新規作成時および設計の置換時に「テンプレート を引き継いで設計」フィールドがグレーで表示されて選択できなくなります。 その場合は以下の処理を行ってテンプレートにテンプレート名を再設定しま す。   1.テンプレートファイル(ISMHPMDB.NTF)をワークスペースに登録した 後、プロパティの設計情報をひらきます。 2.「テンプレートのデータベース」の項目(チェックボックス)をチェッ クします。 3.「テンプレート名」フィールドに、 NuOffice Print Manager Template と入力します。 4.ダイアログを閉じます。 P-4. クライアント・プログラムの更新 プリント・マネージャー データベースを開き、ナビゲーターの「クライアン トPGM」のボタンをクリックすると「NuOffice プリント・マネージャークラ イアント・プログラムの登録」のフォームが表示され、現在使用しているク ライアント・プログラムが添付ファイルの状態で見ることができます。これ らの添付ファイルを一旦削除し、あらためてクライアント・プログラムを添 付し直します。 添付すべきファイルは、PRTMGR\CLIENTサブ・ディレクトリーの下の以下の4 つのファイルです。 - ISMHALIN.DLL - ISMHALPM.DLL - ISMHALPN.DLL - ISMHALPR.EXE コンポーネント: ファックス・マネージャー F-1. 使用の手引きの更新 NuOfficeが導入されているディレクトリーの下のFAXMGRサブ・ディレクトリー にある ISMXFXUG.NSF を、ノーツのデータベースが置かれているディレクト リーにコピーしてください。 (例) COPY D:\NUOFFICE\FAXMGR\ISMXFXUG.NSF D:\NOTES\DATA\*.* 6.サンプルエージェントの導入 FAX自動返信エージェント「返信くん」は、ロータスノーツのメールサービスを利用 した、ファックス返信エージェントです。ロータスノーツのメール・データベース を返信くんのテンプレートで置き換えることにより、NuOfficeドキュメント・マネー ジャー、もしくはファックス・マネージャーから送られてきたファックス受信文書 に対して、特定の文書をファックス返信することが可能となります。 導入の方法は、下記の方法で返信くんヘルプ(ノーツデータベース)をノーツのデー タ・ディレクトリーに作り、これを参照してください。 1.「返信くん」テンプレートを開く ノーツのワークスペースで、「ファイル(F)」->「データベース(D)」->「開く (O)」を選択します。 「データベースを開く」のウインドウで、「サーバー」がローカルとなってい るのを確認し、「参照」ボタンを押すと、「ノーツデータベースまたはテンプ レートの選択」ウインドウが開きます。このウインドウでCOMMONサブ・ディレ クトリーにある ISMWRPLY.NTF ファイルを探し、選択します。 「選択(S)」のボタンを押したところで、「データベースを開く」のウィンドウ に戻りますので、ここでファイル名(F)のところが、先ほど選択したISMWRPLY.NTF ファイルの場所をフルパスで指定されていることを確認します。 (例えば、 D:\NUOFFICE\COMMON\ISMWRPLY.NTF となっています。) そして、「開く(O)」ボタンを押します。 2.「データベースの使い方」を見る 「返信くん」のテンプレートを開いたら、「ヘルプ(H)」-> 「データベースの 使い方(U)」を選択します。 3.ヘルプデータベースの保存 「データベースの使い方」には、「返信くん」のヘルプファイル ismwrphp.nsf が添付されています。メニューより「添付ファイル(T)」-> 「保存(D)」を選択 すると「添付ファイルの保存」ウインドウが開きます。このウインドウで、ノー ツのデータベース ファイルが置かれているドライブとディレクトリー名を指定 します。 4.「返信くん」ヘルプデータベースを開く 3で作成したヘルプデータベースを「ファイル(F)」->「データベース(D)」-> 「開く(O)」で表示されるウインドウから「返信くん HELP」を選択し、ヘルプ データベースを開きます。 7.