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SybContext

クラスメソッド

create(lang=nil, timeout=0, async=nil)
SyBaseクライアントライブラリーの初期化を行ない、新規にSybContextオブ ジェクトを作成します。

lang には、$SYBASE/locales/locales.datに登録されてあるロケー ル名を指定し て下さい。

timeoutには、接続タイムアウト秒を指定してください。省略時あるいは値 0は、タイムアウトしないことを意味します。

asyncは、マルチスレッドアプリケーションの場合は、必ず true に設定して下さい。
asyncを true にすると、内部的には、遅延非同期IOを行なうモー ドになり、sybase API のネットワーク入出力中においても、ruby のコンテ クストスイッチが切り替わるようになります。

メソッド

destroy(force=false)
クライアントライブラリーを終了させます。成功すると、true、失敗すると falseを返します。(SyBase CTlib の ct_exit に相当)

forceに true を設定すると、未処理の結果のあるなしにかかわらず、 このコンテクスト内の全ての接続を切断し、ライブラリーを終了させます。

setprop(proptype, val)
コンテクストレベルでの、クライアントライブラリー特性を設定し、成功す ると true、失敗すると falseを返します。(SyBase CTlib の ct_config(CS_SET) に相当)

proptype には、SybConstantで定義され ている定数を指定してください。

getprop(proptype)
コンテクストレベルでの、クライアントライブラリー特性を検索します。 (SyBase CTlib の ct_config(CS_GET) に相当)

proptype には、SybConstantで定義され ている定数を指定してください。