date コマンドは、フラグを付けずに呼び出されるか、+ (正符号) で始まるフラグ・リストを付けて呼び出されると、現在の日時と時刻を標準出力に書き出します。それ以外の場合は、現在の日付を設定します。 date コマンドは、認識されないフラグまたは入力に対しては、使用方法メッセージを出力します。
Date パラメーターによって日付を設定する場合、次のフォーマットを使用できます。
Date パラメーターの変数は次のように定義されます。
年が指定されない場合は、現在の年がデフォルト値として使用されます。システムは協定世界時 (CUT) で作動します。
date コマンドのあとに + (正符号) とフィールド・ディスクリプターを付けると、コマンドの出力を制御できます。各フィールド・ディスクリプターの前には % (パーセント記号) を付けなければなりません。システムは、フィールド・ディスクリプターを指定した値と置換します。リテラルの % は、%% (パーセント記号 2 つ) で入力してください。 date コマンドは、その他の文字を変更せずに出力にコピーします。 date コマンドは、文字列を常に改行文字で終わらせます。
%E および %O フィールド・ディスクリプターを修飾して、異なるフォーマットまたは仕様を示すことができます。現在のロケールで対応するキーワード (era、era_year、era_d_fmt、alt_digits の各キーワードのセクションを参照) が指定されていないか、またはサポートされていない場合は、未修飾のフィールド・ディスクリプターが使用されます。
date
date 0217142590
タイムゾーンとして中央標準時 (CST) を使用しているシステムでは、これにより日付と時刻が Sat Feb 17 14:25:00 CST 1990 に設定されます。
date +"%r %a %d %h %y (Julian Date: %j)"
これにより、例 2 の日付が次のように表示されます。
02:25:03 PM Fri 17 Feb 90 (Julian Date: 048)