[デバイス検索]タスクの使用法

デバイス検索タスクでネットワーク上のプリンタやプリントサーバーを探します。デバイスが「見つかる」とそれは MarkVision のメモリーに保存され、特に指定されていなければ、[全てのデバイス]フォルダに入れられます。必要に応じて、検索の仕方を構成設定し、それが定期実行されるように設定することもできます。

デバイス検索タスクを使用するには、[全てのタスク]リストからそれを選択するか、アクション デバイス検索をクリックします。

そして以下の一つ以上を指定します。

[このサーバーに含めるデバイス]ボックスにある全てのデバイスを検索するには、全検索をクリックします。どの時点でも検索停止をクリックして、検索を停止できます。


デバイスの除外

MarkVision の管理から外すアドレスを指定するには、このサーバーからデバイスを除くボタンをクリックし、そのアドレスまたはアドレス範囲を入力して、除くをクリックします。そうすれば、MarkVision はそれらのデバイスと連絡しません。

例:

お使いのネットワーク上のルーターやコンピュータのアドレスが分っているため、検索によって交信量が顕著に増加するのを避けたい場合は、ルーターやコンピュータのアドレスを除外リストに加えます。

秘書専用のプリンタを除いて、70 サブネットの全てのプリンタを管理する場合、「含める」リストに 70 サブネットを加え、「除く」リストに秘書のアドレスを加えます。


SNMP コミュニティ名

読取および書込み権を標準設定値(「公」)から変更するには、新しいコミュニティ名を該当するフィールドに入力します。コミュニティ名では、大文字、小文字が区別されます。

注記:これは、プリントサーバー コミュニティ名ではなく MarkVision コミュニティ名の変更です。プリントサーバー コミュニティ名を変更する方法については、お使いのプリントサーバーの説明書類を参照して下さい。


[読込み]および[保存]ボタン

[読込み]および[保存]ボタンを使って検索するネットワーク アドレスのリストを読込みまたは書出すことができます。[保存]ボタンは、[このサーバーに含めるデバイス]および[このサーバーから除くデバイス]フィールドの情報をテキスト ファイルとして保存し、後で[読込み]ボタンを使ってこの情報を引き出すことができます。

定期設定

検索を定期実行するように設定するには、デバイス検索の主ウィンドウで、定期設定タブをクリックします。

デバイス検索が毎日、毎週、または毎月実行されるように設定できます。これにより、MarkVision Professional が管理するデバイスのリストがいつも自動更新されているようにできます。デバイス検索がネットワーク交信量を増大させる場合は、ネットワーク使用量が最低になる時間に実行されるように設定できます。開始時刻:ボックスで最初の日付を選び検索を実行する時刻を選択します。さらに、毎日、毎週、または毎月のどれかを選んでOKをクリックします。


詳細機能

デバイス検索の詳細機能を構成設定するには、デバイス検索の主ウィンドウで、詳細タブをクリックします。

各アドレスを照会: MarkVision Professional は、デバイス検索で指定されたアドレスそれぞれに個別に照会を送ります。

SLP マルチキャスト: MarkVision Professional は、ネットワーク全体に一回 SLP 要請を送ります。SLP マルチキャストは、ネットワーク交信量を短時間、スパイク状にしか増大させませんが、サポートしているデバイスしか見つけられません。

いつもデバイスからの SLP 通知を聴取する: MarkVision Professional が、ネットワーク上の新しいデバイスからの SLP 通知を聴取します。ネットワーク交信量は、サポートしているプリントサーバーがネットワークに加えられた時にのみ増大します。

他社製のデバイスも検索 MarkVision Professional は、他社製のデバイスも検索します。

デバイスの応答を待つ時間の最大値: デバイス検索の際にデバイスからの応答を待つ時間の最大値を指定します。デバイスが応答していない、またはネットワーク交信量が多い場合にこの値を調節します。

SLP マルチキャストへの応答を待つ時間の最大値: SLP マルチキャストの際にプリントサーバーからの応答を待つ時間の最大値を指定します。プリントサーバーが応答していない、またはネットワーク交信量が多い場合にこの値を調節します。SLP マルチキャストでは、これをサポートしているプリントサーバーしか見つかりません。

デバイスが応答しない時の再試行回数: アドレスが無視されるまでに、行われる再試行の回数を指定します。通常、この値を 1 よりも大きくすることによって確度が増すことはありません。この値をゼロ(0)に設定すると再試行は行われなくなり、確度にほとんど影響せずに速度が顕著に増す可能性があります。


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