IBM® Eclipse ヘルプ・システムを設定する場合、
ワークステーション、オペレーション・システム、ブラウザー、およびハードウェアがこのトピックに記載された要件を満たしていることを確認する必要があります。
ブラウザー要件
IBM Eclipse ヘルプ・システムを使用するには、Microsoft® Internet Explorer バージョン 6.0 または 7.0、または Firefox 2.0 または 3.0 のインストールが必要です。
IBM Eclipse
ヘルプ・システムのこのバージョンのすべての機能を確実に使用できるようにするには、
ブラウザーで Cookie と JavaScript™ を有効にし、
ポップアップ・ウィンドウをブロックするブラウザーの機能を無効にすることが必要です。
オペレーティング・システム環境要件
IBM Eclipse
ヘルプ・システムを使用するには、Java™ ランタイム環境 (JRE) バージョン 6.0 のインストールが必要です。
詳しい要件については、以下の表を参照してください。
表 1. オペレーティング・システム環境要件IBM Eclipse ヘルプ・システムのバージョン |
オペレーティング・システム |
オペレーティング・システムおよび JRE 要件 |
IBM Eclipse ヘルプ・システム Microsoft Windows® 32 ビット版 |
- Windows XP
Professional Intel 32 ビット
- Windows Vista
Business Intel 32 ビット
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- IBM Eclipse ヘルプ・システムのこのバージョンには、組み込みの IBM JRE が含まれています。組み込み JRE を保持したくない場合は、パッケージから除去することができます。IBM Eclipse ヘルプ・システムを実行するには、システムに JRE 6.0 がインストールされていることが必要です。
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IBM Eclipse ヘルプ・システム Linux® 版 |
- Red Hat Linux Enterprise
5 Intel®32 ビット
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- IBM Eclipse ヘルプ・システムのこのバージョンには、組み込みの IBM JRE が含まれています。組み込み JRE を保持したくない場合は、パッケージから除去することができます。IBM Eclipse ヘルプ・システムを実行するには、システムに JRE 6.0 がインストールされていることが必要です。
- これらのオペレーティング・システムでは、Konqueror ブラウザーを使用してベース・モードでヘルプ・システムを開くことができます。
- ヘルプ・システムで双方向文字、2 バイト文字、またはマルチバイト文字を表示するには、対応するフォントをシステムにインストールして、ブラウザーの表示フォントにそのフォントを設定します。
- 複数言語をサポートするには、ヘルプ・システムを開始する前に、システムのロケールを UTF-8 に設定します。
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IBM Eclipse ヘルプ・システム AIX® 版 |
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- IBM Eclipse ヘルプ・システムのこのバージョンには、組み込みの IBM JRE が含まれています。組み込み JRE を保持したくない場合は、パッケージから除去することができます。IBM Eclipse ヘルプ・システムを実行するには、システムに JRE 6.0 がインストールされていることが必要です。
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ハードウェア要件
z/OS®
z/OS で IBM Eclipse ヘルプ・システムを実行するには、z/OS が実メモリー・サイズと領域サイズの要件を満たしていることを確認することが必要です。
- 実メモリー = <basememory> + <plugsize> + <concurrentuser> * <responseBufferSize>
- basememory には、IBM Eclipse ヘルプ・システム・パッケージの始動に必要なメモリーを指定します。
z/OS では、90 MB です。
- plugsize には、文書プラグインのサイズを指定します。
- concurrentuser には、ヘルプ・システムにアクセスする同時ユーザーの数を指定します。
- responseBufferSize は、eclipse¥plugins¥org.eclipse.help.base_3.0.1 ディレクトリーの
preferences.ini にあります。
- 領域サイズは、実メモリー・サイズと同じサイズに設定する必要があります。
その他のオペレーティング・システム
必要な最小メモリーは 128 MB RAM です。
256 MB 以上が推奨されます。
注: 文書プラグインのサイズに応じて、メモリーを増設する必要があります。
例えば、文書プラグインのサイズが 100 MB の場合は、さらに 80 MB 以上の RAM を追加してください。
サポートされるカスタマイズ
ヘルプ・システムは、
eclipse/plugins ディレクトリーにある
org.eclipse.help.base_<version number>/preferences.ini ファイルを編集して構成できますが、
デフォルトの構成を保持することが推奨されています。
以下のパラメーターを変更しないでください。変更すると、ヘルプ・システムが正しく機能しないことがあります。
- always_external_browser
- Microsoft Windows オペレーティング・システムでは、
このパラメーターのデフォルト構成は always_external_browser=true です。
ヘルプ・システムをスタンドアロン・モードで始動する場合、
この設定により、ヘルプ・システムに組み込まれているブラウザーではなく、
オペレーティング・システムのデフォルトのブラウザーを開くことができます。
Windows 以外のオペレーティング・システムでは、always_external_browser=true
を設定する必要はありません。