ALM 作業プロセスでは、要求レコードがワークフロー プロセスの開始点です。登録者には、要求を登録し、定期的にその状態を確認して、質問やコメントに応答する責任があります。利害関係者は、誰でも要求を登録できます。
ALM 作業プロセスは、オープン状態の要求から開始されます。解決策が受け入れられると、要求レコードは Completed 状態に移動します。登録者は、要求レコードを作成します。次にレコードがオープン状態になります。 登録者は要求を取り消すことも、関連するタスクの状態を確認することもできます。 タスクが完了し、登録者がその解決に同意する場合は、受け入れるアクションを選択して、レコードを Completed 状態に移動することができます。
登録者が解決に同意しない場合は、却下アクションを選択してレコードを却下済み状態に移動することができます。登録者は、その要求の状態を再検討して、新規情報が使用可能になっているかどうかを確認し、受け入れるアクションを選択してレコードを Completed 状態に移動し、新規情報を受け入れることができます。同様に、登録者は取り消しアクションを選択してレコードを取り消し済み状態に移動することができます。登録者は、「取り消し済み」、「完了」、または「却下済み」状態から要求を再オープンすることができます。
登録者は関連付けられた (子) タスクの状態を再検討します。登録者が提供された解決策 (例えば、関連タスクが Completed 状態および解決コードが修正済み) に同意する場合は、登録者は受け入れるアクションを選択して、レコードを Completed 状態に移動します。Completed 状態が最終状態です。
ALM 作業プロセスの開発またはプロジェクト マネージャの役割は、要求を選別してリリース ターゲットを識別することに関連します。この役割は、エンジニアリング、製品およびプロジェクト マネージャ、テスト担当者、または文書化で表されることができます。この役割の責任は、要求を評価し、次に解決を追跡するためのタスクを作成して要求に取り組むことです。タスクがアクティブ化されると、タスクを完了するためのアクティビティが作成され割り当てられます。アクティビティ レコードは、タスク レコードの子レコードです。また、タスクは要求の子レコードです。要求には、1 つ以上のタスクを関連付けることができます。