chauthent コマンド

目的

システム用の構成済み認証方式を変更します。

構文

chauthent [ -k5 ] [ -k4 ] [ -std ]

説明

chauthent コマンドは、ユーザーが設定したフラグに基づいて構成を設定します。認証方式は、フラグをコマンドに指定した順序で設定されます。フラグが 1 つも設定されない場合は、rcmd は機能しなくなります。 -std フラグを設定する場合は、最後のフラグ設定でないとコマンドは失敗します。

注 : 認証方式は、毎回完全な順序で指定する必要があります。コマンドは、現行の順序を新規の順序に置換しても、現行の順序を変更しません。

chauthent コマンドは、設定されたフラグによって libauthm.a の中の set_auth_method ルーチンを呼び出し、変更を行います。

set_auth_method が失敗すると、chauthent コマンドは、エラー・メッセージを stderr に書き込み、-1 を戻します。

フラグ

-k5 Kerberos 5 認証方式を設定します。
-k4 Kerberos 4 認証方式を設定します。
-std 標準 NAS Gateway 500 System Software 認証方式を設定します。

  1. すべての方式を降順に設定します。

    chauthent  -k5   -k4  -std
  2. Kerberos 4 を先頭にしてすべての方式を設定します。

    chauthent -k4 -k5 -std
  3. すべての方式をクリアします。

    chauthent

関連情報

lsauthent コマンド