rotatelogs コマンド

目的

ファイル /var/logs/logfile を作成します。

構文

rotatelogs logfile [ rotationtime [ offset ] ] | [ filesizeM ]

説明

rotatelogs コマンドは、ファイル /var/logs/logfile.nnnn を作成します。nnnn は、ログが通常開始されるシステム時刻です (この時刻は、常にローテーション時間の倍数です)。各ローテーション終わりに、新しいログが開始されます。

フラグ

なし

パラメーター

logfile ログ・ファイルのパスとベース名を指定します。ログ・ファイルに「%」文字が含まれている場合、その文字は書式制御ストリングとして処理されます。それ以外の場合は、サフィックス .nnnnnnnnnn が自動的に追加されます。これは秒数で表された時間です。いずれの形式でも、現在の期間の始めから開始時刻を計算します。
rotationtime ログ・ファイルのローテーション間の時間 (秒)。
offset UTC からのオフセット (分数)。省略すると、ゼロが指定されたものと見なされ、UTC が使用されます。たとえば、UTC -5 時間のタイム・ゾーンで現地時間を使用するには、この引数に -300 の値を指定します。
filesizeM ファイルの最大サイズ (メガバイト) の後に文字 M を付けて、時間ではなくサイズを指定します。このパラメーターは、rotationtime と offset の両方の代わりに使用します。

すべてのインプリメンテーションで、次のログ・ファイル書式制御ストリング置換がサポートされている必要があります。

表 2. ログ・ファイル書式制御ストリング置換
書式制御ストリング 説明
%A 曜日の絶対名 (ローカライズ)
%a 3 文字の曜日名 (ローカライズ)
%B 月の絶対名 (ローカライズ)
%b 3 文字の月名 (ローカライズ)
%c 日付と時刻 (ローカライズ)
%d 月の日付 (2 桁)
%H 2 桁の時刻 (24 時間制)
%I 2 桁の時刻 (12 時間制)
%j 3 桁の年間通算日
%M 2 桁の分
%m 2 桁の月
%p 12 時間制の午前/午後 (ローカライズ)
%S 2 桁の秒
%U 年間通算による 2 桁の週 (日曜を最初の曜日とする)
%W 年間通算による 2 桁の週 (月曜を最初の曜日とする)
%w 1 桁の曜日 (日曜を最初の曜日とする)
%X 時刻 (ローカライズ)
%x 日付 (ローカライズ)
%Y 4 桁の年
%y 2 桁の年
%Z タイム・ゾーン名
%% リテラル「%」

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