■■■============================================================■■■ □■□     IBMプリンター友の会からのお知らせ−Vol.63 ■□■ ■□■      http://www-6.ibm.com/jp/printer/ □■□ ■■■============================================================■■■ 当メールは、IBMプリンター友の会にご登録いただいたお客様にお送りしております。 もし今後、友の会のお知らせの送信を希望されないお客様は、当メールの返信にて 「不要」とご連絡ください。お知らせの配信は、いつでも中止いただけます。 <<< 目次 >>> 1. 「e-文書法」の最新情報と対応するソリューション・セミナーのご案内 2. サービス・パックについてご紹介 3. 最近のお問合わせから−iSeriesからの印刷に関して ■====================================================================■ ■ 「e-文書法」の最新情報と対応するソリューション・セミナーのご案内 ■ ■====================================================================■ ●「e-文書法」という法律が制定されようとしているのをご存知でしょうか? 近年の、国のe-Japan戦略であるIT規制改革の要ともいえる「e-文書法」についての 具体的な内容と最新の情報/動向をご提供し、企業サイドでの対応方法について IBMのコンテンツ管理の中核ソフトウェアである Content Manager と連携する プリンティング・ソリューションのセミナーを開催します。 ●本年注目・必見の内容ですので、お早めにお申し込みください。 詳細内容、お申し込みは下記の各々のリンク先を参照ください。 IBMプリンター・ホームページ上でのご紹介 http://www-6.ibm.com/jp/printer/event.html @ 5月18日(火)東京開催: 「e-文書法」最新情報と電子帳票システムセミナー((株)AIT/IBM共催セミナー) http://www.ait.co.jp/ebs/wpm/index.htm A 5月27日(木)東京開催: 「e-文書法」の最新動向と総合帳票基盤によるTCOP*削減の現実解 (ウイングアーク テクノロジーズ(株)(旧:翼システム)/IBM共催セミナー) http://www.wingarc.com/semi/040527_ibm.htm B 6月25日(金)大阪開催:Aと同内容となります http://www.wingarc.com/semi/040527_ibm.htm *:Total Cost Of Printingの略(印刷にかかる総費用) ■====================================================================■ ■ サービス・パックについてご紹介 ■ ■====================================================================■ ●IBM PCプリンター用に用意されている「サービス・パック」をご存知でしょうか? サービス・パックには、以下のような特徴や条件があります。 ☆クーリエ・サービス(引き取り修理)が標準のインパクト・プリンターでも、 保証期間も含めて、割引価格で設置場所修理になります。 ☆対象期間には、「3年間」「4年間」「5年間」の3種類があって、選択できます。 ☆ご購入/登録は、保証期間中に行なっていただくこと、選択された期間の料金の 一括払いが条件です。サービス開始日は、ご購入/登録日に関係なく、保証期間 開始日になります。 ☆サービス時間は、月曜から土曜の、毎日午前8時から午後8時となっています。 ☆IBMビジネス・パートナーからもご購入いただけます。 ●対象機種は、以下のようになっています。 − 5573-W02/V02/L02 − 5577-W02/V02(5577-V02は、3年、4年のみ) − 5579-L02(3年のみ) − 5557-H02/G02 − 5557用自動給紙機構 − 5591-002/001 − 5589-L36、5587-L20、5584-K14 − Infoprint1000J − Infoprint45(AFPプリンター) ●実際の価格や購入/登録方法に関しては、以下のホームページをご参照ください。 −概要 http://www-6.ibm.com/jp/services/its/support/svcpack_new.html −価格、登録手順 http://www-6.ibm.com/jp/services/its/support/servicepac/svcpack_list.html ●ただ今、Infoprint1316Jの3年保守サービス・パック・キット・モデルの キャンペーンを実施中です。