oslevel コマンド

目的

NAS Gateway 500 System Software について、最後にインストールされた保守レベルを報告します。

構文

oslevel [ -l Level | -g | -q ] [-r] [-f]

説明

oslevel コマンドは、システムにインストールされているすべてのファイル・セットのサブセットを使用して、NAS Gateway 500 System Software のレベルを報告します。これらのファイルセットには、基本オペレーティング・システム (BOS)、基本デバイス、基本プリンター、および X11 2d があります。

oslevel コマンドは保守レベルについての情報も表示します。たとえば指定された保守レベルにないファイルセットはどれかといった情報です。

フラグ

-l Level Level パラメーターで指定した保守レベルより下のレベルのファイルセットをリストします。
-f oslevel コマンドがこの操作のためのキャッシュを強制的に再作成するようにします。
-g 現行保守レベルより上のレベルのファイルセットをリストします。
-q -l フラグを使用して指定できる、認識されている保守レベルの名前をリストします。
-r すべてのフラグに推奨保守レベルを適用します。

  1. システムの保守レベルを判別するには、以下のように入力します。

    oslevel
  2. レベル 5.1.0.0 より下のファイルセットを判別するには、次のように入力します。
    oslevel -l 5.1.0.0
  3. 現行保守レベルより上のレベルのファイルセットを判別するには、以下のように入力します。
    oslevel -g
  4. システム上の、知られているすべての推奨保守レベルをリストするには、次のように入力します。
    oslevel -rq

関連情報