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FreeBSD 8.3-RELEASE アナウンス

FreeBSD リリースエンジニアリングチームより、 FreeBSD 8.3-RELEASE の公開をお知らせします。 これは、8-STABLE ブランチからの 4 回目のリリースであり、 FreeBSD 8.2 が備える機能の改善と、新たな機能の追加が行なわれたものです。 このリリースの主な変更点は、以下のとおりです。

  • usb(4) が USB パケットフィルタに対応

  • TCP/IP スタックが mod_cc(9) 輻輳制御フレームワークに対応

  • graid(8) GEOM クラスがさまざまな BIOS ベースのソフトウェア RAID コントローラに対応 (ataraid(4) の置き換え)

  • ZFS が SPA バージョン 28 に対応

  • Gnome が 2.32.1、KDE が 4.7.4 に更新

新機能や既知の問題点の一覧は、 次の場所にあるオンラインのリリースノートや正誤表 (errata list) をご覧ください。

FreeBSD のリリースエンジニアリング活動の詳しい情報は、

をご覧ください。

FreeBSD を入手する

FreeBSD 8.3-RELEASE は現在、amd64, i386, pc98, sparc64 アーキテクチャ用のものが入手できます。

FreeBSD 8.3 のインストールは、起動可能な ISO イメージ、 もしくはネットワークを経由して行なうことができます。 一部のアーキテクチャ (現在のところ amd64 と i386) では、USB メモリスティックを使ったインストールも可能です。 後の章に説明があるように、必要なファイルは FTP や BitTorrent 経由でダウンロードできます。 ただし、規模の小さな FTP ミラーサイトには、amd64 や i386 といった主要なアーキテクチャ用の配布物だけが置かれていて、 対応するすべてのアーキテクチャの配布物は置かれていないこともあります。

リリース ISO イメージの MD5 および SHA256 ハッシュ値は、 このアナウンスの最後にあります。

リリースにおいて用意される各イメージの用途は以下のとおりです。

dvd1

FreeBSD オペレーティングシステムのベースシステム、 コンパイル済みの package 一式、 ドキュメントをインストールするために必要なものが入っています。 "livefs" ベースのレスキューモードで起動することも可能です。 DVD サイズのメディアに書き込むことができる環境で、 そのメディアをインストールに使う場合は、このイメージだけで十分です。

disc1

FreeBSD オペレーティングシステムのベースシステムと、 英語のドキュメントをインストールするために必要なものが入っている、 CD サイズのメディア用のイメージです。 その他の package は含まれていません。

livefs

"livefs" ベースのレスキューモードで起動できるイメージです。 この CD のみを使ってシステムをインストールすることはできません。 すでにインストールされたシステムの復旧などを目的としたイメージですが、 ネットワークからインストールに使うことは可能です。

bootonly

CD-ROM ドライブを備えたマシンで起動できるイメージです。 この CD のみを使ってシステムをインストールすることはできません。 (FTP サーバなどから) ネットワーク経由でインストールする場合は、 この CD を使って起動して、インストール作業をします。

memstick

USB メモリスティック (フラッシュドライブ) に書き込めるイメージです。 USB ドライブからの起動可能なコンピュータでは、 これをインストールに使うことができます。 "livefs" ベースのレスキューモードで起動することも可能です。 package は、ドキュメントに関連するもののみが入っています。

memstick イメージの使用例を下に示します。 USB ドライブがシステムの /dev/da0 として認識される場合、次のコマンドで書き込むことが可能です。

# dd if=FreeBSD-8.3-RELEASE-amd64-memstick.img of=/dev/da0 bs=10240 conv=sync

ターゲット (of=) の部分が、USB ドライブに対応するデバイスに設定されているかどうか、 細心の注意を払ってください。

FreeBSD 8.3-RELEASE の CD-ROM と DVD は、ベンダからも購入できます。 FreeBSD 8.3 を商品として販売しているベンダのひとつが、以下の FreeBSD Mall です。

BitTorrent

8.3-RELEASE の ISO イメージは、BitTorrent を使ってダウンロードすることも可能です。 ISO イメージをダウンロードするための torrent ファイルは、 次の URL で配布されています。

FTP

アナウンス時点では、少なくとも次の FTP サイトに FreeBSD 8.3-RELEASE が置かれています。

これらのサイトを利用する前に、まず、 あなたの住んでいる最寄りのサイトの利用を試みてください。

  • ftp://ftp.<あなたの住んでいる地域>.FreeBSD.org/pub/FreeBSD

他のミラーサイトには、ftp2, ftp3 という順に名前がつけられています。

FreeBSD ミラーサイトの詳細は、以下を参照してください。

FreeBSD のインストールや、現在のシステムを 8.3-RELEASE にアップデートする手順については、以下をご覧ください。

サポート

FreeBSD セキュリティチームが現時点で公表している FreeBSD 8.3 の保守終了予定日は 2014 年 4 月 30 日です。 セキュリティチームおよび、 各 FreeBSD ブランチのサポートに関する詳細については、 以下のページをご覧ください。

謝辞

FreeBSD Foundation, Yahoo!, NetApp, Internet Systems Consortium, Sentex Communications, New York Internet, Juniper Networks, および iXsystems をはじめとする多くの企業から、 FreeBSD 8.3 のリリースエンジニアリング活動に必要な機材、 ネットワークアクセス、人的資源の提供をいただきました。