通常税込み価格ですと、 Infoprint1316J(\81,900)+サービスパック26L6724(\34,020)= \115,920 のところを「\81,900」とお得な価格に設定されています。是非ご検討ください。 お申し込みはこちらから↓ http://www-6.ibm.com/jp/shop/direct/printer/campaign.html ■====================================================================■ ■ 最近のお問合わせから−iSeriesからの印刷に関して ■ ■====================================================================■ ●ESC/Pモードでの13.3CPI、15CPIでの印刷の問題 きっかけは、5591カラー・レーザー・プリンターをESC/Pモードで、iSeriesから PCOMMやHPTを使って印刷している時のご指摘でした。内容は、文字ピッチが 13.3CPIや15CPIの帳票を印刷すると、全角文字は良いが、半角文字が通常の大きさの 1/4くらいの小さな文字となってしまっているというものです。そこで、5591以外に 5587-L20や5589-L36のESC/Pモードでも同じ帳票を印刷させましたが、やはり同じ 結果です。これは、ESC/PモードでPCOMMやHPTの印刷を行なう場合、13.3CPIや 15CPIでは、半角文字がスーパー/サブ・スクリプト用の文字が指定されてしまうと いう、PCOMMやHPT側に起因する制限事項であることが分かりました。ESC/Pモード でのオンライン印刷では、ご注意ください。(5577モード、PAGESモードでは 大丈夫です。) ●iSeriesからのセパレーター・ページの印刷について iSeriesにTwinaxで直接接続されたライン・プリンターやPCOMM経由のPCプリンター への印刷において、CRTOUTQ、CHGOUTQでJOBSEPパラメーターを(1)と指定すると、 「ジョブ名」「ユーザー名」「ジョブ番号」「日付」「時刻」を印刷したページを ジョブの先頭に1ページ印刷します。 しかし、HPTを使った印刷の場合、即ちRMTOUTQを使う場合は、このJOBSEPは 指定できず、代わりにSEPPAGEパラメーターが指定できます。しかし、問題はSEPPAGE パラメーターを指定しても、プリンターではセパレーター・ページが印刷されない ということです。HPTでは、プリンター側(正確にはLANカード側)のLPDに送信する 訳で、この場合セパレーター・ページの印刷は、このLPDの機能が行なうことに なるのですが、この機能をプリンターが実装していないのが、原因です。では、何故 プリンター側が実装していないかということになります。それは; LPR印刷では(OS/400に限らず)、プリンターに送られるデータは大きく分けて データ・ファイルと制御ファイルに分かれます。そしてセパレーター・ページに 関する情報は、制御ファイルに含まれます。ところが、OS側の送信する時に、 制御ファイルが先の場合と、データ・ファイルが先の場合がまちまちなので、 そのままの順で印刷すると、ジョブの先頭に印刷する場合と、最後に印刷する場合が できてしまい、混乱の元になります。これを回避するには、印刷データ全体を プリンター側で一旦保存して、セパレーター・ページと順序を揃えてから印刷する という機能が必要になりますが、これは現実的ではありません。 という理由です。なお、Telnet5250Eの場合は、Twinax接続の時と同様に、JOBSEP パラメーターが有効です。 ●APWでのSPOOL *NOの問題 iSeriesを新しいモデル(OS)に置き換えたお客様が、今まで問題無く印刷できていた APWの帳票を印刷させたところ、ライン・プリンターで「Invalid SCS Command」の エラーが表示されて、印刷できなくなったという現象が報告されました。原因を 調べてみると、次のことが分かりました。 1. データとAPW(罫線分)とマージして印刷 → Invalid SCS Commandエラー 2. データだけ印刷 → 正常に印刷 3. APW(罫線部分)のみ印刷 → Invalid SCS Commandエラー つまり、罫線コマンドの送信中にデータの一部が壊れて、認識できないCommandと なっていることが、先ず分かりました。そして更に 1. MRGAPWの時にデフォルト(SPOOL*YES)のまま印刷すると印刷完了 2. MRGAPWの時に(SPOOL*NO)に変更して印刷すると、エラー となることが分かりました。 以上から、iSeriesの新しい環境で使用される時には、デフォルトのSPOOL*YESの ままご使用いただくことが、解決策となります。 これはちょうど、PCOMM経由の印刷の時のプリンター・プロパティ設定において、 PCで一旦スプールしてから印刷するという設定にしないと、問題が出るケースと 非常に似ていると思われます。 返信先→IBMプリンター友の会事務局 e-mail:EB71228@jp.ibm.com