代替サーバーは、フローティング ライセンス キーの単一のプールをまとめて管理する 3 つのサーバーで設定される 1 つのシステムです。
いずれかのサーバーがダウンしても、ほかの 2 つのライセンス サーバーがライセンス プールの管理を自動的に引き継ぎます。
代替サーバー構成では、同時に少なくとも 2 つのライセンス サーバーが起動している必要があります。2 つのライセンス サーバーが共に動作しなくなった場合、3 番目のライセンス サーバーはライセンス処理を行いません。
ライセンス処理を行うには、2 つのサーバーが動作している必要があります。
代替ライセンス サーバーを設定するには、以下の手順を実施します。
- 3 台のコンピュータに Rational ライセンス サーバー ソフトウェアを
インストールします。サポートされているネットワーク設定の操作 および Windows サーバーへのサーバー ソフトウェアのインストール を参照してください。
重要: すべて Windows® サーバーまたはすべて UNIX® システム サーバーで構成されている代替サーバー環境を使用してください。
- 各ライセンス サーバーに、IBM から取得したライセンス ファイルをインポートします。詳しくは、Windows ライセンス サーバーでのフローティング キーの使用法 を参照してください。
- ライセンス サーバーを起動します。
起動する順序は重要ではありませんが、各サーバーは連続して起動してください。
手順については、Windows ライセンス サーバーの起動 を参照してください。
- クライアント コンピュータのユーザーに、License Key Center で要求した順序で、プライマリ、セカンダリ、ターシャリ (バックアップ) ライセンス サーバーのホスト名を知らせます。
このホスト名は、License Key Administrators (LKAD) で入力する必要があります。