第 4章商用アプリケーション

訳: 山下 淳 、 1997 年 11 月 10 日

注意: この章はまだまだ情報が足りません。 情報を追加してくれるような企業を待ち望んでいます。 FreeBSD グループはここに載っている企業からの金銭的な支援を期待してはいませんので、 奉仕作業の一つとして掲載しています (そして FreeBSD が係わる宣伝は、長い目で見ると FreeBSD に対してよい方向へ働くと思っています)。 私たちは商用ソフトウェアベンダに、 ここで製品を宣伝してもらうことを望んでいます。詳しくは、 商用ソフトウェアベンダ覧のページをご覧ください。

4.1. FreeBSD 用のオフィススイートはどこで入手できますか?
4.2. FreeBSD 用の Motif はどうやったら手に入りますか
4.3. FreeBSD 用の CDE はどうやったら手に入りますか
4.4. 高機能な商用 X サーバってあるんですか?
4.5. FreeBSD 用のデータベースシステムはありますか?
4.6. Oracle を FreeBSD 上で動かすことはできますか?

4.1. FreeBSD 用のオフィススイートはどこで入手できますか?

  • BSDi は FreeBSD ネイティブ版の VistaSource ApplixWare 5 を提供しています。

    ApplixWare は、豪華で機能満載の FreeBSD 向けの 商用オフィススイートで、ワードプロセッサ、表計算、 プレゼンテーションソフトウェア、ベクタ描画ソフトウェア、 その他のアプリケーションを揃えています。

    FreeBSD 版の ApplixWare の購入は こちらからどうぞ。

  • Linux 版の StarOffice は FreeBSD で完璧に動作します。Linux 版の StarOffice をインストールするもっとも簡単な方法は、FreeBSD Ports コレクションを利用することです。 また、オープンソースの OpenOffice も将来のバージョンで動作するでしょう。

  • 4.2. FreeBSD 用の Motif はどうやったら手に入りますか

    FreeBSD 用の廉価版 ELF Motif 2.1.20 (i386 版、Alpha 版) に関する情報はApps2go から 手に入れることができます。

    この製品には、「開発者版 (development edition)」 と、 より安価な「ランタイム版 (runtime edition)」 の二つの版があります。これらの製品は以下の物が含まれています。

    • OSF/Motif manager、xmbind、panner、wsm。

    • uil、mrm、xm、xmcxx、インクルードファイルや Imake ファイルといった開発者向けキット

    • FreeBSD 3.0 以降で利用できる ELF 版スタティックライブラリ、 およびダイナミックライブラリ

    • デモンストレーションプログラム

    注文する際には FreeBSD 用の Motif であることをきちんと 確認してください (あなたの欲しいアーキテクチャを指定するのも 忘れないでください!)。NetBSD や OpenBSD 用の Motif もまた、 Apps2goから販売されています。現在、FTP による ダウンロードのみ利用可能です。

    より詳しい情報は

    Apps2go WWW page

    問い合わせは

    Sales または Support 電子メールアドレス。

    もしくは

    phone (817) 431 8775 or +1 817 431-8775

    他の FreeBSD 用 Motif 2.1 (ELF 版、a.out 版) に関する情報は Metro Link から手に入れることができます。

    この製品は以下の物が含まれています。

    • OSF/Motif manager、xmbind、panner、wsm。

    • uil、mrm、xm、xmcxx、インクルードファイルや Imake ファイルといった開発者向けキット

    • スタティックライブラリ、およびダイナミックライブラリ。 (FreeBSD 3.0 以降で利用できる ELF 版か、 FreeBSD 2.2.8 以前で利用できる a.out 版を指定してください)

    • デモンストレーションプログラム

    • 整形済みのマニュアルページ

    注文する際には FreeBSD 用の Motif であることをきちんと 確認してください。Linux 用の Motif も Metro Link から販売されています。現在、CDROM および FTP によるダウンロードが利用可能です。

    FreeBSD 用の a.out 版 Motif 2.0 に関する情報は Xi Graphics から 手に入れることができます。

    この製品には以下の物が含まれています。

    • OSF/Motif manager、xmbind、panner、wsm。

    • uil、mrm、xm、xmcxx、インクルードファイルや Imake ファイルといった開発者向けキット

    • FreeBSD 2.2.8 以前のバージョンで利用できるスタティックライブラリ、 およびダイナミックライブラリ

    • デモンストレーションプログラム

    • 整形済みのマニュアルページ

    注文する際には FreeBSD 用の Motif であることをきちんと 確認してください。BSDI や Linux 用の Motif もまた、Xi Graphics から販売されています。現在フロッピーディスク 4枚組ですが、 将来的には CDE のように統合された CD に変わるでしょう。

    4.3. FreeBSD 用の CDE はどうやったら手に入りますか

    以前 Xi Graphics より FreeBSD 用の CDE が 販売されていましたが、現在は既に販売が終了しています。

    KDE 多くの点で CDE と類似しているオープンソースの X11 デスクトップ環境です。 xfce の ルック & フィール (訳注: 外観や操作方法のこと) も気に入るかも知れません。 KDE、xfce は、いずれも FreeBSD Ports Collection に含まれています。

    4.4. 高機能な商用 X サーバってあるんですか?

    はい、Xi GraphicsMetro Link から、FreeBSD ほか Intel ベースのシステムで動作する Accelerated-X という製品が販売されています。

    Metro Link は、FreeBSD のパッケージ操作ツールを利用することで 容易に設定が行なえるほか、数多くのビデオボードをサポートした 高機能な X サーバを提供しています。配布はバイナリ形式のみで、 FTP が利用可能です。もちろん、とても安価 ($39) に手に入れることができます。

    また、Metro Link は ELF 版、a.out 版の FreeBSD 用 Motif も販売しています (前を参照)。

    より詳しい情報は

    Metro Link WWW page

    問い合わせは

    Sales または Support 電子メールアドレス

    もしくは

    phone (954) 938-0283 or +1 954 938-0283

    Xi Graphics が提供している高性能な X サーバは楽に設定を行なえるほか、 数多くのビデオボード をサポートしています。サーバはバイナリのみが含まれます。 FreeBSD 用と Linux 用の統合されたフロッピーディスクに入っています。 Xi Graphics は Laptop サポートに特化した高性能 X サーバも提供しています。

    バージョン 5.0 の「互換デモ」が無料で入手できます。

    また Xi Graphics は FreeBSD 用の Motif と CDE も販売しています (前を参照)。

    より詳しい情報は

    Xi Graphics WWW page

    問い合せは

    Sales または Support

    もしくは

    phone (800) 946 7433 or +1 303 298-7478.

    4.5. FreeBSD 用のデータベースシステムはありますか?

    もちろんです。FreeBSD のウェブサイトにある 商用ベンダー というセクションをご覧ください。

    また、FreeBSD Ports Collection のデータベースのセクションも参考になるでしょう。

    4.6. Oracle を FreeBSD 上で動かすことはできますか?

    はい。Linux 版 Oracle を FreeBSD でセットアップするための方法は、 次に示すページに詳しく書かれています。

    本文書、および他の文書は ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/doc/ からダウンロードできます。

    FreeBSD に関する質問がある場合には、ドキュメント を読んだ上で <questions@FreeBSD.org> まで (英語で) 連絡してください。
    本文書に関する質問については、<doc@FreeBSD.org> まで電子メールを (英語で) 送ってください。