パッケージのアップグレードの適用

Rational® ClearQuest® または 統合されたパッケージで変更が発生した場合は、既存の統合のアップグレードが必要となることがあります。
注: Rational ClearQuest との統合をアップグレードする場合は、 『IBM Rational ClearQuest と ClearQuest MultiSite インストールおよびアップグレード ガイド』の「Rational ClearQuest のアップグレード」を参照してください。

既存のパッケージをすべてアップグレードするには:

  1. スーパー ユーザー権限またはスキーマ デザイナ権限で Rational ClearQuest Designer にログインします。
  2. [スキーマを開く] ウィンドウが表示されたら、[キャンセル] をクリックします。
  3. Rational ClearQuest Designer で、[パッケージ] > [インストール済みパッケージのアップグレード] をクリックします。
  4. スキーマ リポジトリのリストからスキーマ名を選択し、[次へ] をクリックします。
  5. 適用する必要のあるすべてのパッケージが一覧表示されます。 続行するには、[アップグレード] をクリックします。
  6. アップグレードが完了したら、[終了] をクリックします。

    UCM 統合をリリース 2000.02.10 からアップグレードする場合は、次のステップに移る前に、UCM 状態タイプを必ずマッピングしてください。 UCM 状態タイプをマップするには、次のようにします。

    1. Rational ClearQuest Designer で、[パッケージ] > [状態タイプ名の設定] をクリックします。
    2. [パッケージ ウィザード] で、[パッケージ] のリストから [AMStateTypes] をクリックし、[レコード タイプ] のデフォルト値を受け入れます。
    3. 右の列に表示されている Rational ClearQuest の各状態を、[状態のタイプ] のプルダウン メニューまたは左の列から、該当する状態のタイプにマッピングします。
    4. UCM 統合に新しいレコード タイプを追加した場合は、[レコード タイプ] のスクロール ダウン メニューに表示されます。次のレコード タイプを選択し、レコード タイプごとにマッピング処理を繰り返します。
      注: 状態タイプのマッピングについて詳しくは、 「状態遷移マトリックスを使用した状態モデルのカスタマイズ」を参照してください。
  7. Rational ClearQuest Designer のメニューから [ファイル] > [作業内容のテスト] をクリックして、作業内容を確認します。 選択したスキーマに関連付けられたテスト データベースを選択し、[OK] をクリックして処理を続行します。スキーマの変更のテストについて詳しくは、 「テスト データベースの作成」を参照してください。
  8. テストが完了したら、エラーが発生していないことを確認し、[次へ] をクリックします。
    注: アップグレード処理が失敗した場合は、ステータス ウィンドウにエラーが表示されます。
  9. [ファイル] > [チェックイン] をクリックして変更をチェックインし、[OK] をクリックします。

パッケージのアップグレード ステータスの表示

パッケージをアップグレードするとき、プロセスの完了に合わせてステータスが表示されます。 一般的なステータスは、次のように表示されます。

次のパッケージは DefectTracking 用にアップグレードされます:

 Email 1.0 はリビジョン 6.0 にアップグレードされます。

 
 Notes 1.0 はリビジョン 3.0 にアップグレードされます。

 
 Customer 1.0 はリビジョン 2.0 にアップグレードされます。

 
 UnifiedChangeManagement 3.0 はリビジョン 4.0 にアップグレードされます。

 
 パッケージ アップグレードに成功しました。
ウィザードを終了するには [終了] をクリックしてください。
すると、変更が参照できるようにスキーマが開きます。

 
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