新規スキーマ リポジトリを作成する場合、メンテナンス ツールによって、
デフォルトの新規接続が作成されます。スキーマ リポジトリを作成する際には、
機能レベルを指定する必要があります。機能レベルは、そのスキーマ リポジトリに対して
使用可能化された機能のセットを定義します。スキーマ リポジトリのデータベース プロパティを
指定する必要もあります。それらのプロパティは、スキーマ リポジトリが使用する製造元データベースに
依存します。
このページでは、次のフィールドを使用します。
- 新規接続
- 新規スキーマ リポジトリを作成する場合、新規接続のアイコンが表示されます。
接続の名前を変更するには、[既存の接続] ペインで接続を選択し、右クリックして、
ショートカット メニューで [名前変更] を選択します。
- スキーマ リポジトリのプロパティ
- そのスキーマ リポジトリの [機能レベル] を選択します。スキーマ リポジトリの
機能レベルによって、関連付けられたデータベースの機能レベルが決定します。
機能レベル フィールドのデフォルト値は、利用可能な最新のレベルです。
例えば、機能レベル 7 では、悲観的なレコード ロッキングと全文検索が使用可能になります。
機能レベル 6 では、ワークスペース フォルダ権限、履歴タイム スタンプに対する協定世界時 (UTC)、およびユーザー データベース用レコード ID の番号の増加が使用可能になります。
どの機能レベルを選択すべきか不明な場合は、
『機能レベルの判別』を参照してください。
- プロパティは、選択する製造元データベースによって異なります。
[製造元] プルダウン メニューからデータベースを選択します。Rational ClearQuest では、次のデータベースをサポートしています。
- DB2®
- Oracle
- SQL Server
- Microsoft Access
注: Microsoft Access ランタイム ファイルは、評価目的でのみ
Rational ClearQuest に付属しており、
実動使用目的ではサポートされていません。これらのファイルは、Microsoft Access の完全なバージョンのファイルではありません。
データベース パラメータを指定する際に、選択する製造元データベースによっては大文字/小文字が区別される場合があります。
データベースの大文字/小文字の区別とプロパティについて詳しくは、
『製造元データベースのパラメータ』を参照してください。
DB2、ORACLE、または SQL Server を使用する予定の場合は、
まず、データベースの製造元から提供されているツールを使用して空のデータベース コンテナを作成する必要があります。
空の製造元データベース コンテナの作成については、『IBM Rational ClearQuest と ClearQuest MultiSite
インストールおよびアップグレード ガイド 』の「製造元データベースの構成」の章を参照してください。