[変更依頼] ページ、フロント デスク
Rational Software を使用した Visual Studio での変更の管理  

[変更依頼] ページ、フロント デスク

[変更依頼] ページでは、変更依頼を表示して処理することができます。

フロント デスクの [変更依頼] ページには、各種の ClearQuest クエリーの詳細と結果が表示されます。 たとえば、このウィンドウでクエリーをダブルクリックした場合、クエリー エディタが表示され、レポートを実行した場合、レポートが表示されます。

[変更依頼] ページの主要部分は以下のとおりです。 表示内容は、処理する ClearQuest の項目やデータのタイプに応じて変わります。

メニューおよびツールバー
ClearQuest の共通操作へのクイック アクセス
[変更依頼] ウィンドウ
クエリーやその結果セットを処理するツール
グラフ ウィンドウ
グラフ用のビューアおよびクエリー ビルダー
レポート ウィンドウ
レポート用のビューア

メニューおよびツールバー

[変更依頼] ページには、次のようなメニューがあります。

クエリー
  • 保存
  • 名前を付けて保存
  • すべてを保存
  • グリッドのエクスポート
  • 印刷設定...
  • レコードの印刷設定...
  • プロパティ
  • クエリーを閉じる
変更依頼
  • 重複の検索
  • 検索...
  • 重複元
  • レポートの生成...
  • SoDA レポートの生成

これらのコマンドは、標準の ClearQuest クライアントのメニューから実行することもできます。

[変更依頼] ツールバーは、以下の操作への迅速なアクセスを実現します。

現在のクエリー
現在のクエリーと、最近実行したその他のクエリーの名前を一覧で表示します。 別のクエリーを選択して実行することができます。
クエリーの実行
クエリー エディタで最後に保存されたバージョンのクエリーを実行し、結果セットをウィンドウに表示します。
レポートの生成
[レポートの生成] ウィンドウを開きます。このウィンドウで、使用するレポート書式を指定し、現在の結果セットに対するレポートを生成することができます。 そのクエリーのレポート書式は、既に定義されている必要があります。
重複の検索
選択したレコードに対する重複レコードとマークされた ClearCase レコードを検索します。

これらのコマンドについては、ClearQuest のヘルプを参照してください。

[変更依頼] ウィンドウ

[変更依頼] ウィンドウでは、クエリーを作成して編集することができます。 これが表示されるのは、[変更依頼] ページで変更依頼またはグラフ項目を開いた場合です。

[変更依頼] ウィンドウには、次のような最大 4 つのページを置くことができます。

結果セット
[表示エディタ] で設定したパラメータ セットにしたがって、クエリーの結果を表示します。 クエリー レコードのリストのスクロール、検索、状態遷移の実行、編集するレコードの選択を行うことができます。 たとえば、結果セット内の項目をダブルクリックしてレコード フォームを開き、レコードを変更することができます。
クエリー エディタ
[クエリー エディタ] ページで、クエリーを定義します。 [クエリー エディタ] には、[クエリー エディタ] ページと [フィルタ] ダイアログ ボックスの 2 つの部分があります。

レコード フィールドは、[クエリー エディタ] の [フィールド] ペインに一覧表示されます。 フィルタとして選択したフィールドは、右側の [フィルタ] ペインに一覧表示されます。

クエリー フィルタを選択するには、次の 2 つの方法があります。

  • レコードをダブルクリックして [フィルタ] ペインへ移動する。
  • フィールドを [フィールド] ペインから [フィルタ] ペインにドラッグする。

フィルタを選択すると、そのフィルタがアクティブになり、[フィルタ] ダイアログ ボックスが開きます。

フィルタを定義するには、[クエリー エディタ] を使用してフィールドを選択してから、[フィルタ] ダイアログ ボックスを使用して検索基準を定義します。

表示エディタ
クエリーを作成した後、[表示エディタ] を使用してレコードの表示方法を定義します。 表示からフィールドを追加または削除し、[ソート] オプションと [ソート順序] オプションを使用してクエリーの結果をソートすることができます。 グリッドを設定する必要があるのは一度だけですが、いつでも [表示エディタ] に戻って変更することができます。
SQL エディタ
[SQL エディタ] を有効にすると、クエリーを構成する SQL コードを参照し、編集することができます。 SQL コードを手動で編集する場合は、ほかのタブを使用してクエリーの表示をカスタマイズしたり、クエリーを編集することはできません。 SQL の編集には、SQL 編集の権限が必要です。
重要: サイトにマスター登録されていないクエリーの SQL ステートメントを編集する際、データベース タイプが元のデータベース タイプと同じであることを確認する必要があります。 たとえば、Sybase データベースの SQL 構文規則は Oracle データベースとは異なる場合があります。 このような場合は、誤った構文を適用するとクエリーを破損することになります。

グラフ ウィンドウ

グラフ ウィンドウには、[変更依頼のクエリー] ウィンドウから開くグラフとクエリー ビルダが表示されます。 クエリー ビルダを使用して、変更依頼と同じ方法でグラフのクエリーの作成と編集を行うことができます。 [結果セット] ページには、グラフのデータ ポイントが表示されます。

レポート ウィンドウ

レポート ウィンドウは Crystal Report 機能を使用するため、外観や動作がほかの ClearQuest のウィンドウとは異なる場合があります。 ツールバーには、表示と参照のオプションがいくつか用意されています。 このウィンドウから、レポートをエクスポートまたは印刷することができます。