保存済み構成を使用して、以前の MBean 設定を
復元できます。これは、MBean 構成を変更したことにより、望ましくない
結果が生成されたとき、既知の作業構成にロールバックする場合に便利です。
このタスクについて
このトピックでは、パス名で次の変数を使用します。
- RATIONAL_COMMON
- Rational 共通ファイルがインストールされるディレクトリ
手順
- コマンド プロンプト ウィンドウで、wsadmin ユーティリティのデフォルト ディレクトリを
CM サーバー サポート スクリプトの位置に設定します。
例えば、次のようになります。
- Windows の場合
- cd "%RATIONAL_COMMON%¥CM¥scripts"
- UNIX システムおよび Linux の場合
- cd $RATIONAL_COMMON/CM/scripts
- シェルの適切な構文を使用して、wsadmin ユーティリティへの
パスを設定します。例えば、次のようになります。
- Windows の場合
- set WAS_BIN="%RATIONAL_COMMON%¥eWAS¥bin"
- UNIX システムおよび Linux の場合
- WAS_BIN=$RATIONAL_COMMON/eWAS/bin
- CM サーバー プロファイル名を指定して、wsadmin ユーティリティを開始します。デフォルトで、CM サーバー プロファイル名は cmprofile です。
例えば、次のようになります。
- Windows の場合
- %WAS_BIN%¥wsadmin -profileName cmprofile
- UNIX システムおよび Linux の場合
- $WAS_BIN/wsadmin.sh -profileName cmprofile
- JACL サポート スクリプト (これに、exportToFile コマンドと importFile コマンドが含まれています) を
wsadmin コマンド シェルにロードします。
wsadmin> source
teamAdminUtils.jacl
- 以前にエクスポートした構成から MBean 構成設定を
インポートします。例えば、次のようになります。
重要: Windows 上で wsadmin コマンド シェルから JACL スクリプトを
実行するときは、JACL スクリプトに渡すパス指定内にスラッシュ「/」を
使用できます。代わりに、バックスラッシュ「¥」の使用を選択する場合は、
各バックスラッシュ文字に追加のバックスラッシュを付けてエスケープする必要があります。
- Windows の場合
- wsadmin> importFile C:/temp/CmServer_backups/MBean.bck
- UNIX システムおよび Linux の場合
- wsadmin> importFile /tmp/CmServer_backups/MBean.bck