フィールド動作の定義

この演習では、フィールドの追加 演習で [Defect] レコードに 追加した 2 つのフィールドの動作を設定します。 フィールド動作は、ユーザーがそのフィールドの値入力が可能かまたは必須かを 指示します。 次の選択肢のいずれかにフィールド動作を設定することができます。

[フックの使用] オプションは、フック スクリプトを 参照します。フック スクリプトを書いて、そのフィールドに対する各ユーザーのアクセス レベルを決定することができます。

スキーマに変更を行う前に、スキーマをチェックアウトする必要があります。 スキーマがチェックアウト済みでない場合、 以下のステップを実行します。

  1. Designer で、[ファイル] > [スキーマを開く] をクリックします。 [スキーマを開く] ウィンドウが表示されます。
  2. [チェックアウトして編集または前に保存したスキーマを引き続き編集する] を選択します。スキーマのテーブルから my_sample_schema を選択します。 スキーマがチェックアウト済みであり、前の編集セッションから引き続き作業を続行する場合、 [終了] をクリックします。スキーマがチェックアウト済みでない場合、 [次へ] をクリックし、[終了] をクリックします。

User_ID フィールドのすべての状態の動作を [必須] に設定するには、 以下のステップを実行します。

  1. Rational ClearQuest Designer で、[レコード タイプ] フォルダ、 [障害] フォルダ、[状態とアクション] フォルダを展開します。
  2. [動作] をダブルクリックして、動作グリッドを開きます。 状態に基づくレコード タイプの場合は、レコード タイプの状態遷移モデルで異なる状態に対して、 異なる動作を設定することができます。 例えば、 [Resolution] フィールドを [Resolved] 状態の場合は 必須に設定して、[Resolved] 状態に遷移するときにその障害を どのように解決したかの説明の入力を要求します。
  3. グリッドで User_ID 行にスクロールします。 行内のセルをすべて選択します。 セルのいずれかで右クリックして、[必須] を選択します。
  4. グリッドで Action_reason 行にスクロールします。 [Reassigned] 状態の セルで右クリックして、[必須] を選択します。 [Action_reason] のその他の状態は、[オプション] に設定しておきます。 ユーザーが、障害を再割り当てしようとすると、このフィールドに値の入力を 要求します。

グリッド右側の最終列は、デフォルト動作を指定します。 前にフィールド動作を設定していなければ、デフォルト値に設定されます。状態をレコード タイプに追加する際、その状態のフィールド動作はデフォルト値に設定されます。


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