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Name

xloadface - ホストの状況の表示

Usage


xloadface [options] [group ...]

Description

xloadface は,あるグループの中のホストについて,ユーザーとCPU負荷の 状況を絵で表示する. ホスト名はアルファベット順に表示される. 負荷状況として,負荷が0.1以下の場合"idle",0.9以下の場合"run", 1.8以下の場合"busy",4.5以下の場合"heavy",9.0以下の場合"fever", それ以上では"crazy"の絵が表示される.また,5分以上音信不通の場合down の絵が表示される.

ホストに対応する絵をクリックすると, そのホストの負荷状況とユーザーが表示される.また, Helpボタンをクリックすると, どの絵がどの負荷に対応するかの説明が表示される. これには,最後に情報を表示したホストのビットマップと負荷が 使われる. さらに,Exitボタンをクリックすると, 実行が終了する.

グループ名はグループ記述ファイル /etc/host_org に書かれたものを使うが, 特殊な名前としてall,everything,othersが定義されている.allは記述ファイルに 載っているすべての ホストについて情報を表示し,everythingはスプールファイルにあるすべての ホストの情報を表示する.また,othersは記述ファイルに載っていない ホストの情報を表示する. グループ名を省略すると,記述ファイルの最初に記述された グループの情報が表示される.

Option

-interval interval
画面の更新の間隔を秒単位で指定する.デフォルトは60秒である.
-org org_file
ホストのグループ記述ファイルを指定する.
-bitmapdir directory_name
表示に使用するビットマップファイルのあるディレクトリを指定する. この指定があると,指定されたディレクトリにある idle.icon, run.icon, busy.icon, heavy.icon, fever.icon, crazy.icon, down.icon の7つの ファイルをビットマップとして使用する.
-titlefont fontname
タイトルのフォントを指定する.
-windowratio ratio
表示されるビットマップの縦横の数の比を指定する.これを1にすると 正方形に近くなるようにビットマップが配置される.この数字を 大きくすると横長に,小さくすると縦長になる.デフォルトは 3である.
-nosort
表示されるホストを名前順にソートせず,/etc/host_orgに記述された 順に表示する.
-loadbound boundaryvalues
ホストの負荷表示の境界の値を指定する.これは,idle,run,busy,heavy,fever の 上限となる負荷の値を:で区切って並べたものである.デフォルトは 0.1:0.9:1.8:4.5:9.0 である.
その他の Toolkit Option は"だいたい"使用できる.

X defaults

xloadface では,標準的なリソースの他に,次のようなものが利用できる.
bitmapFileDirectory (クラス BitmapFileDirectory)
表示に使用するビットマップファイルのあるディレクトリを指定する.
widgetSpecificBitmap (クラス WidgetSpecificBitmap)
ビットマップファイルを,そのウィジェット固有にするかどうかを 指定する.
interval (クラス Interval)
画面の更新の間隔を秒単位で指定する.デフォルトは60秒である.
windowRatio (クラス Ratio)
表示されるビットマップの縦横の数の比を指定する.
sortHost (クラス Sort)
表示されるホスト名を名前順にソートするかどうかを指定する. デフォルトは True.
loadBound(クラス LoadBound)
ホストの負荷表示の境界の値を指定する.
orgFile(クラスOrgFile)
ホストのグループ記述ファイルを指定する.

Host Group Description

ホストのグループは,/etc/host_orgに記述される. 記述形式は
グループ名: ホスト名1 ホスト名2 ...
とする.最初に記述されたグループはdefaultとみなされ, グループ名を省略した場合にはこのグループが表示される.

Files

/var/rwho/whod.*各ホストの情報
/etc/host_orgグループ記述ファイル

Related Information

ruptime(1) , rwho(1)

Author

Akinori Ito (aito@rcais.tohoku.ac.jp)


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