NIS ディレクトリー・オブジェクトの公開鍵を更新します。
nisupdkeys コマンドは、NIS+ ディレクトリー・オブジェクトの公開鍵を更新します。 NIS+ サーバーの公開鍵を変更するときは、新しい鍵を、そのサーバーを参照するすべてのディレクトリー・オブジェクトに伝搬する必要があります。 nisupdkeys は、ディレクトリー・オブジェクトを読み取り、そのディレクトリーの各サーバーの公開鍵をコピーしようとします。公開鍵がディレクトリー・オブジェクト内に置かれると、新しい鍵を反映するようにオブジェクトが修正されます。
Dirname が存在する場合、そのディレクトリー・オブジェクトが更新されます。存在しない場合、デフォルト・ドメインのディレクトリー・オブジェクトが更新されます。 nisupdkeys -s は、Hostname によってサービスを提供される全ディレクトリーのリストを入手し、呼び出し元が必要なアクセス権を持っていることを想定して、それらのディレクトリー・オブジェクトを更新します。ディレクトリーのリストは、nisstat コマンドによって入手することもできます。
nisupdkeys を実行するまでに、新しいアドレスまたは公開鍵を確実にすべてのレプリカ・サーバーに伝搬しておく必要があります。
nisupdkeys abc.def.
nisupdkeys -H xyzserver abc.def.
nisupdkeys -CH xyzserver abc.def.
nisupdkeys -sH xyzserver
chkey コマンド