■■■============================================================■■■ □■□     IBMプリンター友の会からのお知らせ−Vol.35 ■□■ ■□■      http://www-6.ibm.com/jp/printer/ □■□ ■■■============================================================■■■ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ご活用いただいています。「友の会広場」☆☆☆☆☆☆☆☆☆ URL=> http://www-6.ibm.com/jp/printer/fannews/bulletin.html このお知らせの内容に関するご質問も、是非書き込んでください。 <<< 目次 >>> 1. PCプリンター年末キャンペーンのお知らせ 2. 5591カラー・レーザー・プリンターのうまい使い方[その1] 3. 続報 -> 5400-006LANフィーチャーのマイクロコード更新 4. ポストスクリプトの基礎(第九回) ■====================================================================■ ■ PCプリンター年末キャンペーンのお知らせ ■ ■====================================================================■ ●既にIBMプリンター・ホームページでご覧いただいているとは思いますが、IBM 恒例(?)の年末お買い得キャンペーンを行なっています。 URL=> http://www-6.ibm.com/jp/printer/direct/index.html ●その一「お買い得キャンペーン」 「お買い得キャンペーン」では、期間限定の正にお買い得なキャンペーン・モデルを ご用意いたしました。 ☆Infoprint20フル・オプション・キット(4320FKT) Infoprint20にフル・オプションを取り付けて、約「52%オフ」の破格値。 本体+高速イーサネットLANカード+16MBメモリー+PAGES&ESC/P+2000枚給紙 ユニット+500枚給紙ユニット 標準価格\624,000 ==> キャンペーン価格\298,000 さすがに限定30台です。早い者勝ち。 ☆新製品5591カラー・レ−ザー・プリンター・スタンド付きキット 片面印刷モデル:5591-CB1 \598,000 ==> \370,800(約38%オフ) 両面印刷モデル:5591-CB2 \748,000 ==> \463,800(約38%オフ) と、いきなり新製品がお買い得です。 片面印刷モデルは限定50台ですが、両面印刷モデルは限定30台です。お早めに ☆Infoprint20イーサネット・カード・キット(4320LN3) 本体+高速イーサネットLANカード 標準価格\280,000 ==> \168,000(約40%オフ) ☆5584-K14ケーブル・キット(5584KCC) 本体+2.4mケーブル 標準価格\163,000 ==> \89,000(約45%オフ) 5584が一桁万円です。 どれもお申し込みは、12月28日までです。IBMビジネス・パートナー様向けの 仕切り価格もそれぞれ設定されていますので、ビジネス・パートナー様からの ご購入も可能です。(以下の全モデルにも共通) ●その二「インパクト・プリンター」 10月発売されたばかりの新製品が、WEBダイレクト・モデルに登場しました。 ★5577-W02ケーブル・キット(5577WCB) 本体+2.4mケーブル 標準価格\433,000 ==> \290,000(約33%オフ) ★5577-V02ケーブル・キット(5577VCA) 本体+2.4mケーブル 標準価格\333,000 ==> \209,800(約37%オフ) ★5573-K02ケーブル・キット(5573KCD) 本体+2.4mケーブル 標準価格\138,000 ==> \89,700(約35%オフ) これらのモデルは通年の設定ですので、期間限定ではありません。 ●その三「レーザー・プリンター」 ◎5587-L20ケーブル・キット(5587LCB) 本体+2.4mケーブル 標準価格\184,000 ==> \110,400(約40%オフ) このモデルは通年の設定ですので、期間限定ではありません。 ■====================================================================■ ■ 5591カラー・レーザー・プリンターのうまい使い方[その1] ■ ■====================================================================■ ●11月に発売開始した「5591-001/002」カラーレーザー・プリンターは、いろいろな 能力を秘めたプリンターです。