Resource インターフェイスから派生する各インターフェイスには、明確に定義されたプロパティのセットが存在します。 Rational® CM API は、それらのプロパティを調査、変更できます。各インターフェイスには、明確に定義された操作のセットも存在します。プロキシで それらの操作を起動すると、基本リソースでなんらかの処理を発生させることができます。
プロパティの get と set を行うメソッドは、リソースとは 対話しません。set メソッドは、引数値をプロキシに格納し、get メソッドは、 既にプロキシに保管されているプロパティ値を取得します。リポジトリからの値の 読み取りには、Resource.doReadProperties() などの do メソッドを使用し、 リポジトリへの書き込みには、doWriteProperties() などの do メソッドを使用します。
do メソッドにより、Rational CM API Provider がリソースの操作を実行し、サーバーとの対話が行われます。 多くの do メソッドは、オプションの ProperyRequest パラメータまたは Feedback パラメータを使用し、 このパラメータによってクライアントはメソッド実行時にリソースからのプロパティの読み取りを要求できます。 すべての do メソッドは、 サーバーとの最後の対話以降にプロキシ内に設定されたすべてのプロパティ値を、実際のリソースに書き込みます。
各 Rational CM API パッケージ内のインターフェイスは、それぞれ固有の名前を持ち、名前には、それぞれが属するパッケージを識別するプレフィックスが含まれます。 これにより、完全修飾のインターフェイス名を使用していなくても簡単にコードの読み取りができます。