8.3-RELEASE のリリースエンジニアリングチームは、 以下のメンバで構成されています。

Ken Smith <kensmith@FreeBSD.org> リリースエンジニアリング、 amd64, i386 および sparc64 リリース構築、 ミラーサイトの調整担当
Robert Watson <rwatson@FreeBSD.org> リリースエンジニアリング、セキュリティ担当
Konstantin Belousov <kib@FreeBSD.org> リリースエンジニアリング担当
Marc Fonvieille <blackend@FreeBSD.org> リリースエンジニアリング、文書担当
Josh Paetzel <jpaetzel@FreeBSD.org> リリースエンジニアリング担当
佐藤 広生 <hrs@FreeBSD.org> リリースエンジニアリング、文書担当
Bjoern Zeeb <bz@FreeBSD.org> リリースエンジニアリング担当
高橋 佳大 <nyan@FreeBSD.org> PC98 リリース構築担当
Joe Marcus Clarke <marcus@FreeBSD.org> package 構築担当
Erwin Lansing <erwin@FreeBSD.org> package 構築、ports セキュリティ担当
Mark Linimon <linimon@FreeBSD.org> package 構築担当
Pav Lucistnik <pav@FreeBSD.org> package 構築担当
Ion-Mihai Tetcu <itetcu@FreeBSD.org> package 構築担当
Martin Wilke <miwi@FreeBSD.org> package 構築担当
Colin Percival <cperciva@FreeBSD.org> セキュリティオフィサ

登録商標

FreeBSD は FreeBSD Foundation の登録商標です。

ISO イメージのチェックサム

MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-amd64-bootonly.iso) = b1e776a82deabaf66a91293b04107277
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-amd64-disc1.iso) = cf4edae9692f560e9cab89c8347886f5
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-amd64-dvd1.iso) = 70089656058e74962cbedad1a2181daa
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-amd64-livefs.iso) = 24e1a8d3c02c230fe415408179f90dbc
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-amd64-memstick.img) = 013612ac4e080028b5f4e2c344250850
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-i386-bootonly.iso) = 2fa59569f572abe450fce6b5efddeb04
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-i386-disc1.iso) = 00fac17d95d27950e30b22e521c45da9
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-i386-dvd1.iso) = 2478c6a7477492c347e80aaf61f48cc1
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-i386-livefs.iso) = 147db14848518808deddf3c0b03694c3
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-i386-memstick.img) = 5cbbe6f41e53eb98471c3392eb1bb768
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-pc98-bootonly.iso) = 91843c5c9dbdf1d1be23eae30b0184b8
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-pc98-disc1.iso) = e84f3d26d72a37ae332b617e8122bec4
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-pc98-livefs.iso) = 4a441695c30c446308d7ee55d1ead1bc
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-sparc64-bootonly.iso) = b94f5c9b07fdc1870cd284e168b557d8
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-sparc64-disc1.iso) = 8b748240afe7a3f80cdf531f7d8a1317
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-sparc64-dvd1.iso) = 3ea38fd60444193c3d74d2b0beba14a4
MD5 (FreeBSD-8.3-RELEASE-sparc64-livefs.iso) = 317325d88a8605ae5a48447f92c5f919
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-amd64-bootonly.iso) = 2af20d98b02a26ebe9a3ddeb4785f317e2024f9494ca3a177edafdc8ef138b7d
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-amd64-disc1.iso) = 26d4870f3a310a95e488ed14dd8e36eb52e857878f2b238b3b91e65c101eee93
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-amd64-dvd1.iso) = acd9127364c759c4eb38fd02634f52bffe75b845a767a20f7dbf022a1626eed7
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-amd64-livefs.iso) = cb3dcd38ce4e3782059ea6d550a947a69c47bf167c6ae24f1cd58c5b4132697b
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-amd64-memstick.img) = eb598fa93b553744bd79e6b648b87b20f9054f7c131856c09ee2f88f29ccca6d
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-i386-bootonly.iso) = e701dee1458888bee1a399937f1ec525022a225b8b097bd820ed4338e0bf300d
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-i386-disc1.iso) = a83919b5104d8ec4e905693a6bd6b90b88b1c30923029146d1dab62b62a038e9
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-i386-dvd1.iso) = 3f3334a1e4f3d3f62ef274861764d466b44e19cc14549e6cdfdbd555808d78e2
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-i386-livefs.iso) = d45352262d7f9d871d25d01fab3c9a946ef4488f5fbbd104e153f04ca58d5b24
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-i386-memstick.img) = 56f4fc14ebe66dad5691ca63fa846e5d003efb630e5cb0181921ffb8af5a4edd
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-pc98-bootonly.iso) = 664b06c1a68352be8833b90ee455cbc31dfea531b7dd5f648d48659da60e386d
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-pc98-disc1.iso) = 1a54d5cbd6e72d740f7bf6372c58fb8caa5bb49d6c56358e18fe7433103bbb4f
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-pc98-livefs.iso) = 5b8887aee9c80914ece956452fd5e48eb759232d56cb4fff557e7cc60daab58b
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-sparc64-bootonly.iso) = e7ba76bbecff1b92d00caed5e644443b596f6a0fee4d717046aae73c4c5248c2
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-sparc64-disc1.iso) = f5d4087a0a070a05ad2cd9032fdc3a49fff2f716b7485debc25ae6757e29ca90
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-sparc64-dvd1.iso) = a697afe3e47250fa707b54021b5114aa0e286f088a5c89dfb6e1b2f51dd7bb67
SHA256 (FreeBSD-8.3-RELEASE-sparc64-livefs.iso) = a5af66e2ad1042676a157c94f3d63e118761435abd26d8b5dd66e99bdc830526