これから連載で、その「うまい」使い方をご紹介して いこうと思います。今回は、[その1]としてPCOMMを使ったiSeries(AS/400)からの 印刷についてです。 ●VOL.33のお知らせで初めてご紹介ように、5591プリンターは富士ゼロックス社の 「DocuPrint C2221」とほとんど同じ製品です。従って、PCOMMを使ったオンライン 印刷を行うに当たって、富士ゼロックス社のホームページで用意されている 「IBM(R) パーソナル・コミュニケーションズ対応印刷ユーティリティ V1.0.0」 URL=> http://download.fujixerox.co.jp/docucentre/download/dc_pcu.html をそのままご使用いただけます。 ●このユーティリティは、上記のサイトから「pcu100.exe」というファイルをPCに ダウンロード->解凍してできるSETUP.EXEを実行すると導入できます。立ち上げると 以下の項目を選択できる画面となり、「作成」ボタンを押すとPDTファイルの元に なるPDFファイルができます。 −ANKフォント:ローマン、サンセリフ(英数文字)0.1〜15ポイント・サイズ −漢字 :明朝、ゴシック、0.1〜15ポイント・サイズ −原稿サイズ : ==> 出力用紙サイズ(縮小指定のことです。) 連続用紙15x11インチ A4、A3、B5、B4、レター 15x12インチ 10x11インチ 10x12インチ カット紙 A3、A4、B4 B5、レター −両面印刷 :片面、両面(左綴じ)、両面(上綴じ) −2UP印刷 :OFF、ON(順方向)、ON(逆方向) −給紙トレイ :自動選択、トレイ1〜4、手差し −余白 :横方向、縦方向0〜99mm これらを組み合わせると、15x11インチの連続用紙に出力していた帳票を、5591-002 では、A4横に、両面印刷して出力させることができるようになる訳です。 ●その後、PCOMMのプリンター・セッションの画面で、PDFからPDTに変換してから それを選択すれば、OKです。事務局でも実際にAS/400から印刷させてみましたが、 罫線、ユーザー・フォント、縮小、両面印刷等、正しく出力できることを 確認いたしました。AS/400等ホスト・システムの世界では、残念ながら印刷データに 色指定を付加することができないので、出力結果はモノクロになってしまいますが、 22枚/分のレーザー・プリンターとして、安心してお使いいただけると思います。 なお、このPCOMMからの印刷のためには、オプションの「ART IV/エミュレーション ・キット(55P1190、標準価格:\60,000)が必須です。 ■====================================================================■ ■ 続報 -> 5400-006LANフィーチャーのマイクロコード更新のお知らせ ■ ■====================================================================■ ●前回Vol.34のお知らせで、5400-006ライン・プリンターのLANフィーチャー のマイクロコードが「V.1.07」に更新されたことをお知らせしましたが、それと 一緒に必要なOS/400用のPTFがリリースされましたので、お知らせいたします。 ・V5R1用:MF27181 MF27257 ・V4R5用:MF27155 MF27154 入手方法に関しては、IBMアンサーラインにお問合せください。また、それ以前の リリースのOS/400をご使用の場合は、既に保守終了していますので、OS/400自体の バージョン・アップが必要となります。 ●適用に当たって、くれぐれもご注意いただきたいのは、「プリンターの マイクロコード更新を必ず先に行なってください。」ということです。 逆にPTFを先に適用してしまうと、ライターが止まってしまう等の障害が出る 可能性が高いです。 URL=> http://www-6.ibm.com/jp/printer/download/5400lan.html ■====================================================================■ ■ ポストスクリプトの基礎(第九回) ■ ■====================================================================■ ●前回予告した通り、今回はPostScriptエラーについてです。 PostScriptプリンターを、ある程度使われている方なら、誰もが一度は出会った ことがあるのではないでしょうか。