lsnfsexp コマンド

目的

ネットワーク・ファイルシステム (NFS) を用いてエクスポートされたディレクトリーの特性を表示します。

構文

lsnfsexp [ -c | -l ] [ Directory ] [ -fExports_file ] [ -g group ]

説明

lsnfsexp コマンドは、 NFS でエクスポートされたディレクトリーの特性を表示します。 Directory パラメーターは、表示対象のディレクトリーを指定します。ディレクトリーを指定しなければ、 NFS でエクスポートされたすべてのディレクトリーが表示されます。

フラグ

-c コロン・フォーマットで出力するように指定します。
-l (小文字の L) リスト・フォーマットで出力するように指定します。 このフラグはデフォルトです。
Directory 表示対象のディレクトリーを指定します。ディレクトリーを指定しなければ、 NFS でエクスポートされたすべてのディレクトリーが表示されます。
-f Exports_file /etc/exports 以外の、使用するエクスポート・ファイルの絶対パス名を指定します。
-g group group で指定されたグループによりファイルシステムをエクスポートすることを指定します。

現在 NFS でエクスポートされているすべてのディレクトリーをコロン・フォーマットでリストするには、次のように入力します。

lsnfsexp -c

関連情報

chnfsexp コマンド、exportfs コマンド、mknfsexp コマンド、および rmnfsexp コマンド