サーバー ソフトウェアおよびフローティング ライセンス キーのインストール

次の手順で、Linux® または UNIX® システム コンピュータにライセンス サーバー ソフトウェアとフローティング ライセンス キー ファイルをインストールします。

このタスクについて
  1. IBM Rational® Download and Licensing Center から、IBM Rational License Serve をダウンロードします。

    ダウンロード ファイルには tar.gz ファイルが格納されています (ファイル名は対象プラットフォームによって異なります)。名前の形式は PARTNUM.tar.gz です。例えば、C85W8JA.tar.gz のようになります。

    重要: インストール対象のプラットフォームに応じて、 適切なバージョンをダウンロードしてください。
  2. gzip または gtar を使用してファイルをアンパックします。以下に例を示します。

    これは、C85W8JA tar ファイルの場合の例です。

    gzip –dc C85W8JA.tar.gz | tar –xf –

    これにより、RationalLicenseServer.7.0.0.1.PLATFORM というディレクトリが作成されます。ここで、PLATFORM は AIX®、Linux、Solaris、HP-UX のいずれかです。

    GNU tar (gtar) がある場合は、ファイルを untar するときに ファイルを解凍するオプション (-z) を使用できます。例えば、次のように指定します。

    gtar –xzf C85W8JA.tar.gz

  3. uncompress/tar コマンドにより作成されたディレクトリで license_setup スクリプトを開始します。このディレクトリには、.tar.* というサフィックスは付きません。例えば、次のように示します。

    cd RationalLicenseServer.7.0.0.1.Linux

    ./license_setup

    このスクリプトを起動すると、license_setup の使用方法が表示されます。

    このスクリプトでは、Rational ディレクトリ (rational_dir/config ディレクトリなど) の指定が要求されます。

  4. IBM Rational の使用許諾契約に同意するかどうかを選択します。
    • 使用許諾契約に同意すると、スクリプトが続行します。
    • 使用許諾契約に同意しない場合は、スクリプトを続行できません。 プログラムを終了します。 スクリプトは終了して、サーバーに対する変更は行われません。
  5. [Licensing Options Menu] から、ライセンス オプションを選択します。以下に、オプションの概要を示します。
    1. オプション 1: パーマネント ライセンス キーか期限固定ライセンスを所有している場合は、 必ずこのオプションを選択してください。このオプションを選択すると、 ライセンス サーバー ソフトウェア (FLEXnet 10.x) がアップグレードされ、 受信したファイル license.upd をインポートできるようになります。
      要確認: license_setup スクリプトでは、ライセンス ファイルの場所を指定するか、ライセンス キー情報を手動で入力するよう要求されます。ライセンス キーを含むライセンス ファイルがない場合、ライセンス キーの要求 を参照してください。

      パーマネント ライセンスを使用している場合は、次のステップに進んでライセンス ファイル情報を入力します。

    2. オプション 2: オプション 2 は使用しないでください。このオプションを使用するとライセンスは発行されません。
  6. ライセンス ファイル情報を指定します: ファイル .upd のパスを設定して、ライセンス ファイルから情報を自動的にインポートします。
  7. ファイル license_for_server.upd の情報を基に作成される server-name.dat ファイルの場所を定義します。デフォルトでは、license_setup で作成されたファイル server-name.datrational_dir/config ディレクトリに保存されます。

    license_setup で指定されたデフォルト パス (オプション 1、rational_dir/config ディレクトリ) を選択するか、またはオプション 2 を選択して別のパスを指定します。

  8. [License Check] メニューに進みます。

オプション 1 から 3 を順番に実行して、次のメニューに進みます。パーマネント許可ユーザー ライセンスを セットアップしている場合は、オプション 1 だけを実行します。 各オプションは、license_setup のデフォルト設定であることに注意してください。


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