fml8 内部では言語と文字コードに依存した変換処理が必要です。 たとえば、JIS (ISO-2022-JP)と EUC の相互変換は随所で行なわれています。 これはメールでは JIS コードが使われますが、 プログラムでは EUC コードの方が扱いやすいためです。
本章では、言語依存の処理関数について解説します。
なお、コマンドに対する返事の言語依存性については 『メッセージの他国語化』 の章を参照して下さい。
言語依存のクラス名は「クラス::Language::」となります。 これらの階層以下に言語依存モジュール群が配置されます。
たとえば次のようなモジュールがあります。
FML::Language::Japanese::String.pm Mail::Bounce::Language::Japanese.pm前者は、FML モジュール群のために、 日本語依存の文字列処理関数を提供しています。 後者は Mail::Bounce 階層以下のモジュールに対して、 日本語に依存したエラーメール解析ルーチンを提供しています。
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