tslogger.properties ファイルには、ClearQuest のエラー ログ ファイルとメッセージ ログ ファイルのデフォルトのプロパティ設定が含まれます。 エラー ログ ファイルには常に、致命的なエラーとエラーが含まれます。 デフォルトでは、メッセージ ログ ファイルには、エラー ログ ファイル内のすべてのエラーに加えて、警告メッセージが含まれます。 tslogger.properties 内の対応するプロパティを変更することによって、メッセージ ログ ファイルのログ レベル設定を通知メッセージも含むように変更できます。表 1で、tslogger.properties 内の変更可能なすべてのログ プロパティについて説明しています。 このファイル内の他のプロパティの変更は、サポートされていません。
プロパティ | 説明 |
---|---|
logger.dc.logging | ロギングを有効または無効にします。 有効な値は次のとおりです。
デフォルト: on |
logger.dc.msg.level | メッセージ ログ ファイルにメッセージを書き込むためのログ レベル。 有効な値は次のとおりです。
デフォルト: WARNING |
handler.file.maxFileBytes | エラー ログ ファイルまたはメッセージ ログ ファイルのバイト単位の最大サイズ。
ログ ファイルが最大ファイル サイズに達すると、メッセージは新規ログ ファイルに書き込まれます。
デフォルト: 20480000 |
handler.file.maxFiles | ログ ファイルの上書き (作成順) が開始されるまでの、ファイル システムに書き込まれるログ ファイルの最大数。
この最大数に達した後、ログ ファイル名が再使用されます。
デフォルト: 20 |
handler.file.dc.err.fileName | エラー ログ ファイルのファイル名プレフィックス、またはファイル名プレフィックスを含むフルパス名。
ファイル名プレフィックスのみ (例えば、handler.file.dc.err.fileName=SystemErr) を指定すると、エラー ログ ファイルは、指定されたプレフィックスと SystemErryear_time_pid.log という形式を使用してデフォルトのログ ディレクトリ内に作成されます。 例えば、SystemErr20080530_074357_4528.log のようになります。 ファイル名プレフィックスを含むフルパス名 (例えば、handler.file.dc.err.fileName=/tmp/SystemErr) を指定すると、エラー ログ ファイルは、指定されたプレフィックスを使用して、指定されたディレクトリ内に作成されます。例えば、/tmp/SystemErr20080530_074357_4528.log のようになります。 デフォルト: SystemErr |
handler.file.dc.msg.fileName |
メッセージ ログ ファイルのファイル名プレフィックス、またはファイル名プレフィックスを含むフルパス名。
ファイル名プレフィックスのみ (例えば、handler.file.dc.msg.fileName=SystemOut) を指定すると、メッセージ ログ ファイルは、指定されたプレフィックスと SystemOutyear_time_pid.log という形式を使用してデフォルトのログ ディレクトリ内に作成されます。 例えば、SystemOut20080530_074357_4528.log のようになります。 ファイル名プレフィックスを含むフルパス名 (例えば、handler.file.dc.msg.fileName=/tmp/SystemOut) を指定すると、メッセージ ログ ファイルは、指定されたプレフィックスを使用して、指定されたディレクトリ内に作成されます。例えば、/tmp/SystemOut20080530_074357_4528.log のようになります。 デフォルト: SystemOut |