新たに、あるドメインを使いはじめる時、 最初に newdomain コマンドを実行して下さい。 このコマンドは ml_home_prefix_maps (正確には primary_ml_home_prefix_map)を適宜、編集してくれます。
この後は fml4 と同様に makefml (or fml) コマンドを使ってください。 ただし、makefml (or fml)コマンドを使う際には、 ML名を「ユーザ@ドメイン」形式で指定するところが異なります。 注意して下さい。
なお、デフォルトのドメインの場合には@ドメインが省略可能です。 つまり、この場合に限り fml4 と同じ形式に戻るというわけです。
たとえば、コマンドの操作はMLではなく、ML@ドメイン名を使うことにな ります。つまりコマンドの使い方は
makefml newml ML@virtualdomain makefml add ML@virtualdomain address makefml bye ML@virtualdomain addressなどといったぐあいになります。
なお、CGI での操作ではドメイン名の指定が不要です。これは、config.cgi 生成時にドメイン名をスクリプト中に埋め込んでいるためです。画面にもドメ イン名が出ているはずですし、そもそも URL にドメイン名が入っている
http://lists/~fml/cgi-bin/fml/$domain/admin/config.cgiので、どのドメインの操作をしているのかはわかっているはずです。
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なお、CGI の URL にドメイン名が入っているのは、操作する人にとって分か りやすいようにという配慮であって、CGI が URL を元に自分の操作対象ドメ イン名を決めているわけではありません(それは危険です)。 ML名やドメイン名は newml 時に作成される .cgi スクリプトにハードコー ディングされています。 URL のドメインや環境変数を CGI スクリプトは無視します。 ハードコーディングされた設定だけを見ます。 CGI 実行時に、ユーザが HTTP 経由で操作対象を変更することは出来ません (させません)。 |
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