アクションの作成方法
以下に、MarkVision メッセンジャでアクションを作成する手順の例を示します。このサンプル アクションは、MarkVision サーバーで監視されているプリンタが紙詰り状態になると、架空のアドレス paper@jam.com へ電子メールを送ります。アクションを構成設定する方法のさらに詳しい説明が MarkVision メッセンジャのユーザーズ ガイドにあり、MarkVision メッセンジャからヘルプをクリックしてそれを表示できます。
- MarkVision メッセンジャにログインしてから、新規作成をクリックします。
- アクションの名前をタイプ入力します(必須)。
- このアクションの説明をタイプ入力します(オプション)。
- このアクションに関するメモをタイプ入力します(オプション)。
- 次への矢印アイコンをクリックします。
- このアクションを私(作った本人しか使用できない)にするか、公(全てのユーザーが使用できる)にするかを選び、次への矢印アイコンをクリックします。
- このアクションを誘発するイベントを選びます。例えば、イベント一覧から紙詰りを選択し、青い矢印アイコンをクリックして[選択されたイベント]ボックスに紙詰りを加えます。
- 次への矢印アイコンをクリックします。
- デバイスの選択方法を選びます。選択肢は以下の通りです。
- MarkVision サーバー上の全てのデバイスを監視する
- 指定されたフォルダ中のデバイスを監視する
- 選択されたデバイスを監視する
- この例では、MarkVision サーバー上の全てのデバイスを監視する、さらに次への矢印アイコンをクリックします。
- このアクションが実行するコマンドの種類を選択します。例えば、SMTP 電子メールを送る、さらに次への矢印アイコンをクリックします。
- SMTP メール サーバーボックスで、お使いの SMTP メール サーバー(例えば、mailserver.mycompany.com)を入力します。From: ボックスにお使いの電子メールアドレスを入力し、次への矢印アイコンをクリックします。
- 電子メールの本文を書込みます。
- To: ボックスに架空の paper@jam.com をタイプ入力します。
- 誰かに同報送信(cc)する場合、その人のアドレスをCc: ボックスにタイプ入力します。
- この例では、Subject: ボックスに「紙詰り」とタイプ入力します。
- Body: ボックスに「source.ipAddress の機種 source.model で、紙詰りが発生しました。」とタイプ入力してから、次への矢印アイコンをクリックします。
注記: source.ipAddress および source.model は、共にキーワードです。これ等はキーワード一覧から選択して、青い矢印アイコンをクリックすることにより、Body: ボックスへ移動します。source.ipAddress キーワードには、該当するプリンタが接続されているプリントサーバーの TCP/IP ネットワーク アドレス(イーサネットの場合)が入ります。source.model キーワードには、そのプリンタの機種名が入ります。MarkVision メッセンジャでは、様々なキーワードが使用でき、それぞれの説明が[キーワード]リストのすぐ下の[キーワード詳細]ボックスにあります。
- このアクションに使うフィルタの種類を選択します。
- 有効になったら実行では、プリンタが紙詰り状態になった時に電子メールを送信します。
- 有効化またはクリアされた時に実行では、プリンタが紙詰り状態になった、またはそれが解除された時に電子メールを送信します。
- カスタムでは、フィルタのスクリプトを自作できます。
この例では、有効になったら実行をクリックしてから、次への矢印アイコンをクリックします。
- ここで、今造ったアクションの概要が表示されます。はいをクリックしてこのアクションを有効にします。
この例の結果
MarkVision Professional で監視されているプリンタが紙詰り状態になると、paper@jam.com へ電子メールが送信され、その件名は「紙詰り」、本文は以下のようになります。
123.123.123.123 の機種 無印プリンタ で紙詰りが発生しました。
この例では、123.123.123.123 がプリンタが接続されているプリントサーバーの TCP/IP ネットワーク アドレス、無印プリンタがそのプリンタの機種名です。
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