ClearQuest Web 用の全文検索の有効化

ここまでで、ClearQuest 全文検索機能を有効にする準備が整いました。

始める前に

このトピックでは、パス名で次の変数を使用します。
CM_SERVER_HOME
変更管理サーバー (CM サーバー) がインストールされるディレクトリ
RATIONAL_COMMON
Rational 共通ファイルがインストールされるディレクトリ
WAS_HOME
IBM WebSphere Application Server がインストールされるディレクトリ
Windows の場合
%RATIONAL_COMMON%¥eWAS
UNIX システムおよび Linux の場合
$RATIONAL_COMMON/eWAS

手順

  1. Windows では、installutil setmasterpropertyfromfile サブコマンドを、 -user_db_name user_db_name 引数とオプションを指定し、 マスター プロパティを TEXT_SEARCH_PROPERTY に設定して実行します。 使用法については、setmasterpropertyfromfile 参照ヘルプをご覧ください。このコマンドを実行すると、ClearQuest Web ユーザー インターフェイスで全文検索機能が有効になります。ただし、まだレコードにインデックスを付けていないので、ユーザーがこの機能を使用しようとしてもレコードは戻されません。
    重要: installutil コマンドが使用できるのは、Windows プラットフォーム上だけです。UNIX システムまたは Linux で ClearQuest 全文検索を構成する場合には、ClearQuest 検索プロパティ ファイル CQ-db_name-dbset_name.xml を Windows コンピュータにコピーしてこのコマンドを実行する必要があります。
  2. 以下のいずれかの手順で、Solr がシステム始動時に自動的に実行されるように構成します。
    • Windows の場合は、コントロール パネルで以下を行います。
      1. [管理ツール] ダイアログ ボックスを開き、左ペインにある [サービス] をダブルクリックします。
      2. [サービス] ダイアログ ボックスで、cqsearchprofile を右クリックし、 [プロパティ] を選択します。
      3. [プロパティ] ダイアログ ボックスの [全般] タブで、 [スタートアップのタイプ] の値を [自動] に変更し、[OK] をクリックします。
      4. [サービス] ダイアログ ボックスで、cqsearchprofile を右クリックし、 [再起動] を選択します。
    • UNIX システムまたは Linux の場合は、ご使用になっているオペレーティング システムのバージョン に基づいて、以下のいずれかの行をファイル init.d に追加します。
      $CM_SERVER_HOME/profiles/cqsearchprofile/bin/startServer.sh server-name >> $WAS_HOME/logs/ewas_start.log 2>&1

      または

      $CM_SERVER_HOME/profiles/cqsearchprofile/bin/startServer.csh server-name >> $WAS_HOME/logs/ewas_start.log 2>&1
    • Windows、UNIX システム、または Linux で、WebSphere 管理コンソールを使用します。 詳しくは、WebSphere Application Server インフォメーション センターを参照してください。

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