インストール/移行上の注意点
386HPFSがインストール済みのシステムにWarpServer for e-businessをインストールする場合の注意
WarpServer for e-businessでは386HPFSは別パッケージになっており、基本パッケージには入っていません。386HPFSがインストール済みのシステムにWarpServer
for e-businessをインストールする場合、WarpServer for e-businessのインストール後に386HPFSを別途インストールしなおす必要があります。インストール手順の概要は以下の通りです。
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アクセス制御プロファイルのバックアップと除去
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WarpServer for e-businessのインストール
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386HPFSのインストール
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アクセス制御プロファイルのリストア
アクセス制御プロファイルのバックアップおよびリストアについてはJFSへの移行またはREADMEを参照してください。
また、386HPFSのフォールトトレランス、ディレクトリー制限、ローカルセキュリティーは、JFSではサポートされないので注意が必要です。
バックアップが必要な構成ファイル
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CONFIG.SYS
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STARTUP.CMD
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\IBM386FS\HPFS386.INI
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\IBMCOM\PROTOCOL.INI
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\IBMCOM\RFCNAMES.LST
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\IBMCOM\RFCBCST.LST
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\IBMLAN\IBMLAN.INI
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\IBMLAN\RPL\RPL.MAP
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\MPTN\BIN\MPTSTART.CMD
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\MPTN\BIN\SETUP.CMD
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\MPTN\ETC\RESOLV2
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\MPTN\ETC\HOSTS
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\MPTN\ETC\NAMEDB\NAMED.BT
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\MPTN\ETC\NAMEDB\NAMED.CA
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\MPTN\ETC\NAMEDB\NAMED.REV
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\MPTN\ETC\NAMEDB\SYSLOG.CNF
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\TCPIP\BIN\TCPSTART.CMD
LAN Distance接続サーバーを使用している場合の注意
LAN Distance接続サーバーのインストールしてあるシステムにWarpServer for
e-businessをインストールする場合、まずLAN Distanceをアンインストールして下さい。アンインストールと構成、定義情報のバックアップは以下の手順で行います。
1. \WALディレクトリーの以下ファイルのバックアップ・コピーをとる。
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WCBUSRF.ISF(ユーザー情報)
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WCLLOCAL.INI(LAN Distanceワークステーションのローカル構成情報)
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WCLDIAL.CXD(電話番号と電話帳エントリーの接続情報)
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WCLNET.INI(モデム構成情報)
2. LDREMOVEを実行する。
3. WarpServer for e-businessをインストールする。
4. バックアップしたWCBUSRF.ISFファイルを\WALディレクトリーにリストアする。