rm_niscachemgr コマンド

目的

nis_cachemgr デーモンを停止します。

構文

rm_niscachemgr [ -I | -B | -N]

説明

rm_niscachemgr コマンドは、 stopsrc コマンドを使用して nis_cachemgr デーモンを停止します。

フラグ

-I 次のシステム再始動時に nis_cachemgr デーモンを停止します。
-B nis_cachemgr デーモンを停止します。このフラグがデフォルトです。
-N stopsrc コマンドを使用して nis_cachemgr デーモンを停止します。

注: このコマンドを実行した場合の結果として重要なことは、NIS+ 環境のドメイン・ネームが NULL にリセットされることです。管理者が nis_cachemgr をオフにした場合、NIS+ 構成がアクティブでなくなります。ドメイン・ネームをリセットすると、不必要なルックアップが避けられます。管理者がこの効果を望まない場合は、rm_niscachemgr を実行した後に chypdom を実行する必要があります。

次のシステム再始動時に nis_cachemgr デーモンを呼び出すには、次のように入力します。

rm_niscachemgr -I

このコマンドは、現在実行中のデーモンは停止しません。

関連情報