手順
既存のレコードを編集するには、次の手順に従います。
- Session オブジェクトのメソッドを使用して、編集したい Entity オブジェクトを取得します。
注: Session オブジェクトのメソッドを使用するには、あらかじめレコードの定義を把握する必要があります。
Session オブジェクトのメソッドは、定義した条件に一致するレコードをクエリーで検索し、次にそのクエリーの結果セットに表示されたレコードの操作を行う場合に使用できます。
クエリーの API の使用法については、「
クエリーの操作」を参照してください。
- Session オブジェクトの EditEntity メソッドを呼び出します。
ある 1 つのレコードの編集と変更のコミットを行うことができるのは、一度に 1 人のユーザーだけです。あるユーザーが編集中のレコードを別のユーザーが編集しようとすると、IBM® Rational® ClearQuest® は、いずれか 1 人のみに変更のコミットを許可します。最初に変更の検証とコミットを行うユーザーが、正常に処理を終了できます。他のユーザーが変更をコミットしようとすると、そのレコードを編集している間にレコードが更新され、変更をコミットできないことを説明するエラーが出されます。
タスクの結果
Entity オブジェクトのメソッドを使用すると、次のタスクを実行できます。
- レコードのフィールドに値を表示、または変更します。
- フィールド内のデータのタイプ、または全体としてのレコードに関する追加情報を取得します。
- 現在のアクション期間中のフィールド動作を変更します。