フィールド フックの追加

この演習では、フック スクリプトを作成し、前に Defect レコード タイプに追加した [User_ID] フィールドに作成したフック スクリプトを追加します。[User_ID] フィールドを追加した場合、 ユーザーはこのフィールドに数値を入力するため、フィールド タイプを Integer で定義します。 次に、ユーザーが 1 から 100 までの間の数字を入力したことを確認する必要があります。

フィールド フックを追加するには、以下のステップを実行します。

  1. Designer ワークスペースで、[レコード タイプ] フォルダと [Defect] フォルダを展開します。
  2. [フィールド] をダブルクリックして、フィールド グリッドを開きます。
  3. [User_ID] フィールド行 [確認] 列のセルをクリックしてください。下矢印をクリックします。[SCRIPTS] > [BASIC] を選択します。 スクリプト エディタの上部に、[フィールド] オプションが User_ID に設定され、[フック タイプ] オプションが FIELD_VALIDATION に設定されています。
  4. REM End IF と書かれている行の下に直接、以下のコードを入力してください。
    Dim value_info
    Set value_info = GetFieldValue (fieldname)
    If Not IsNumeric(value_info.GetValue) Then
    user_number_Validation = "Must be an integer between 1 and 100"
    ElseIf (value_info.GetValue < 1) or
    (value_info.GetValue > 100) Then
    user_number_Validation = "Must be between 1 and 100"
    End if

    ユーザーが [User_ID] フィールドに数値を入力すると、Rational ClearQuest クライアントはこの確認フック スクリプトを実行します。ユーザーが非数値、 あるいは 1 から 100 までの範囲外の数値を入力した場合、フック スクリプトは該当するエラー メッセージを 表示します。

  5. [フック] > [コンパイル] をクリックして、スクリプトをコンパイルします。スクリプトにコンパイル エラーがあってはなりません。
  6. スクリプト エディタを閉じます。

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