mknfsexp -d Directory [ -fExports_File ] [ -t [ { rw | ro | rm -h HostName [ , HostName ... ] } ] ] [ -a UID ] [ -c HostName [ , HostName ... ] ] [ -r HostName [ , HostName ... ] ] [ -s | -n ] [ -I | -B | -N ] [ -P | -p ]
mknfsexp コマンドは、指定されたフラグとパラメーターを使用し、/etc/exports ファイルに正しい構文の行を構成します。このコマンドが -B フラグ付きで呼び出された場合、/etc/exports ファイルにエントリーが追加され、指定したディレクトリーをエクスポートするために exportfs コマンドが呼び出されます。一方、-I フラグを指定すると、exports ファイルにエントリーが追加されますが、ディレクトリーがエクスポートされません。-N フラグを指定すると、exports ファイルにエントリーが追加されませんが、ディレクトリーがエクスポートされます。
ホストごとに 1 つのグループがあり、グループの名前は <hostname>_Vols となります。
mknfsexp -d /usr -t ro
この例では、mknfsexp コマンドは、読み取り専用許可のある /usr ディレクトリーをエクスポートします。
mknfsexp -d /home/guest -t rm -h bighost,littlehost -s
この例では、mknfsexp コマンドは、より安全なプロトコルを使用して、read-mostly アクセス権のある /home/guest ディレクトリーをエクスポートします。
mknfsexp -d /usr -t rw -c host1,host3,grp3 -I
上記の例では、mknfsexp コマンドは /usr ディレクトリーをエクスポートし、読み取り/書き込み許可を host1、host2、grp3 に与えます。 -I フラグは、次のシステム再始動時にこの変更を有効にします。
mknfsexp -d /usr -t ro -f /etc/exports.other
上記の例では、mknfsexp コマンドは、読み取り専用許可のある /usr ディレクトリーを /etc/exports.other ファイルにエクスポートします。