Crystal Reports 用の ClearQuest レポート サーバーの構成

このトピックは、Crystal Reports 用の ClearQuest レポート サーバーを構成する方法について説明します。

このタスクについて

重要: 現行リリースでは、 Crystal Reports 用の ClearQuest レポート サーバーがサポートされるのは、 従来型のデータプッシュ レポートを実行する Rational ClearQuest Web でサポートされるプラットフォームのサブセット上のみです。 テクニカル ノート http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=0&uid=swg21216371 を参照してください。
このトピックでは、パス名で次の変数を使用します。
RATIONAL_COMMON
Rational 共通ファイルがインストールされるディレクトリ
Crystal Reports 用の ClearQuest レポート サーバーをインストールした後、この Web コンポーネントを更新して、必要な Crystal Reports Java Reporting Component (JRC) ランタイム サポートを組み込む必要があります。

手順

  1. Crystal Reports Java Reporting Component (JRC) アーカイブ ファイル CrystalReports_CQ_JRC.zip を、 Business Objects の Web サイト (http://www.businessobjects.com/ibmrational) からダウンロードします。 この JRC は、ライセンス交付を受けた IBM Rational ClearQuest ユーザーの場合、無料でダウンロードして入手できます。
  2. Crystal Reports JRC を Web アプリケーションにコピーします。
    Windows の場合
    バッチ ファイル configureJRC.bat を実行します。
    1. コマンド プロンプト ウィンドウを開いて configureJRC.bat がインストールされているディレクトリにナビゲートします。
      cd %RATIONAL_COMMON%¥CM¥profiles¥cmprofile¥installedApps¥dfltCell¥RationalClearQuestWebReport.ear¥CQWebReportModule.war
    2. このディレクトリに CrystalReports_CQ_JRC.zip ファイルをコピーします。
    3. 次のコマンドを実行します。
      configureJRC CrystalReports_CQ_JRC.zip

    UNIX システムおよび Linux の場合
    シェル スクリプト configureJRC.sh を実行します。
    1. UNIX コンソール ウィンドウを開いて、configureJRC.sh がインストールされているディレクトリにナビゲートします。
      cd $RATIONAL_COMMON/CM/profiles/cmprofile/installedApps/dfltCell/RationalClearQuestWebReport.ear/CQWebReport.war
    2. このディレクトリに CrystalReports_CQ_JRC.zip ファイルをコピーします。
    3. 次のコマンドを実行します。
      ./configureJRC.sh CrystalReports_CQ_JRC.zip
  3. IBM WebSphere Application Server を停止してから再始動し、変更をアクティブにします。
    Windows の場合
    1. [スタート] > [コントロール パネル] > [管理ツール] > [サービス] の順にクリックします。
    2. [サービス] ペインで、[IBM WebSphere Application Server v6.1 - cmprofile] を右クリックして、[停止] を選択します。
    3. サービスが停止した後、それを右クリックし、[開始] を選択して再始動します。
    UNIX システムおよび Linux の場合
    1. UNIX コンソール ウィンドウから、次のディレクトリにナビゲートします。
      cd $RATIONAL_COMMON/eWAS/bin
    2. 次のコマンドを入力して、デフォルト プロファイルを停止および開始します。
      ./stopServer.sh WebSphere-host
      ./startServer.sh WebSphere-host

    WebSphere Application Server インスタンスで複数のプロファイルを使用している場合 (例えば、1 つは Rational ClearQuest Web 用で、もう 1 つは RequisitePro Web 用) は、コマンド行でプロファイルを指定する必要もあります。 例えば、次のようになります。

    ./stopServer.sh WebSphere-host -profileName cmprofile
    ./startServer.sh WebSphere-host -profileName cmprofile
  4. Web ブラウザ ウィンドウを開き、以下の URL を入力して、Crystal Reports 用のレポート サーバーが適切に構成されていることを確認します。

    http://localhost:12080/cqwebreport/CRInvoker

    以下のメッセージが表示されたら、サーバーは適切に構成されています。

    レポート文書の期限が切れました。(The report document has expired.)
  5. 以下の状況では、追加の構成ステップが必要です。
    • ClearQuest スキーマ内でデータベース フィールド名が変更された
    • ClearQuest 表示フィールド名がデータベース フィールド名と一致しない
    • ClearQuest 表示フィールド名が 30 文字を超えている

    http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=0&uid=swg21419660 の技術情報を参照してください。


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