これが出ると…本当に…つらい! 特に、DTP関係の仕事をされていらっしゃる方は、悩まされていることが多いのでは ないでしょうか。まあどのようなエラーにしろ、トラブルというものはいやなもの ですが、出てしまったものには対処しなければなりません。 ●PostScriptプリンターに印刷する上でのエラーは、PostScriptエラーだけとは 限りません。たとえば通信エラー、アプリケーション・エラーなどもあります。 これらに対してPostScriptエラーとは、PostScriptインタープリタが、PostScript を処理する過程で発生するエラーのことをいいます。 ●PostScriptエラーが発生すると、多くの場合プリンターは、エラーメッセージを 印刷します。IBMのネットワーク・プリンターや、ワークグループ・プリンターでは 本体パネルの「PSメニュー」の中に、「エラーノインサツ」という項目があり、 初期状態ではオフになっていますので、ジョブを送ったのに何も出力されない、 という場合には、ここをオンにして再度ジョブを流してみると、何らかの メッセージを出力するかもしれません。 ●さて、エラーメッセージの見方ですが、PostScriptエラーのメッセージは、 次のような形式で出力されます。 %%[Error: (エラー名); OffendingCommand: (オペレータ名) ]%% 簡単に言うと、(オペレータ名)に表示されているオペレータを処理しようとしたら (エラー名)のエラーが起こった、ということを示しています。 ●実際のところ、人間によってプログラミングされたPostScriptであればともかく、 プリンター・ドライバーによって生成された印刷ジョブでのエラーに対して、 これだけのメッセージをもらっても、ユーザーが解決できるケースはほとんどないと 思います。しかし、30種類ほどあるPostScriptエラーの中で、通常の印刷に おいても起こりがちなものはあり、ある程度は原因も判別できます。 そこで、代表的なPostScriptエラーと、その意味を、一部ですが以下にご紹介して おきましょう。 ●undefined: これは、最も良く見かけるPSエラーです。 OffendingCommandであるオペレータを理解できない、という意味ですが、 原因はいろいろ考えられ、メッセージだけから判別するのは難しいでしょう。 一般に、貼りこみ画像などに原因がある場合が多いので、画像の形式を変えて みたり、ドライバー経由の場合は設定を変えてみたり、あるいは最新のドライバー にアップデートしてみるのもよいでしょう。 ●limitcheck、VMerror: これらは、プリンターのメモリーが足りなくなってしまった時に発生します。 PostScriptのジョブは、特に画像などを含んでいると、大きなサイズになりがち ですが、これらのエラーは一般に、写真などの大きなイメージデータを含んでいる 場合よりも、むしろ複雑なグラフィックや、パターンなどを含んでいる場合に 起こりやすいといえます。またVMエラーの場合は特に、使用するPSフォントの 種類を少なくするのが有効です。 ●ioerror: 文字通りI/O(入出力)のエラーです。 データ転送の際などのエラーですから、PostScriptプログラム自体に問題は ありません。まずはもう一度印刷してみて、だめなら条件を変えてやってみる などの処置になるでしょう。 ●invalidfont: フォントに関するエラーです。 ドキュメント内のフォントを変えてみて、どのフォントが原因かをつきとめる 必要があるでしょう。必ずしも意識して使っているフォントでなくとも、 アプリケーションの設定などによって、意図しないフォント情報が紛れ込んで しまうことなどもあります。また特定のエンコーディングで発生する場合も あります。 ●syntax error、typecheck、その他: PostScript上のプログラミング・エラーによって起こるエラーは、多くの場合、 ユーザーが判別することは難しいでしょう。また、原因が分かったとしても、 具体的に対処できるとは限りません。ドライバーを変えて試してみたり、 判別のために、ドキュメント上の疑わしいオブジェクトを消去して印刷してみる 必要があるでしょう。また、ファイルが何らかの損傷を受けているなどの可能性も あります。 ●最近はAdobe Acrobat(PDF形式ファイル)もインターネットの世界を中心に 普及しているようです。Acrobat Distillerは、出力先としてPDFファイルを 生成する一種のPostScriptインタープリタに他なりませんから、もしもお使いの PCにAcrobat Distillerが導入されていたら、ファイルに保存したPostScript データをDistillerにかけてPDFファイルを作成し、その画面や印刷結果と 比べてみるというのも、問題判別として有効な方法です。