注意事項: このフィックス・パックを適用した後、NuOfficeをシステムから削除してもいくつかの ファイルが削除されずに残ります。その場合は手動にて削除してください。 8.修正履歴: このフィックス・パックには、以下の不具合の修正および機能拡張が含ま れています。(NuOffice全体、ドキュメント・マネージャー、プリント・マ ネージャー、およびファックス・マネージャーのコンポーネント別に書か れています。) ===== Fix Pack 5(V1.2e)での追加内容 ===== NuOffice全体 <不具合の修正> 管理番号 内容 8669 readme.txt内の、プリンタードライバーの設定方法を修正しました。 コンポーネント: ドキュメント・マネージャー <不具合の修正> 管理番号 内容 8229 システム・フォルダー内に大量の文書があると、ListFolderDocが失敗 することがある問題を修正しました。 8324 Big-endian(モトローラ形式)のTIFFファイルを扱えない 問題を修正しました。 8578 ドキュメント・マネージャー「開始」時に、ノーツサーバーが稼動して いなかった場合、再始動しないとデータベースに接続できない問題を 修正しました。 8586 データ格納時、最後のAck送信に失敗しても、正常終了と認識されてし まう問題を修正しました。 8664 データ格納時、「メールで送る」設定をした場合、送信される文書に、 ポストプロセスエージェントの実行結果が反映されない問題を修正し ました。 8712 データをノーツに格納している間にドキュメント・マネージャーで 「強制終了」を行うと、アプリケーションが応答しなくなる問題を 修正しました。 8732 大きなサイズのデータを読み込んでいる途中、不正にタイムアウトが 発生することがある問題を修正しました。 8838 システム・フォルダーからデータを取出す際、「不正なデータハンドル」 というエラーメッセージが出る問題を修正しました。 8860 レジストリに不要なデータが残っている場合、データの格納に失敗する ことがある問題を修正しました。 <機能拡張> 管理番号 内容 8111 文書読み込みユーティリティーが読み込み後の元文書削除に失敗 した場合、リトライのため、処理が止まってしまう事がありました。 削除処理はリトライしない様に変更しました。 8132 文書読み込みユーティリティーの元文書取出し時、元フォルダーが 使用中であった場合には、次のフォルダーの処理へ進むように 変更しました。 8172 文書読み込みユーティリティーの設定ウィンドウで、読み込みの 指定をカラム毎にソートする機能を追加しました。 8254 文書読み込みユーティリティーで、1対1の転送においても、システム フォルダーを使用するように変更しました。これにより、元フォルダー が早く開放されるようになります。 8763 サリュテーション・アーキテクチャに新しく追加されたJFIF、PDF、 DocuWorks文書を扱えるようになりました。 コンポーネント: ファックス・マネージャー <機能拡張> 管理番号 内容 8693 ファックス送信時、ノーツ文書のリッチテキスト内の表、フォントサイ ズ、下線、等のアイテムの属性を送信イメージに反映させることができ るようになりました。 コンポーネント: プリント・マネージャー <不具合の修正> 管理番号 内容 8225 ジョブが無い時にキャンセルボタンを押した場合に表示されるメッセージ が適切でないので修正しました。 8231 ドライバー登録画面で、ウィンドウの幅を変更すると、左端が見えなく なってしまう問題を修正しました。 8237 プリント・マネージャーデータベース内、ユーザー設定の作業用 ディレクトリーに、不正な名前を指定しても保存できてしまう問題を 修正しました。 8666 クライアント導入のデフォルトプリンターの設定で、応答が無くなって しまうことがある問題を修正しました。 コンポーネント: SLM <不具合の修正> 管理番号 内容 7454 FU AvailabilityCheckの仕組みに問題があり、保護違反が発生する 場合があったので修正しました。 ===== Fix Pack 4+(V1.2d+)での追加内容 ===== コンポーネント: ファックス・マネージャー <不具合の修正> 管理番号 内容 8033 送信文書内に、DBCSを含む名前の添付ファイルがある場合、送信 に失敗する問題を修正しました。 ===== Fix Pack 4(V1.2d)での追加内容 ===== NuOffice全体 <不具合の修正> 管理番号 内容 4742 256色のイメージをプリント・キャビネットを使用して印刷した 場合、全面黒になる問題を修正しました。 4810 256色のイメージをPCX形式に変換してノーツに格納した場合、 イメージが全面黒になってしまう問題を修正しました。 <機能拡張> 管理番号 内容 7159 FixPack適用時にデータベースの移行が簡単に行えるツールを 新しく作成しました。 コンポーネント: ドキュメント・マネージャー <不具合の修正> 管理番号 内容 5780 プリント・キャビネットにおいて、名前が32バイト以上のプリ ンタを扱えない問題を修正しました。 7276 ユーザDLLの呼び出しにおいてエラーが発生した場合、メイン ウィンドウにメッセージを表示して、ユーザがエラーを認識 できるように変更しました。 <機能拡張> 管理番号 内容 5895 ノーツに文書を格納する場合、1つのフォルダーに格納できる 文書数は、最大4096文書でしたが、制限なしを指定できるよう に変更しました。 5896 ノーツに複数ページの文書を格納する場合、ページ毎に別々の ノーツ文書に格納できる機能を追加しました。 6514 文書読み込みユーティリティーで、読み込み先に複数のフォル ダーを指定して、その内のいくつかのフォルダーに読み込めな かった時、これを記憶しておいて、再試行する機能を追加しま した。 7174 文書読み込みユーティリティーで、エラーが発生した時、管理 者に通知する機能を追加しました。 コンポーネント: ファックス・マネージャー <機能拡張> 管理番号 内容 6023 送信文書内のイメージデータの添付ファイルがある場合、ファイ ル内容を送信できる機能を追加しました。 <不具合の修正> 管理番号 内容 8033 送信文書内に、DBCSを含む名前の添付ファイルがある場合、送信 に失敗する問題を修正しました。 コンポーネント: プリント・マネージャー <不具合の修正> 管理番号 内容 5032 プリント・マネージャーDBのプリンタドライバー文書設定で、 データ/コンフィギュレーションファイル名が未設定の場合に、 ドライバーによっては、正常に動作しないプリンターオブジェクトが クライアントPCでのドライバー登録時にセットアップされてしまう ことがある問題を修正しました。 5115 ”データベースの使い方”に、1.2c以降に関する記述を追加しました。 5178 印刷ジョブを”保留”にした時、ユーザには”保留解除”の通知が 送信されてしまう問題を修正しました。 7101 PrintFUがプリント・マネージャーと同じPC上で動作している場合、 Printer文書を作成すると、SLMIDがNULLになってしまい、正常に動作 しない問題を修正しました。 7172 NT Domainユーザでは、プリンタ・オブジェクトの追加が出来ない事が ある旨の記述を、ヘルプに追加しました。 コンポーネント: SLM <不具合の修正> 管理番号 内容 7090 以下の1から4の状況が順に発生すると、その後、保護違反が起こる ことがありました。 (1) 何らかの原因で、通信相手の機器が、NuOffice側のSLMに対して 応答しなくなる。 (2) NuOfficeは、一定時間待った後、TimeOutと判断し、その サービスセッションをクローズする。 (3) 何らかの要因により、相手機器が回復する。 (4) 相手機器が、すでにクローズされたサービスハンドルを使用して、 NuOffice側SLMに対して、データ転送のリプライを送る。 ===== Fix Pack 3(V1.2c)での追加内容 ===== NuOffice全体 <不具合の修正> 管理番号 内容 4143 readme.txtを修正(PrtMgrのV1.1からの移行手順の追加) しました。 コンポーネント: ドキュメント・マネージャー <不具合の修正> 管理番号 内容 4502 サンプル・データベースのイメージ貼り付け用のformを修正 しました。 <機能拡張> 管理番号 内容 4396 イメージの回転機能を追加しました。 コンポーネント: プリント・マネージャー <機能拡張> 管理番号 内容 4374 プリンター・ドライバー文書のパラメータを拡張しました。 ===== Fix Pack 2(V1.2b)での追加内容 ===== コンポーネント: ドキュメント・マネージャー <不具合の修正> 管理番号 内容 2713 エラーを含んだTIFF(MH、MR)データの処理の強化しました。 2715 システムフォルダーの文書数が0と表示されるのを修正し ました。 2898 TIFF(MMR)中のEOFBの修復処理を追加しました。 3128 メール送信が失敗するのを修正しました。 3295 ファイル添付のエラー処理の修正をしました。 3321,3600 メモリ・リークの修正をしました。 2758 スキャン予約管理画面で予約文書のviewを追加しました。 3491 DBをサーバー上に置くと、エージェントがエラーになる のを修正しました。 3495 不正なDataHandleを受け取るとアプリケーションエラー にならないように修正しました。 3725 印刷キャビネットでのエラー処理を修正しました。 3849 fileModeのStoreDocで処理に誤りがありました。 <機能拡張> 管理番号 内容 2570 カラーから白黒への変換をサポートしました。 2611 イメージ変換の高速化をしました。 2773 エラー時に自動でトレースを残す機能を追加しました。 3076 イメージの拡大/縮小ルーチンを変更しました。 3393 PrintCabinetでNetworkPrinterをサポートしました。 3545 トレースを自動的に記録するようにしました。 3448 3者間のStoreDocでNackが発生した時、正しい発生元が 判るようにしました。 3742 異常終了する時SLM(通信モジュール)を終了するように しました。 コンポーネント: ファックス・マネージャー <不具合の修正> 管理番号 内容 2898 TIFF(MMR)中のEOFBの修復処理を追加しました。 <機能拡張> 管理番号 内容 2570 カラーから白黒への変換をサポートしました。 2611 イメージ変換の高速化をしました。 3076 イメージの拡大/縮小ルーチンを変更しました。 ===== Fix Pack 1(V1.2a)の内容 ===== NuOffice全体 <不具合の修正> 管理番号 内容 2537 readme.txt内のプリンタドライバー文書で指定するパラメータに 誤りがありました。 2527, 2569 セットアップ・ナビゲーターでのプリンタードライバーの 一覧で、使用するOS(NT,95など)の識別が加えられました。 <機能拡張> 管理番号 内容 2560 FAX自動返信エージェントが追加になりました。 コンポーネント: ドキュメント・マネージャー <不具合の修正> 管理番号 内容 2450, 2498, 2502 エラーを含むTIFFデータの修復ルーチンの強化をしました。 2491 NOTES.INIの場所によってイメージの貼り付けができない 場合がありました。 2492 BMP, PCX形式への変換でのエラー修正をしました。 2494 AckExpress Modeで問題がありました。 2500 格納エラー発生後、ノーツ文書が残る場合がありました。 2508 文書リストをクライアントに送る際のサリュテーション プロトコル上のエラーを修正しました。 2514 Windows NT Administrator以外でNuOffficeの起動に失敗 することがありました。 2526 スキャン予約、テンプレートから予約を作成の際にエラー がありました。 <機能拡張> 管理番号 内容 2503 ノーツに貼り付けるイメージをデータ変換前と後の選択が できるようになりました。 2509 「メール送信」オプションを追加しました。 コンポーネント: プリント・マネージャー <不具合の修正> 管理番号 内容 2504 プリント・マネージャー・データベースを閉じるときに 「パスが無効です」というエラーが出ることがありました。 <機能拡張> 管理番号 内容 2499 プリンタードライバーの種類としてWindows 98が指定で きるようになりました。 以上です